若者に “神アイテム” と人気のコスメにも注目|百戦錬磨の美容賢者が “推し” アイテムを厳選!驚きの視覚効果で今どき美人顔が叶う「ハイ&ローコスメ」
メイクコスメに「旬」を取り入れないとあか抜けない顔に…。そのことを熟知している美容賢者は感度の高い若い子たちが神アイテム!と賞賛するコスメにも注目。ここでは今どきメイクが叶う、【ハイ&ロー】の組み合わせ術を教えてもらいました。
1.【High】パルファン・クリスチャン・ディオール『プレステージ ホワイト ル プロテクター UV ルミエール シアーグロー』
2.【Low】コーセー『ヴィセ グロウ トリック』
艶×艶の最強ペア。頬高く、ハリ感もある旬な大人の艶肌に|ビューティ エディター 國藤 直子さん
もちろんお世辞だとわかっているけれど「頬の艶感がきれいですね」と、某ブランドのBAさんにほめられた。まさに、今の私の最強ペアというべき組み合わせで出かけた日。
まず「ディオール」『プレステージ』のUVベースでトーンアップ。スキンケア効果が抜群で、ツヤッと透明感が高い肌に整え、しかも崩れにくい。で、この上からキメ細かいルースパウダーを軽くつけて、肌をいったんマットにしておき、頬骨の高い位置から目尻にかけて「ヴィセ」のハイライターを指でオン。配合された3色のパールがとても繊細で、肌の内側から艶が出ている感じに仕上がり、頬高の印象に。その後、カラーメイクをしている間にパウダーが肌になじむと、UVベース本来のグロウ感で肌がピンと張ったように感じられ、理想的な大人の艶肌が完成するというわけ。輝きすぎない、旬の艶肌はハイ&ローコスメのペアのおかげかも。これからもほめられて、自信をつけようと決意!(文・國藤直子)
3.【High】カネボウインターナショナルDiv. 『カネボウ アイブロウシェイドペンシル』
4.【High】エレガンス コスメティックス『エレガンス フロッキー アイブロウ マスカラ』
5.【Low】ロージーローザ『 アイブロウメイクフィックス』
若い子専属と見過ごすのは絶対損。ハイ&ローで長もち美眉に|ビューティ エディター 栗原 緑さん
新しいヘアで意気揚々と引き上げた美容室。が、シャンプー時の擦れか、眉尻が消えていた…という経験は私だけではないはず。これからの時季は、汗で薄れるという事故も。眉は顔の額縁。だからこそ鉄壁の構えで仕上げたいもの。
私の場合はペンシルにマスカラなど数品使うのがルーティン。なかでもヘビロテ製品が、絶妙ななめらかさ&細さの芯で自然な眉を演出する「カネボウ」の『アイブロウシェイドペンシル』。そしてふんわり立体仕上げと超絶グレージュのカラーで熱愛の「エレガンス」の『フロッキー アイブロウ マスカラ』。総仕上げには、ドラッグストアで見つけた「ロージーローザ」の『アイブロウメイクフィックス』。眉頭から眉尻に向かってひと刷けするだけで、アイブロウを一日キープ。これ、いわゆるプチプラですが、この機能とコスパを、若い子専属と見過ごすのは絶対損。ハイブランドコスメとの組み合わせでつくるハイ&ローな長もち美眉。これぞ「今」のメイクスタイルでは?(文・栗原 緑)
6.【High】クレ・ド・ポー ボーテ『タンクッションエクラ ルミヌ』
7.【Low】資生堂 『マジョリカ マジョルカ ラインエキスパンダー』
艶やかなベースに明るいラインが映え、旬の抜け感が生まれます|ビューティ エディター 近藤須雅子さん
SNSで若い女性たちからイイね!を集めている旬コスメ。かわいくてプライスも手頃ですが、多用するとメイクだけがポップで、洋服やヘアとちぐはぐになってしまうのが困りものです。
大人のベストバランスは、アイライナーやマスカラなど狭い範囲に使うアイテムを、ぴりっとスパイスとして効かせることのよう。これならビビッドカラーやラメ入りの旬アイテムも無理なくこなせて、ウィットの効いた洗練メイクに。また、メイクアップアーティストさんによると、リキッドライナーやマスカラなど液状アイテムの賞味期限は1、2か月とのことですが、惜しげなく買い換えられるのもプチプラコスメならではです。
最近のお気に入りは、「クレ・ド・ポー ボーテ」の名作ファンデーション『タンクッションエクラルミヌ』に、数多い「資生堂」」ブランドのなかでもポップなセンスではピカいちの『マジョリカ マジョルカ』の『ラインエキスパンダー』の組み合わせ。艶やかなベースに明るいリキッドラインが映え、旬の抜け感が生まれます。(文・近藤須雅子)
8.【High】パルファム ジバンシイ『ル・ヌフ・ジバンシイ』
9.【Low】イミュ『デジャヴュ ラスティンファインE 極細クリームペンシル』
「引き締めすぎない」ソフトブラウンライナーが洗練シャドウを引き立てる|ビューティ エディター・入江信子さん
「若い子が使うコスメを上手に取り入れたい!」と願う人は少なくないはずです。そんななか美容関係者の間でよくいわれるのが、「ライナーやマスカラなどの棒モノはプチプラで探せ」。というのも、毎年「この価格でこの品質!?」と驚くような名品が次々と登場しているからです。
最近では『デジャヴュ』のライナー。極細の芯が目の際にみっちりフィットして、もちは抜群。かなり細く描け、しかもペンシルならではの線の優しさも。さらに「引き締めすぎない」ソフトブラウンの色味で、今っぽい抜け感が出るのもいいところです。
合わせるシャドウは「ジバンシイ」。同じブラウンやピンクでも、絶妙にトーンや質感が異なるカラーが揃っていて、こういう微差の表現はやっぱりリュクスなブランドらしいなあ、と。その洗練された色味を引き立てるのが、質感も色も柔らかい『デジャヴュ』のライナー。シャドウの繊細さが損なわれず、軽さと深みが両立した眼差しが叶います。(文・入江信子)
10.【High】ラ・メール『ザ・リップバーム』
11.【Low】マンダム 『CYQ CUPID LIP』
若い子のようなぷっくりとした唇を再現できる推しの2品|『Precious』ビューティ ディレクター・五十嵐享子
長く続いたマスク生活で、最も注目が集まったコスメのひとつが、落ちにくいリキッド状マットリップ。あらゆるメーカーが競い合うように新製品を登場させるなか、目についたのが『CYQ CUPID LIP』の大きなチップ。 “人中を短くする” 、つまり上唇をふっくらさせるのがコンセプトで、たっぷりと厚みのある膜感に仕上がります。上唇の山にポンポンとスタンプ塗りしたあとは、全体にサッと塗り広げるだけで、若い子のようなぷっくり感が。特に太陽光を思わせる明るいオレンジにほのかにベージュを混ぜたようなこの色は、口角を引き締めキュッと上がった輪郭に見せてくれるところも優秀。落ちにくい&にじまないからリップライナーも必要なし。
マットリップはどうしてもシワが気になるので「ラ・メール」のリップバームをリップ下地として使用するだけでなく、グロス代わりに上からも重ねています。唇は頬の5倍のスピードで乾く…ボリューム維持のために、ケアものには投資するのが信条なのです。(談・五十嵐享子)
12.【High】SHISEIDO『エッセンス スキングロウ ファンデーション』
13.【Low】かならぼ『 b idol 1moreペンシルR 04』
透け感、光感の重なりが意外にも悩みレスな大人艶肌を実現|ビューティ エディター・長田和歌子さん
年齢を重ね、肌悩みが増えても、ベースメイクは「カバーして消したい」気持ちを抑え、透明感や艶で全体の肌印象を上げ、悩みを感じさせないようにシフトしてきました。けれど、どうしたって気になるのが目の下のクマや小ジワ。ずっと薄づきファンデーションにコンシーラーを重ねていたのですが、『1moreペンシルR』に出合ってからはこれ一択。このハイライトは繊細な光沢感でくすみを晴らしてトーンアップ。ふわっと目元が明るくなるのです。さらに密着力が高く、目元の動きにもピタッとフィットして小ジワも目立たなく!
また、新作ファンデーションは極上の透け感、艶、スキンケア効果を叶えた注目作。この2品なら、今どきな透け感と艶やかさだけでなく、肌悩み消しのおまけまでついてくるのです。(文・長田和歌子)
14.【High】カネボウ化粧品『センサイ ラッシュレングスナー 38℃』
15.【Low】カネボウ化粧品『ケイト レアフィットジェルペンシルN 』
縦横に線と光を増幅。失われた目ヂカラを足す完璧仕上げの黒色コスメ|ビューティ エディター・柳田美由紀さん
年齢を重ねて顔の線が曖昧になり、色は濁ってコントラストが甘く。そしてまぶたは徐々に下がり、黒目に入る光が激減…。なので線を補足し、肌とのコントラストを増す黒色コスメ選びは、私にとって最重要です。
マスカラに求めるのは、ボリューム調整が自在で、ぼたづき無縁。黒の濃度が高く、お湯でフィルム状に落ちてくれないと困る。そして落とすまでカールは維持してほしい。そんなわがままに応えてくれるのが、『センサイ』です。これはまさに特級品の仕上がり。また、きちんとメイクをするときは黒色の濃さを求めてジェルライナーを使いますが、折れやすいのが難点。『ケイト』は、発色も使いやすさも落ちにくさも、高級なものと遜色ない。仮に途中で折れてしまっても、落ち込まずにすむこともうれしいポイントかもしれません。(文・柳田美由紀)
16.【High】グッチ『イルミナトールドゥ ボーテ』
微細な球状パールとプレート状のパール顔料を配合し、光を美しく乱反射させるリキッドハイライター。ファンデーションの上から重ねたり、デコルテに塗布し、華やかさを演出。
17.【High】トム フォード ビューティ『アイカラー クォード 』
シアースパークル、サテン、シマー、マットの質感をセットした、温かみのあるブラウンパレット。肌と一体化して濡れたような艶を放つ絶妙な質感はさすが。自然な立体感が生まれる。
18.【High】シャネル『レ ベージュ トゥッシュ ドゥ タン』
保湿成分をたっぷりと含むジェルファンデーション。粒状のカラーピグメントを付属のブラシでつぶしながら塗布すると、薄膜でピタリと密着。薄いシミなら消せるほどカバー効果あり。
19.【High】Amplitude『コンスピキュアス チークスリミテッドコレクションb 』
幾何学的なデザインで配色された6色入りチーク。シワ肌にも溶け込むようになじむ微細な粉体で、中央の4色を混ぜて塗布すると自然な血色感、外側のパール2色を重ねると艶が増す。
20.【Low】コーセー 『ファシオ ウルトラ WP マスカラ (ロング)』
汗にも皮脂にも負けないウルトラウォータープルーフで、13時間化粧もちが続く。さらに、つけている感じがしない使用感になるフェザーフィット成分入りで軽やかな上向きまつげに。
21.【Low】メイベリン ニューヨーク 『スカイハイ』
まるでヘアブラシのような形のコームで、まつげの根元にグッと入り込み、梳とかし上げながら塗布できる。マスカラ液がボタづきせずにまつげに薄くコーティングできるところも優秀。
22.【Low】カネボウ化粧品『ケイト スーパーシャープライナーEX3.0』
文具メーカー「ぺんてる」と共同開発した「精密シャープ筆」を採用。筆先にコシがあり、極細ラインが描きやすいと人気。汗、皮脂に強いのに、お湯でスルッと落ちる処方なのもいい。
23.【Low】UZU BY FLOWFUSHI『EYE OPENING LINER ブラウンブラック』
極細のナイロンファイバーを独自に成形した『フェルトby大和匠筆(TM)』を採用。このブラウンブラックはほのかな血色感をプラスし、キツくなりすぎず、自然に目の輪郭を引き締める。
※掲載商品の価格は、税込みです。
問い合わせ先
- パルファン・クリスチャン・ディオール TEL:03-3239-0618
- コーセー TEL:0120-526-311
- カネボウインターナショナルDiv. TEL:0120-518-520
- ロージーローザ TEL:0120-25-3001
- エレガンス コスメティックス TEL:0120-766-995
- クレ・ド・ポー ボーテお客さま窓口 TEL: 0120-86-1982
- 資生堂お客さま窓口 TEL: 0120-81-4710
- パルファム ジバンシイ〔LVMHフレグランスブランズ〕 TEL:03-3264-3941
- イミュ カスタマーセンター TEL:0120-371367
- マンダムお客さま相談室 TEL:0120-37-3337
- ラ・メール TEL:0570-003-770
- SHISEIDOお客さま窓口 TEL:0120-587-289
- かならぼ TEL:0120-91-3836
- カネボウ化粧品 TEL:0120-518-520
- メイベリン ニューヨーク お客様相談室 TEL:03-6911-8585
- UZU BY FLOWFUSHI TEL:0120-963-277
- グッチ クライアントサービス TEL:0120-99-2177
- トム フォード ビューティ TEL:0570-003-770
- シャネル カスタマーケア TEL:0120-525-519
- Amplitude TEL:0120-781-811
- PHOTO :
- 戸田嘉昭(パイルドライバー)
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)