『Precious』本誌のほか、ファッション誌を中心に人気スタイリストとして活躍する望月律子さん。望月さん自らがコーディネートしてくれるファッションレンタルサロン「Allons-y(アロンズィ)」のオーナーでもあります。
今回は、「地金アクセサリー」「バッグ」「ホーザリー」、3種類の小物使いで着映えるコーディネート術を人気スタイリストの望月律子さんにご指南いただきました!
■地金アクセサリー:地金の艶で今っぽさやこなれた雰囲気を演出!
シンプルな服にも抜群に映える「効きのよさ」が魅力の「地金アクセサリー」。あしらい方でさまざまな雰囲気を楽しめ、着こなしをアップデートしてくれます。地金アクセサリーで艶を足すだけで、普段の着こなしに上品さを与えてくれます。
左のアクセサリーは…
強さとフェミニンさが絶妙に融合したパール付きのチェーン。「大きめチェーンに地金、と強さがあるので、フェミニンなパールがバランスをとってくれます」」とのこと。黒レースとパールに、地金が加わることでモードな雰囲気のコーデになります。
中央のアクセサリーは…
今っぽさ抜群のチョーカー。襟元との合わせが難しかったり、好き嫌いが分かれそうなエッジィな見た目。
望月さんによれば「鎖骨の間にチャームがくるような王道ネックレスだと物足りない……、そんなときに今どき感を演出するのにぴったり」なチョーカーだそう。首元に今っぽさを加えて、コーデに新鮮な印象に更新してくれます。
右のアクセサリーは…
まるでアートのような個性的な意匠のブレスレットとネックレスのセット。「地金は肌なじみがいいので、デザイン性が高かったり、ボリュームのあるものにもトライしやすいはず」だそう、リングもレイヤードすることでリズミカルなコーデを楽しんでみてください。
■バッグ:組み合わせを変えるだけで装いの印象を劇的にチェンジ!
つづいては、雰囲気をガラッと変えてくれるバッグのコーディネート術をご紹介。服でムードを変えるのが難しい場合、望月さんは小物使いを変える方法を提案。配色や素材感をチェンジするだけで服の印象も全く異なって見えるそうです。
左のバッグは…
ベロア素材のクラッチバッグ。ワンピースと同色のマスタードで合せて、おしゃれな同色異素材のコーデに。バッグは「ゴールドの持ち手がブレスレットのように見えるデザイン」なので、合せるとモードな印象に仕上げてくれるとのこと。
中央のバッグは…
明るい抜け感を添える白のショルダーバッグ。上品な色味のバッグを添えることで、エレガントさが増します。
「パールのネックレスとリンクする白のバッグ。服がロング丈のワンピースで配色もシックなので、軽やかさを添えてくれます」(望月さん)
右のバッグは…
軽やかで愛らしいかごバッグは、春夏っぽさだけではなく、女性らしさも印象づけてくれます。
「可愛らしいかごバッグは、ややカジュアル感がありながらもフェミニンな方向に導いてくれます」(望月さん)
■ホーザリー:足元の印象を変えて、素脚よりおしゃれに!
そして、3つ目にご紹介するのは、足元から印象を変えるホーザリーのコーディネート術。同じ黒のルックでも、異なるカラーのホーザリーで、全く違う印象に仕上がります。引き締め、ヘルシーさ、洒落感と、理想の印象に合せた色選びをしてみましょう。
左のホーザリーは…
スタンダードなナチュラル系より、スタイリッシュな雰囲気のグレージュカラー。特徴は「ナチュラルストッキング感覚で履けるうえ、ほんの少し色が入っているので、おしゃれに見える効果」だそう。
脚になじみつつ、ほんのりグレーの影が感じられるトーンが洒脱な印象に導きます。
中央のホーザリーは…
すらりとした脚に見せてくれる引き締めカラーの黒のホーザリー。「お仕事での会食やレセプションパーティ」など、フォーマルなシーンでおすすめだそうです。
脚が出る丈のボトムを大人が攻略する際に、透ける黒はスッキリ見えを叶えてくれるお役立ちカラーです。
右のホーザリーは…
引き締めと洒落感を両立するグレー。望月さんによれば、グレーは「フォーマル感がありつつもやり過ぎず、おしゃれな雰囲気を演出」するカラーです。
グレーの色味は、黒よりも柔らかく仕上がるので、脚をキュッと見せつつ、シックさも感じさせる小粋さが魅力。程よく馴染んで落ち着いた印象に仕上げてくれます。
望月さんのInstagramにもご注目ください!
思わず「真似したくなる!」着こなし提案がたくさん見られる、望月さんのインスタグラムも好評です。ぜひフォロー(ユーザー名:ritsukomochizuki)して、日々のスタイリングの参考にご活用ください。
以上、人気スタイリストの望月律子さんによる「着映えが叶う小物」のコーディネートをご紹介しました。お届けしたポイントを参考に、普段の着こなしにひと味加えてみてくださいね!
- TEXT :
- Precious.jp編集部