エッジー過ぎずどこかクラシカル、タイムレスで気品をたたえた着こなしが大人気のキャサリン皇太子妃。対してメーガン妃は、ミニマルで程よくトレンドを取り入れた、モードなコーディネートが支持されています。

ワントーンスタイルやポインテッドトゥのハイヒールなど、共通点も多い2人の着こなしですが、最も違いが表れるのがジュエリー使いかもしれません。今回はとくに手元のコーディネートにフォーカス。リングやウォッチ、ブレスレットの個性あふれるスタイリングをご覧ください。

キャサリン皇太子妃は…サファイヤのエンゲージリング一択!お守りのように身につけて

■1:パール&サファイヤで気品溢れるロイヤルスタイル

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ブレスレットに合わせ、イヤリングもパールをセレクト。

2022年3月24日、プラチナジュビリー・ロイヤルツアーの6日目、ジャマイカ国防軍のパレードに出席。左手薬指に輝くのはダイアナ妃の遺品であるサファイヤのリング。オーバルシェイプのサファイヤが14個のダイヤモンドで飾られています。左手はエンゲージリングとしてウィリアム皇太子から贈られたこのリングのみ。右のパールとダイヤモンドの3連ブレスレットも、義理の母であるダイアナ妃が所有していたもの。白レースのワンピースをまろやかな艶めきで品よく盛り上げています。

■2:ワンピースのカラーとリンクするリングで上品シンプルに

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指を美しく揃えたクラッチバッグの持ち方にも注目!

第一次世界大戦時の家族への手紙を見学するため、ロンドンの帝国戦争博物館を訪問。左手にエンゲージリングと、老舗フレンチメゾンによるラウンドフェイスのウォッチをつけて。リングはワンピースのブルーと調和するカラーで、その輝きが際立ちます。右手は何もつけていませんが、「レス・イズ・モア」なスッキリと洗練されたムードを醸しています。

■3:カジュアルな装いにもなじむ「マイ定番」の組み合わせ

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清潔感ある短めのネイルに透明のマニキュアで艶を添えて。

ドイツ公式訪問の2日目、ハイデルベルクでボートレースに参加。アクティブなシーンでも、皇太子妃にとってのお守りジュエリーであるリングは薬指に。2と同じウォッチも合わせて身につけています。

■4:プラチナとゴールドをミックスして今っぽい雰囲気に

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プレーンなトップスにはゴールドでスパイスを。

ロンドンのバタシーパークで、パンデミックでの支援についてを母親たちと語り合った皇太子妃。リングとウォッチの白い輝きに、右手のバングルでゴールドをミックス。地金の輝きがカジュアルな着こなしにこなれ感をプラスし、手元から洗練を漂わせています。

メーガン妃は…イエローゴールドが基本!ファッションに合わせて楽しむレイヤードスタイル

■5:透明な輝きをトッピング!シアー素材を上品に盛り上げて

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ミルキーホワイトのネイルで柔らかな雰囲気。

ロンドンのバッキンガム宮殿で開催されたチャールズ国王(当時は皇太子)の70歳の誕生会に出席。左薬指に輝くのはエンゲージリングです。3つ並んだダイヤモンドのうち、メインはヘンリー王子がボツワナで購入したも。そのサイドのダイヤモンドはどちらも、ダイアナ妃が所有していたものを使ったのだそう。テニスブレスレットは義父であるチャールズ国王からの贈り物。華奢なデザインが可憐な印象を高めています。

■6:ジュエリーを大胆にあしらった手元でエッジーなアクセントをオン!

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幾つもリングを重ねたようにみえるデザイン。

ウィンザーのセントジョージ礼拝堂で行われた、ヨーク公ユージェニー王女とジャック・ブルックスバンクの結婚式に出席。カナダ生まれのジュエリーデザイナーによるアーティスティックなリングで右手をプレイフルに演出。ブレスレットも同じデザイナーのもの。つや消し仕上げでマットなゴールドなので華美になりすぎず、アートピースのような印象的な手元に仕上げています。

■7:イエローゴールドとダイヤモンドの煌めきでグラマラスに

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スタイリッシュなデザインを選んで今どき感ある手元。

2022年4月16日、オランダ・ハーグで開催されたインビクタス・ゲームズに出席。左手にはフレンチメゾンによるアイコニックとなバングルと、5と同じテニスブレスレットをレイヤード。リュクス感がありながらも、こなれた雰囲気漂うスタイリングに。右手の薬指と小指には同じデザインのリングを着用。ベゼルセットダイヤモンドとパヴェダイヤモンドバンドが特徴的な、指をくるっと斜めに覆うデザインです。

■8:ボールドな手首を際立てる華奢でモードなチェーン

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ナチュラルなネイルで抜け感を。

2022年4月15日、ハーグ市とオランダ国防省が主催するインビクタス・ゲームのレセプションでは、手元に寄り添う繊細なブレスレットが印象的なスタイリングを披露。100%リサイクルされゴールドチェーンを中指に引っかけて着用するスペシャルなデザインです。白のパワースーツに負けない迫力満点なゴールドウォッチと、甲の繊細なチェーンが小粋なコントラストを描いています。


キャサリン皇太子妃とメーガン妃の「手元コーデ」をご紹介しました。好みはもちろん、ジュエリーに対するアプローチに個性が表れているのも印象的。夏は手元のおしゃれが気になる季節、ぜひ2人のスタイリングを参考にしてみてくださいね。

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WRITING :
神田朝子