Precious誌面で確立した“らしさ”は私たちの理想像|“保奈美スタイル”の魅力を検証
本誌のファッションページにも数多く登場し、Preciousに欠かせない “スタイル” を確立した保奈美さん。服を通して多面的な女性を演じる、その圧倒的な魅力を代表的な4スタイルを例に振り返ります。
Style1:軽やかで華のあるワンピースを主役にした「チャーミング・ワンピース」
女性リーダーに向けたファッション企画は、Preciousの人気コンテンツのひとつ。なかでも一枚で様になり、仕事から会食まで網羅できるチャーミングなワンピースは、エグゼクティブスタイルの定番に。
「ワンピースは華やぎシーンだけでなく、仕事での緊張した場面でも十分通用します」とスタイリストの犬走比佐乃さん。ベースとなるのは、仕立てがよく、美しいシルエット、そして膝下丈。周囲に優しい印象を与えることも必須です。
Style2:エレガントかつモダン!今のムードを反映した「保奈美トラッド」
保奈美さんがふだんからもトラッド好きであることは周知の事実。Preciousのファッションページでも、トラッドテイストを取り入れた着こなしがたびたび登場しています。男靴を主役にした企画のときは、時代に合わせてさりげなくシルエットやディテールをアップデートした大人流儀のトラッドスタイルを紹介。
保奈美さんが書き下ろしたエッセイのほか、私物の男靴も登場した大充実の誌面は読者からも大好評。
Style3:ブラウス×パンツの黄金比でスタイルアップを狙った「NEW・BOSSスタイル」
女性BOSSの働き方も多様な時代。そこでPreciousでは、保奈美さんがドラマ『SUITS/スーツ』で見せた華麗なるアイコンスタイルを、ブラウス×パンツに替えて提案。クチュールテイストの華やかなブラウスをボトムインしたスタイリングは、腰周りもすっきり見えるうえ、適度な緊張感もあってスマート!
プレシャス世代のスタイルアップに役立つ黄金比を、犬走さんを筆頭に徹底的に研究しました。
Style4:甘さを抑えて潔く!大人だから着こなせる「マニッシュファム」
今のトレンドであるジェンダーレスなファッションを、成熟した大人の女性が自然体で取り入れるならば……、そのお手本こそ、保奈美さんが表現してくれた「マニッシュファム」。
「メンズライクなジャケットを着ても、インナーをシルクブラウスにするとか、ニットにするとか、甘くなりすぎない程度に柔らかい要素を入れるよう工夫しています」と犬走さん。ジャケットの袖をまくる、肩から羽織るといった仕草もエレガントに。
保奈美さん登場のファッションページには、どれも “シンプルなのに華がある” と、常に熱い視線が注がれています。なかでも “保奈美スタイル” の代表ともいえるのが、数年前に放映され話題になったドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)で、保奈美さんが演じた女性リーダーの華麗なるBOSSスタイル。ドラマでも衣装を担当したスタイリストの犬走さんは、「これまでの堅い印象の仕事服をまとったBOSS像とは違い、スーツを着た男性と肩を並べても見劣りしない、華やかで優しい雰囲気の女性像が確立できたと思います」。ドラマではブラウス×タイトスカートが中心でしたが、Precious誌面では、ワンピースを主役にした企画も大ヒット!掲載されたアイテムは売り切れになるという状況が続出。読者からは、リアルなお手本になるという声も届きました。
また仕事シーンに限らず、ふだんの保奈美さんに近い自然体のカジュアルスタイルも、読者に反響があります。特にメンズライクなジャケットスタイルや大人のトラッドスタイルは、“保奈美スタイル” の定番に。ひとつひとつの着こなしに生き方までも映し出すスタイルは、プレシャス世代の理想です!
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- PHOTO :
- 浅井佳代子、長山一樹(S-14)
- STYLIST :
- 犬走比佐乃
- HAIR MAKE :
- 福沢京子
- MODEL :
- 鈴木保奈美
- EDIT&WRITING :
- 兼信実加子、喜多容子(Precious)