マスクを着用し続けて約3年。いよいよマスク着用緩和となりますが、今、自信を持ってマスクを外せますか?鏡に映った自分は、コロナ前よりもプラス5歳は老けていそう、マスクを取ったら幻滅されそう、と心配な人も多いのではないでしょうか。その理由は長いマスク生活によって口周りの筋肉が衰えて、口角が下がり、ほうれい線が目立っているから。

口元の老けを解消するにはスキンケアも有効ですが、より早く結果を出したいならば、口元の筋トレがおすすめ。

エイジングデザイナーの村木宏衣さんが考案した、口元の筋肉を鍛え上げる、割り箸を使ったトレーニング法ならとても簡単!口角を上げる「口角挙筋」、口を動かす「口輪筋」と、上唇を引き上げる「上唇挙筋」をまとめて鍛え上げることができるので、ぜひトライを。口角がキュッと引き上がることで、笑顔がつくりやすく明るい表情になり、好感度もアップしますよ。

■Step1:割り箸を口角に当たる位置に当ててくわえる

割り箸を横にして口角に当たる位置に当て、しっかりとくわえた状態で口を閉じます。できるだけ割り箸を奥に入れると、筋肉に負荷をかけやすくなりますよ。

割り箸を口角に当たる位置に当ててくわえる
 

■Step2:「え」の口にして口角を上げる

前歯を全て見せるように、「え」の口にして、口角がいちばん高く上がるところで止めて1分間キープします。きついと感じくらいの位置で止めるようにしましょう。

また、割り箸が斜めになっていると口元の歪みの原因になるので、水平になっていることを鏡で確認しながら行いましょう。

「え」の口にして口角を上げる
 

【まとめ|割り箸1本で下り口角を引き上げ!【村木さん伝授】口元筋トレ4か条】
1.口角の下がりやほうれい線が現れるのは、口元の筋肉の劣化が原因。
2.マスク着用緩和に向けて、より早く結果を出したいならば口元の筋トレがおすすめ。
3.口元の筋肉を鍛え上げるには、割り箸を使ったトレーニングが簡単。
4.「口角挙筋」「口輪筋」「上唇挙筋」をまとめて鍛え上げ、引き上がった口角に。

以上、「割り箸1本で下り口角を引き上げ!【村木さん伝授】口元筋トレが若見えに効く」を教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は3月18日の更新です。お楽しみに!

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村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、最新刊の『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。新刊『10秒で実感! 自分史上最高の小顔になる 魔法の顔ほぐし』(宝島社)が発売中。 Instagram
体験者:今野和美さん
41歳
「割り箸を加えて『え』の口にするだけで、口周りの筋肉にすごく効いているのを実感します。マスク生活で固くなっていた筋肉がほぐれたよう。これを1分間行うと、ちょっと疲れますが、口元の筋肉がかなり動かしやすくなって笑顔もつくりやすいです。これを続ければ、口角も上がり、フェースラインまでキュッと引き締まりそうな気がします」
PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子