雑誌『Precious』8月号では「私を語る印象派ジュエリー」と題して、4人のジュエリー賢者がたどり着いた今の結論をご紹介。上質でシンプルな服を愛するプレシャス世代は、その人らしさを象徴し、鮮やかに印象づけるステディジュエリーをもっています。

本記事では、『Precious』専属モデルの真樹麗子さんに想い出のストーリーやセレクトの決め手をうかがいました。

真樹 麗子さん
『Precious』専属モデル
(まき れいこ)品格を感じさせる美しさは本誌美容ページでもおなじみ。私生活では中学生の息子の子育てに日々奮闘するかたわら、こだわりのインテリア、料理などを紹介。そのライフスタイルが注目を集め、ファンが急増中。

「私の人生のストーリーを色鮮やかに映し出すジュエリーです」(真樹 麗子さん)

時計_1
20歳のお祝いに両親から贈られた『タンク フランセーズ』以来、”カルティエ”のホワイトゴールドを自分が頑張ったご褒美として購入。時計『ヘキサゴナル ラニエール』、ペンダント『アグラフ』、そしてテニスブレスレットは、リンクするデザインをセレクト。テイストや石の輝きを堪能するため、ブランドは揃えることが多い。

装うことが好きで、本当に似合うもの、自分らしくいられるものを身につけたいと願ってきました。初めてPreciousの仕事をいただいた20代の頃、現場でお世話になった方々の装いにも大きな影響を受けました。

特に印象的だったのが、上質でシンプルな服にさらりとラグジュアリーなジュエリーを合わせていらしたこと。もともと自分の顔立ちや個性には、シャープなデザインを白や黒、ネイビーで装うのがしっくりくると感じていたこともあり、「シンプル服に上質ジュエリーでインパクトを」が、私のスタイルの基本となりました。

”カルティエ”は私の最愛ブランドのひとつ。とりわけ『ヘキサゴナル ラニエール』は、出合った瞬間、洗練された美しさとスペシャルな存在感に魅了されました。ドレスアップしたときはもちろん、白シャツにデニムといったカジュアルなスタイルにも、品格とエレガンスを与えてくれます。『アグラフ』のペンダントは、ネイビーのカシュクールの胸元にちらっと忍ばせて。

ファッションは時代と共に変わっていくものですが、ジュエリーは普遍の美しさを備えています。身につけているだけで気持ちを高め、自分を鼓舞してくれるのです。今まで頑張ってきた、私の人生のストーリーを鮮烈に蘇らせてくれるような存在です。(真樹さん)

※掲載アイテムはすべて私物になりますので、ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください。

関連記事

PHOTO :
小池紀行(cask)
EDIT&WRITING :
喜多容子(Precious)
取材・文 :
河西真紀