港区赤坂に位置する「ANAインターコンチネンタルホテル東京」。例年好評を博している、全館をあげたストロベリーフェアが今年も開催中です。
3Fの中国料理「花梨」で味わえる「ストロベリー・チャイニーズ・アフタヌーンティー」は、いちごをテーマにした自家製点心とスイーツを組み合わせたもの。飲茶とアフタヌーンティーを同時に楽しめる贅沢なメニューです。
■1:点心師直伝の皮から手がけた10品のセイボリー
2023年の干支であるうさぎの絵が描かれた特注のボックスに配されたのは、いちごをテーマにした華やかなアイテム。引き出しを開けると、中からはスイーツがお目見えします!
本アフタヌーンティーの推しポイントのひとつが、セイボリーの充実度です。しかも、飲茶の本場・香港の点心師(点心専門の料理人)直伝の自家製点心を味わえるというのだから、期待値も上がりますよね。
まずは、さっぱりとした2品から。プリプリの海老と甘酸っぱいいちごが相性バツグンの「海老と苺のサラダ マヨネーズソース」と、いちごが香る甘酢で金柑をより風味豊かにいただける「金柑の苺の甘酢漬け」です。
「二色の海老の蒸し餃子」は、プリップリの海老を包んだ白い餃子とホタテと海老を組み合わせた赤い餃子を楽しめます。
蒸籠からちょこんとのぞくウサギがかわいい「Kawaii点心(ウサギの形をした黄ニラと海老の蒸し餃子)」。ほのかに甘いモチモチ食感の皮と黄ニラの風味が絶妙に合い、何個でも食べたくなります。
「鴨肉のロースト」は、旨味たっぷりの鴨肉とシャキシャキとしたきゅうり、甘酸っぱいいちごをしっとりモチモチの皮で包んだもの。具材はもちろん、皮のおいしさに驚かされます。
ネギと赤ピーマンでいちごを表現した「イカの湯引きネギのソース」と、柔らかく煮込んだ牛肉とさわやかないちごの相性を感じられる「牛肉の煮込み」、細かく角切りにしたいちごやパイナップル、セロリでさっぱりといただける「豚肉と魚の甘酢ソース」も。
ライターの個人的イチオシメニューが「野菜と湯葉の上湯スープ」です。揚げニンニクや湯葉、ブロッコリーなどの旨みが凝縮されたスープで、心も体もポカポカに。スイーツと点心の合間にいただくのがおすすめです。
■2:洋風と中国風、計8品のスイーツを堪能できる
スイーツも盛りだくさん。洋風と中国風、2ジャンルのスイーツ8品をいただけます。
洋風のスイーツは、ホテルのパティシエによるもの。しっとりとしたフィナンシェとさわやかないちごが絶妙な「ストロベリーと練乳のフィナンシェケーキ」や、「ストロベリーマカロン」「ストロベリータルト」「ストロベリーレモンケーキ」「ストロベリーシェイプドチョコレート」「ストロベリールビーチョコレートクリーム」といったANAインターコンチネンタルホテル東京では定番のいちごスイーツ6品が並びます。
こちらは、「花梨」のシェフが手がけた中国風のスイーツ。大粒のベリーをあしらった「愛玉ゼリー」とプチプチとしたタピオカを苺ミルクでいただける「苺のタピオカミルク」、どちらもさっぱりとした味わいです。
■3:点心と一緒に堪能したい6種の中国茶
ドリンクは、6種類の中国茶とコーヒー、紅茶など8種類から好きなものを好きなだけ。中国茶は、キンクモセイの香り豊かな「桂花(ケイカ)茶」やプーアル茶をさらに香ばしくしたような緑茶「珠(ジュ)茶」などがあります。ポットで提供されるので、たっぷりいただけるのがうれしいですね。
アルコールのフリーフローを楽しめるプラン(¥3,000)もあるので、お好みで選んでみてください。
本アフタヌーンティーは、1日3部制で各部10組まで利用できます。気になる人は、早めにチェックしておくとよさそうです。
自家製点心とスイーツ、一品一品の味や量がちょうどよく、満足度の高い本アフタヌーンティー。アフタヌーンティーに興味はあるけど、甘いものをたくさん食べられない人にもおすすめです。
問い合わせ先
- ANAインターコンチネンタルホテル東京
- 「ストロベリー・チャイニーズ・アフタヌーンティー」
- 提供期間/〜2023年5月31日(水)※月曜を除く
- 提供場所/3F 中国料理「花梨」
- 提供時間/1部 11:30〜、2部 14:00〜、3部 17:30〜 ※2時間制、前日15時までの要予約(火曜日のみ2日前15時まで)
- TEL:03-3505-1185(9:00〜21:00)
- 住所/東京都港区赤坂 1-12-33
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- TEXT :
- 畑菜穂子さん ライター
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