雑誌『Precious』2月号では、特集「オーベルジュをとことん楽しむ品よく映える『洗練きれいめカジュアル』」を展開しました。

宿泊施設を備えたレストラン=オーベルジュが日本に誕生してから久しいですが、近年、地域に根ざした食文化を楽しむ旅=ガストロノミーツーリズムという考えも浸透し、日本各地で今、「オーベルジュ」が飛躍的な進化を遂げています。

豊かな自然に上質な食…。目で、舌で、幸せを堪能できるオーベルジュでの滞在には、着心地のよさとエレガンスを兼ね備えた着こなしが理想。

そんなバランス感覚に優れた、大人のための冬旅スタイルをまとめてご紹介します。

■1:特別な時間の始まりはクリーン&ストレスフリーな装いで

ニット_1,パンツ_1,イヤリング_1,指輪_1,靴_1,バッグ_1,時計_1
「マンゾーニ24」のベスト¥297,000・「クルチアーニ」のニット¥59,400(ストラスブルゴ)、パンツ¥29,700(theory luxe)、イヤリング¥869,000・リング¥682,000(フレッド)、時計¥1,034,000(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)、バッグ¥353,100(デルヴォー・ジャパン)、靴¥130,900(JIMMY CHOO)

前はカシミアファー、後ろはウールカシミアのニット素材。凝ったつくりのベストは、ラグジュアリーで動きやすく、宿を訪れる日に最適。白のスティックパンツやグレージュのミニバッグを合わせ、自然の風景になじむ淡いトーンに。

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■2:芳醇な一杯と絶景に癒やされる、夕暮れどき。「鮮度の高い黒」が気分を盛り上げる

パンツ_1,イヤリング_1,バッグ_1,ジャケット_1,Tシャツ_1,小物_1
ジャケット¥517,000・Tシャツ¥125,000・パンツ¥220,000・ベルト¥340,000・イヤリング¥94,000・バッグ¥665,000・バッグに付けたチャーム¥122,000(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)

アイコニックな「バー」ジャケットが、ニット素材に進化。美しいシルエットはそのままに、着心地がよく暖かで、きれいめカジュアルの精度を高めてくれる。

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■3:穏やかな日差しとふんわりなびくチュールスカートに心が解き放たれて

バッグ_1,ニット_1,スカート_1,靴_1,イヤリング_1,ブレスレット_1
ニット¥320,100・スカート¥488,400・バッグ¥195,800(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン コレクション〉)、イヤリング¥737,000・ブレスレット¥1,947,000(ポメラート)、靴¥105,600(シューズ・ファースト〈ロレンツォ・マシェロ〉)

オーベルジュでゆったりと過ごすなら、気負いのないエレガントな着こなしに。エンブレム付きのシルクカシミアニット×アシメトリーな裾のチュールスカートなら、ちょうどいいテンションに仕上がる。共にカーキ、というのも洒落て見える理由。足元はスエードのニーハイブーツで、洗練性を高めて。

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■4:メインダイニングでのディナーには、チェーンモチーフが輝くジャケットを相棒に

ニット_1,ジャケット_1,ピアス_1
「ヴァレンティノ」のジャケット¥797,500・ニット¥231,000・「ヴァレンティノ ガラヴァーニ」のピアス¥83,600(ヴァレンティノ ジャパン)

メゾンのアーカイブにあるチェーンモチーフを、シルバーの刺繍によって立体的に表現したツイードジャケット。さらっと羽織るだけで華やぎが生まれ、顔周りを明るく見せてくれる。旅先でのドレスアップシーンにうってつけの一着。

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■5:美しい料理、ピンクのスカート煌めく小物…。多幸感に満ちた冬の夜

ニット_1,スカート_1,イヤリング_1,ネックレス_1,指輪_1,バッグ_1,靴_1
ニット¥26,400(スローン)、スカート¥143,000(カオス丸の内〈カオス〉)、イヤリング¥280,500・ネックレス[長]¥915,200・[短]¥381,700・リング¥561,000(TASAKI)、バッグ¥77,000(ピエール アルディ 東京〈ピエール アルディ〉)、靴¥187,000(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、タイツ/スタイリスト私物

理屈抜きに心がときめく、ピンクのフレアスカート。黒のリブニットでシックにまとめたら、黒蝶真珠のネックレスとリングで端正なアクセントを。静謐でモードな輝きが、旅先での夜をさらに印象深いものへと導く。また、洗練カジュアルに欠かせない遊び心は、メタリックピンクのミニバッグやビジュー付きのベルベットパンプスに託して。

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■6:たっぷりとエナジーチャージした朝。穏やかな配色で足取りも軽く

ニット_1,指輪_1,バッグ_1,靴_1,コート_1,パンツ_1,ストール_1,サングラス_1,ピアス_1,ブレスレット_1
コート¥696,300・ニット/参考商品・パンツ¥97,900・ストール¥71,500(マックスマーラ ジャパン)、サングラス¥33,000(プロポデザイン〈propo〉)、ピアス¥902,000・ブレスレット 手首側から/¥583,000・¥2,398,000・リング¥1,188,000(ブルガリ ジャパン)、バッグ¥267,300・靴¥100,100(トッズ・ジャパン)

コートは贅沢なアルビーノキャメル素材。ダブルブレストのストレートシルエットやショート丈のワイドスリーブが、優雅な空気感を織りなす。白いニットやパンツ、アイボリーのストールなど、まろやかな配色でまとめて、チェックアウト時も上品に。

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■7:レストランでは、一枚で映える柄ワンピースを軸に

ワンピース_1,ネックレス_1,ストール_1,バッグ_1,靴_1
ワンピース¥79,200(アルアバイル〈ハーヴェルスタジオ〉)、ネックレス¥564,300・バングル¥551,100(TASAKI)、ストール¥80,300(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バッグ¥198,000(ヴァレクストラ ジャパン)、靴¥116,600(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)

オーベルジュ旅のメインイベントであるディナー。品格やマナーを考慮するのは当然、気のきいたアイディアで、大人の余裕漂うドレスアップを目指したい。ジオメトリックパターンを総レースで表現したワンピースは、一枚でも存在感たっぷり。スライスパール、超ミニバッグ…。モノトーン配色に、チャーミングな小物で味付けを。

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■8:移動日は、軽やかで鮮やかなカシミアポンチョが主役

コート_1,ニット_1,パンツ_1,サングラス_1,イヤリング_1,ブレスレット_1,バッグ_1,靴_1
コート¥374,000(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)、ニット¥33,000(トヨダトレーディング プレスルーム〈アスペジ〉)、パンツ¥46,200(トレメッツォ〈ピーティートリノウーマン〉)、サングラス¥58,300(グローブスペックス エージェント〈アーレム〉)、イヤリング¥781,000・ブレスレット¥1,056,000(ポメラート)、バッグ¥755,700(デルヴォー・ジャパン)、靴¥106,700(トッズ・ジャパン)

鮮やかなピンクの、カシミアマントコートはまとうだけでオーラ満点。インはタートルニット×スティックパンツという「ハンサムな黒」で、コートのきれいな色を際立たせつつ小粋に。

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訪れたのは…「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」

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「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」のフレンチレストラン「ル・グラン・リス」。その名は御代田の町花「やまゆり」に由来し、四季折々の旬食材を生かしたコース料理は絶品。

全国にレストランを展開する「ひらまつ」が手掛けるホテル「HIRAMATSU HOTELS」のフラッグシップとして2021年にオープンした「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」。

宿泊できるレストランというオーベルジュの概念を進化させた「森のグラン・オーベルジュ」の象徴となるのが「Table Nature(ターブル・ナチュール)」と題した、自然と融合した食体験。大人が旅する目的となりうる理想の場所です。

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※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※高橋リタさんの【高】は「はしごだか」が正式表記です。

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PHOTO :
生田昌士(hannah)、小林美菜子(静物)
STYLIST :
高橋リタ
HAIR MAKE :
野田智子
MODEL :
RINA
COOPERATION :
THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田
EDIT&WRITING :
今村紗代子、喜多容子・安村 徹(Precious)