エッジー過ぎずどこかクラシカル、タイムレスで気品をたたえた着こなしが大人気のキャサリン皇太子妃。対してメーガン妃は、ミニマルで程よくトレンドを取り入れた、モードなコーディネートが支持されています。

ロイヤルファッションの王道といえばソリッドなワントーン。2人も公の場で無地をまとっているイメージがありますが、ときには、装いを小粋に盛り上げる柄を楽しむことも。今回は、とっておきのプリントワンピースの着こなしをピックアップしました。

キャサリン妃は…細かなチェックや小さなドットのオーセンティックなプリントで上品に

■1:きちんと感あるデザインに遊び心を添えるファッショナブルな千鳥格子

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足元は柄ともリンクするブラックでキリッと引き締め。

2022年12月2日、アメリカ・ボストンにあるハーバード大学を訪問。詰まった襟元とタイトなシルエットが特徴の黒と青の千鳥格子のワンピースで登場しました。ニュージーランド出身のデザイナーによる一着は、モード感とクラシックさが共存し、オンからオフまで幅広く愛用できそうなアイテム。ブルーのミニバッグで今っぽさを後押し!

■2:ツイストの効いたディテールを品よくまとめる可憐なドット

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さりげなくウクライナの国旗カラーを取り入れています。

2022年11月17日、レディング・ウクライナ・コミュニティセンターを訪れた際は、イギリスブランドのワンピースをセレクト。透け感のある薄手の生地がフェミニンな一着で、ネイビー&イエローの配色と、ブルーのリボンベルトが特徴です。ポップなカラーリングでも派手見えしないのは、イエローのドットが細かいため。パンプスもネイビーを選び、知的さ漂うスタイリングに。

メーガン妃は…シックなカラーで大柄をスッキリ洗練された着こなしに

■3:ミニで美脚を強調!レトロシックな1960年代風プリント

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アップにしたヘアが似合う、辛口な着こなし

ロンドンのキングスカレッジで開催された国際女性デーのパネルディスカッションに出席。モノトーンのワンピースは、渦巻きのようなグラフィカルなプリントが目を引くデザイン。ミニ丈とハイネックラインと組み合わせで、肌見せのメリハリ効いています。ジャケット、クラッチバッグ、パンプスはブラックで統一し、インパクトのあるワンピースを引き立てて。

■4:無彩色でシックにまとうロマンティックな花柄

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チャーミングなプリントもシックなカラーなら落ち着いた雰囲気に。

イギリスのトゥイッケナムにあるブリンズワースハウスに到着した際の一枚です。アメリカンブランドによるグレーのフローラルプリントのワンピースは、ドレスアップな雰囲気漂うタフタ素材。スクエアネックが優美なムードをさらにアップしています。同じくグレーの、ロングコートを羽織って甘さを中和。シックとチャーミングのバランスが絶妙なコーディネートを完成しています。


キャサリン皇太子妃とメーガン妃の「プリントワンピース」の装いをご紹介しました。きちんと感は保持しつつも、プレイフルなエッセンスで、着こなしの洒落感を高めてくれるプリント。ぜひ冬スタイルに奥行きを授ける楽しいスパイスとして、取り入れてみてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子