事実上、そして体感としても海外への旅が復活してきた今、次のバカンス先としておすすめなのがモナコのエレガントな5つ星ホテル。カジノ広場から至近、1886年に建てられたベルエポックスタイルの「ホテル メトロポール モンテカルロ」です。

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「ホテル メトロポール モンテカルロ」のエントランス。

先鋭デザイナーによって生まれ変わったベルエポックの宮殿「ホテル メトロポール モンテカルロ」の魅力5選

パリの「ホテル コスト」などを手掛けた、世界的に有名なフランス人建築家・インテリアデザイナーであるジャック・ガルシアにより全面改装されたホテルは、2004年夏に再オープン。地中海の魅力を備えつつ、都会的な洗練と彼の特徴である官能性を感じさせる空間として生まれ変わりました。

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日替わりのフルーツを使用したウェルカムドリンク。

最高のロケーションにありながら静謐な空気が流れる施設を、「ホテル メトロポール モンテカル」PRディレクターのローレンス・シュコー(Laurence Shukor)さんにご案内いただきました。

■1:次の滞在が楽しみに!定期的に変わるフラワーデザイン

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2023年7月16日までの期間限定デコレーション。

足を踏み入れた途端、目を奪われるのがモダンなセンスを湛えた美しいデコレーション。いまの空気感を感じとるのに有効なアートは、ホテルの重要なエレメントのひとつです。

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朝食から軽食まで、カフェとしても利用できるロビーバー。

「デコレーションは、3〜4ヶ月に一度、季節ごとに全く異なる様相に変わリます。今はブルーを基調に蝶々などをモチーフとしており、それは(パーテーションに飾られた蝶々を指差し)空間のそこここに。テーマカラーはスタッフのスカーフや、テーブルにセットされたグラスにも統一されています」(「ホテル メトロポール モンテカルロ」PRディレクターのローレンス・シュコーさん。以下省略)

ロビーバーを中心に右へ進むとダイニング、左へ進むとレセプションエリアがあらわれます。

「バーでカクテル『レイン フォレスト』と『グリーン フォレスト』を注文すると、一杯につき1ユーロが森林再生活動へ寄付されるんですよ」

美味しいカクテルで自然を守る取り組みに貢献! サステナブルな意識に寄り添う高いセンスが感じられますね。

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ダイニングの手前にあるライブラリー風エリア。本棚には実は化粧室に続く隠し扉が。

■2:最新グルメ&ミシュラン星つき和食!美食を極めるレストラン

3つのレストランを備える同ホテルですが、最新ダイニングが「レ・アンバサドゥール・バイ・クリストフ・キュサック(Les Ambassadeurs by Christophe Cussac)」です。

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オープンキッチンが印象的な空間。中央がクリストフ・キュサックさんです。

「現在はメインエリアのほか、テラス、プライベートな個室も利用できます。キッチンはメイン、ルームサービス用、ペストリーセクションに分かれており、なかにはプライベートに軽食を食べられるカウンターも今後つくる予定です」

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テラスはF1モナコグランプリのコースに隣接。

「テラスからレースを眺めることができます。すぐ先に最初のカーブがあるのでこの位置でスローダウンするんですよ。グランプリの期間中、このテラスと個室は解放されるので、誰でもここでレースを観戦できるんです」

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本物の味と高い技を絶妙に融合させた地中海料理を提供。

「クリストフ・キュサックはジョエル・ロブションと40年働いた経験のある、極めて素晴らしいシェフです。ここでの食事はこのうえない美しい経験となるはず。以前はロブションが毎月のようにこのホテルを訪れていたこともあるんですよ」

2つめのレストランが2008年開業の「ヨシ(Yoshi)」。

「シェフの山崎健央(やまざき たけお)による日本料理で、フレンチリビエラで唯一、ミシュラン1つ星を獲得しているお店です」

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コンパクトながらカラフルで居心地のよい店内。

メインビルディングとは別棟にあり、寿司をはじめ焼き鳥や天ぷらなどオーセンティックな料理を、コンテンポラリーなインテリアの空間で楽しむことができます。

■3:宿泊者が利用可能なジム&サウナを併設「スパ・メトロポール・バイ・ジバンシィ」

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スパのエントランス。

「世界にスイスとここの2つしかないジバンシィによるスパです。宿泊者は併設のジムやヒートエクスペリエンス(サウナエリア)を利用可能。とてもリラックスできるのでぜひ体験してくださいね。トリートメントの後にはジバンシィのプロダクトが使用できるメイクアップエリアも併設しています」

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インテリアは全て同様に統一されています。

「12あるキャビンはシャワーを完備しています。また、こちらのダブルスイートのほか、シングルスイートのなかにもバスタブ付きがあります」

■4:カール・ラガーフェルドがデザインしたプールエリア「オデッセイ」

屋外にあるプール「オデッセイ(Odyssey)」は、シャネルのデザイナーとして一時代を築いた巨匠、カール・ラガーフェルドが担当したオートクチュールなインテリアが印象的。

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ファッショナブルな世界観を表した写真作品が存在感を発揮。

「ちょうどスパの上階に位置するアウトサイドのプール。冬は全体にカバーがされて異なるムードとなります。カール・ラガーフェルドが基調となるカラーなど全てをセレクトした空間は、フォトグラファーとしても活躍した彼のアート作品が飾られています」

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チキンのクラブハウスサンド。

プールサイドでは、素材が生かされたライトでヘルシーな料理を楽しめます。

■5:地下3階に広がる「メトロポール・ショッピング・モンテカルロ」

ホテルに隣接するのが、ショッピングモールの「メトロポール・ショッピング・モンテカルロ(Metropole Shopping Monte-Carlo)」。巨大なシャンデリアが目をひく優雅な空間にはカフェをはじめ、幅広いジャンルのブティックが揃っています。

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ホテルのゲート、左隣にショッピングモールに続くエスカレーターがあるので滞在中アクセスしやすい。

華麗な装飾に見惚れる「デラックス ジュニア スイート」を深掘り!

62のルームと63のスイートの客室からなるホテル メトロポール モンテカルロ。さらに紐解くべく、実際に宿泊した「デラックス ジュニア スイート」の詳細をご紹介します。

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「デラックス ジュニア スイート」40SQM ¥250,000〜(参考価格)

高層階に位置するデラックス ジュニア スイート。広々としたラウンジエリアにベッドルームが面しており、ゆったりと空間を使用することができます。

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テーブルには取材時のメインモチーフであった蝶々を象ったスイーツが。
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イタリア産大理石とマホガニー材のバスルーム。

バスタブのほかに、マッサージジェットのついたシャワーブースも。ストレスフリーなダブルシンクで、アメニティはフェラガモです。

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全身が映るミラーを備えたウォークインクローゼットが嬉しい!

ホテル メトロポール モンテカルロでラグジュアリーを極めたスタイリッシュな休日を

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映画『007』にもたびたび登場するカジノ広場。
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モナコ・ヴィルからエルキュール港の眺め。

ニース空港から車で20分ほどのモナコでは、現代の公国を建国したモナコ大公レーニエ3世(1923〜2003年)にオマージュを捧げるイベントを開催中です。

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建国大公と呼ばれるレーニエ3世。

スポーツイベント、コンサートなどが予定されるなか、見逃せないのが特別展覧会「大公のおうち時間(Le Prince Chez Lui)」。2023年8月20日までモナコ大公宮殿の大居室で開催され、新しいフレスコ画が期間限定で公開されています。

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グレース・ケリーと大公の結婚式での引出物にも使われた「ショコラトリー・ドゥ・モナコ」。

大公宮殿を中心とした旧市街のモナコ・ヴィルへもバスで10分ほどのホテル メトロポール モンテカルロ。

午前中は旧市街で下町風情を楽しみ、午後はホテルでプールやスパ、ショッピング。美食でお腹を満たした後は行き交うスーパーカーを横目にしながらカジノへ…と幅広い過ごし方を実現します。

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ジャック・ガルシアらしいムード漂う、洗練されたインテリア。

働く大人の醍醐味を感じるラグジュアリーな滞在。レーニエ3世生誕100周年を祝う歓喜のモナコで、非日常を思う存分楽しんでみてはいかがでしょうか。

※1泊25万円は「デラックス ジュニア スイート」の参考価格です。

問い合わせ先

ホテル メトロポール モンテカルロ

モナコ政府観光会議局

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この記事の執筆者
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WRITING :
神田朝子