週末の休日スタイルで、リッチ感にあふれたラグジュアリーな装いを完成させたいというのが大人の女性のひとつの目標。ここでは、ブランド別、時計やバッグ、アウターから大人のためのカジュアルスタイルを研究します。休日がさらに楽しくなる、自分なりの旬カジュアルを見つけてください!
【目次】
- 【ブランド別】レディースカジュアルスタイル
- カジュアルスタイルに合うレディース腕時計
- 40代から持ちたいカジュアルスタイルに合うバッグ
- レディース冬のカジュアルアウターコーデ
- カジュアルアウターおすすめアイテム
【ブランド別】レディースカジュアルスタイル
【1】ロロ・ピアーナ

肩がけした瞬間にわかる、類いまれなやわらかさと軽さが魅力のケープ。最高品種の誉れ高いヒルカス子山羊のうぶ毛を梳すいて採取した希少なベビーカシミヤは、高級カシミヤブランドならではのエクスクルーシブ素材です。大人カジュアルの仕上げにそろえるべき名品です。
【2】マノロ ブラニク

キャンバス風のラフな素材に、ランダムにたっぷりとフリルが配された白のワンピースが新鮮。立ち襟がノーブルな雰囲気を与え、カジュアルななかにも凛とした美しさが宿ります。親しい人々とおなじみのレストランで過ごすなら、こんな肩ひじ張らずとも特別な雰囲気を醸し出す一着で。
【3】トム フォード

黒いカシミヤのケーブルニットに、グレーのダブルフェースカシミヤのフーデッドコートを肩がけ...そんないい女仕様のカシミヤカジュアルを、さらに盛り上げるのがリッチな小物使いです。光沢を放つアリゲーターのバッグにチャーミングなファー付きグローブを携えた手元には、コクのあるピンクゴールドが輝きを添える、大ぶり時計をはめて。シックカラーでまとめながら、華麗に女らしさを演出しましょう。
【4】ブルネロ クチネリ

淡いピンクからチャコールグレーへと、美しく移ろうグラデーションファーのジレ。ブラウスやドレス、ジャケットの上にも映える「攻め」のおしゃれが楽しめる旬の一着です。あえてカシミヤのシンプルニットとカジュアルパンツに合わせ、抜群に粋なコーディネートを完成させましょう。清潔感のあるバニラ色に重ねて、ピンクが溶けるように淡くまとめるのが、上級センスの決め手になります。
【5】サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ

このブーツを象徴するのは、斜めに走るシルバーのジップ。それにリンクするように、中央に大きめの引き手が付いたジップタイトをコーディネート。ドレープを描きつつ体にフィットする細身のラインをカバーするように、トップスはローゲージのタートルニットを合わせるのが正解です。カジュアルな抜け感とクールフェミニンな足元が、今年らしいバランスを生み出します。
【6】マックスマーラ

なめらかなキャメル素材で仕立てた、ノーカラーのハーフコート。身ごろの裾部分1/3ほどに、ファーのようなディテールをあしらった上品なデザインが特徴です。自然な光沢感を出したキャメル素材のミモレ丈パンツの足元は、セミシャイニーなスムースカーフのレースアップブーツを合わせてスポーティーに。
【7】ヴァレンティノ

繊細なフラワー柄をあしらったレースのトップスは、デニムとスニーカーでテイストをミックスさせてラフに仕上げて。品のいいフェミニンな旬のカジュアルが完成します。
【8】ファビアナフィリッピ

さらりと肌を滑る感触が心地よいコットンナイロン素材を使用したMA-1タイプのブルゾン。ラムスエードを配した袖口のカフスには、ブランドアイコンのシルバービジュー「ルーチェ」がさりげなくあしらわれており、大人好みのラグジュアリーを表現しています。リラックス感のある白のロングスカートを合わせ、春らしい装いに仕上げて。
【9】アニオナ

淡いグレージュをベースに、縦横に走る濃淡のインディゴブルーの織り柄が表情豊か。ファブリックに強いという伝統をもつアニオナだからこその、薄くて軽いこだわりのコットンツイードです。裏地なしの軽やかさを生かし、カーディガンのようにさっとはおって! 共布のベルトをきゅっと結ぶだけで、こなれたカジュアルが完成します。
カジュアルスタイルに合うレディース腕時計
【1】ヴァシュロン・コンスタンタン

休日の黒タートルとして愛用したい、ミドルゲージのリブタイプ。素材は、なめらかなカシミヤ100%。ネック部分の適度なボリューム感、ゆとりをもたせたボックスシルエットで、今どき感満載です。そんな黒タートルニットには、相性のいいキャメル色のカシミヤストールをまとうだけで、瞬時にリッチ&カジュアルが完成します。
【2】パテックフィリップ

休日の都会スタイルに応用させたいのが、カジュアルなジャケットスタイル。やや長めの着丈のオーバーシルエットに、足首まできゅっと強調するスティックパンツの組み合わせは、今シーズンの最強コンビです。フォルムが上品な分、素材やきれい色を取り入れれば、おしゃれの幅もぐんと広がります。
【3】IWC

カジュアル巧者の女性たちの間で、いつも話題になるのは、イタリア「伊達男」たちの着こなしセンス。特に「スポーツアウター」は、洒脱な彼らの真骨頂。肩の力の抜けた着くずしや、シックな色を印象的に見せる配色の巧さは、ぜひお手本にしたいところです。、たとえば、フード付き「モッズコート」の場合。そのままでは地味で武骨な印象です。そこで鮮やかなグリーンをポンと投入。派手かな? と思うくらいの差し色が、ジュエリー以上の効果をもたらし、軽快さを演出するのです。
【4】ティファニー

ティファニーの時計は、少しロックな雰囲気があるから、シンプル服でも無難に見えないのです。これからの季節、黒に合わせると最旬のモノトーンスタイルが完成します!
![時計『ティファニー メトロ』/上から、クリアな白い煌きにローズゴールドが優雅。[ケース:ローズゴールド×ダイヤモンド、ストラップ:白アリゲーター、ケース径:28㎜、クオーツ]・大ぶりな自動巻き時計を、女らしく上品なベージュストラップで。[ケース:ローズゴールド×ダイヤモンド、ストラップ:ライトブラウンのアリゲーター、ケース径:34㎜、自動巻き]・文字盤とストラップをシックカラーで統一して、ブレスレット感覚で楽しめる。[ケース:ローズゴールド×ダイヤモンド、ストラップ:バーガンディのアリゲーター、ケース径:28㎜、クオーツ](ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/戸田嘉昭・唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious11月号』小学館、2017年](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/6/e/720mw/img_6ee3070ebef49dfce298812af20fa4c365728.jpg)
「時計」と「ダイヤモンド」という、ティファニーが誇る、ふたつのアイコンが融合した新作時計。シンプルなラウンドフェースにアシメトリーな曲線を描くラグ。そして、シリアルナンバー付きのラウンドブリリアントカットのダイヤモンドがリュウズに…。オンにもオフにもエレガントにつけこなせる一本になりそうです。
【5】カルティエ

時間を表す役割を果たす時計をラグジュアリーなファッションアイテムの領域に高めたのは、ルイ・カルティエ。第一次大戦中の1917年にデザインされた『タンク ルイ カルティエ』は、戦車の平面図をヒントにしたといわれています。それだけに一見すると力強いラインが印象的。それでも、正方形でも長方形でもない独特のバランスで完成されたケースは、男性的にも女性的にも見える普遍的な美しさをたたえています。この時計を選び取るのはシンプルの真髄を心得た人々。歴史を振り返れば、クリエイター、アーティスト、女優、俳優…と時代を彩ったアイコンが愛用者として名を連ねて。自由とエレガンスに性別は関係ない…そのことをこの時計が伝えてくれます。
【6】エルメス

2015年、スマートウォッチの革新を目指し、エルメスとのコラボレーションにより生まれた『アップルウォッチ エルメス』。互いの分野において妥協することなく完成したのが、ライフスタイルを一変させるような便利なデジタル機能と、エルメスのシグネチャーである上質レザーのストラップを組み合わせたこの時計です。その日の着こなしやシーンでストラップを交換できるほか、4種類のデザインのなかから文字盤を選ぶことも可能です。
40代から持ちたいカジュアルスタイルに合うバッグ
【1】ADORE

澄みきった冬空にも似たライトブルーで、おしゃれを活性化。ネイビーを合わせ、濃淡ブルーでまとめることで、こんなにも爽快な印象になります。パンツルックの日こそ、上質なミンクファーのジャケットで、休日カジュアルをラグジュアリーに仕上げて。
【2】デルヴォー

白ニット×ピンクのバッグという、本来なら甘く見えがちな組み合わせも、旬のローゲージニットやストールの無造作な巻き方でラフに着こなして。あえてクラシックなトップハンドルバッグを合わせた外しワザが、こなれ感を強調してくれます。
【3】ヴァレクストラ

この冬、流行のロングジレは、上質素材で洗練に差をつけて。インナーにも光沢のあるシルクブラウスを選び、着くずしすぎないことが重要です。旬のカジュアルが一気に華やぎます。
【4】プロエンザ スクーラー

休日カジュアルに欠かせないデニムは、ネイビーワントーンのボトムとして活躍確実。色落ちのないノンウォッシュドタイプなら、さらにリッチに仕上がります。色のシックさに甘えて、ムートンブルゾンやバイカラーストールなど、ボーイッシュなディテールを配しても知的さはキープ。
【5】トッズ

スタイリングの主役になったホワイトパールの白をバッグやローファーなど小物でリフレインすると、全身に統一感が出て着こなしの完成度がアップ。きちんとしただけでなく、今っぽさとフェミニンさも感じられる冬のデイリーカジュアルが実現します。
【6】ヴィオラドーロ

全体をパールトーンでまとめれば、冬スタイルがどこまでも華やぎます。冬仕様のファー付きカゴバッグや靴にもイエローゴールドを配し、ワンランク上のカジュアルスタイルをつくり上げましょう。
【7】ア ジョリ

裾にかけてAラインに広がるロング丈のコートは、動くたび、美しく豊かなニュアンスを放ってくれます。優しいトーンから生まれる、こんなさりげないリッチ感こそ、「グレージュ・カジュアル」の本領です。
【8】J&Mデヴィッドソン

アウターを2枚重ねると、カジュアルは断然、リズミカルに洗練されます。そんな鮮度を上げるレイヤードで、グレージュの新たな魅力に開眼しましょう。
【9】マルベリー

くすみを帯びたペールイエローは、グレージュになじみがよく、表情を明るく華やいで見せる注目色です。カシミヤを贅沢に使ったダブルフェースコートやケーブルニットの豊かな素材感が奥行きのある装いへ。マットゴールドのトートバッグやスエードのオックスフォードシューズなどの端正な小物を効かせた、軽快なカジュアルスタイルです。
【10】バリー

グレージュの艶やかなチベットラムファーのジレを主役に、気品漂うハイトーン・グラデーションで洒脱に仕上げたきれいめカジュアル。
【11】エルメス

リラックス感のあるたっぷりとしたニットに、センタープレスを効かせたワイドパンツできちんと感をアピール。バッグと靴にレザーの艶をプラスして、リッチ感のある大人のカジュアルスタイルに。
【12】シャネル

雫のように煌く玉虫色のスパンコールが、まるでジュエリーのような華やかさ。絶妙な3カラーの配色に、だれもが虜になってしまいそう。カジュアルからパーティーまで万能に活躍してくれます。
【13】フェンディ

アイスグレー×ピンクをカジュアルに楽しめるミニサイズは活躍度大。
【14】ロエベ

週末カジュアルに映えるクロスボディ・バッグは、乗馬の鞍から着想を受けたシェイプ。なめらかなカーフレザーの配色や、スエードとのコンビなど、バリエーション豊かにそろい、ワードローブに合わせて自在に選ぶことが可能。手に取った瞬間、心が躍り、足どりが軽くなる…。そんなパワーを秘めた『ゲート』は春の街にぴったりです。ゲートというネーミングにふさわしく、ゴールドのピンとともに、サイドにあしらわれた、扉の蝶番を模したデザインにもこだわりが。背面にはフラットポケットがあり、小物の出し入れがスムーズに行えるのも魅力です。
レディース冬のカジュアルアウターコーデ
【1】ファージレ×Tシャツ×パンツ

長袖のシャツでは軽やかさが出ない、コットンTシャツではラフすぎるときの選択。ごく薄くやわらかな肌触りのカシミヤTシャツなら、大人らしい上質カジュアルが完成。
【2】ジャケットコート×ニット×デニム×マフラー

フードや大きなパッチポケットなど、一見「ダッフルコート」を連想させる愛嬌のあるジャケットコートも、ロロ・ピアーナなら、ベビーカシミヤ100%×ダブルフェイス仕様でここまでリッチに格上げしてくれます。トラペーズ(台形)シルエットに入れたサイドスリットが優雅なラインを描くのも特徴です。
【3】ジャケット×Tシャツ×パンツ

小粋に構築的な美シルエットを気負いなく見せるジャケットのタッセル使いを生かしてカジュアルダウン! Tシャツを合わせて前を開けても品格が失われないのも大人好みです。
【4】ファーコート×ニット×デニムパンツ

このうえなく上質で麗しいファーを、カジュアルなピーコートに仕立てた一着。やわらかな毛質のゴートファーは、最高に着心地がいいのも魅力です。リュクスな風合いをもちながら軽快な存在感を放つ理想のコンパクトファーが、最愛デニムを「シック&ラグジュアリー」にアップデートしてくれます。
【5】ファーブルゾン×ニット×パンツ

軽さを出すため、上質なミンクのやわらかい部分だけを使用したブルゾンには、大げさにならない贅沢さが宿ります。
【6】ライダースジャケット×ニット×スカート

ライダース×ジャカードスカートの甘辛ミックスのインパクトに負けないように、仕上げのネックレスアレンジで華やぎをプラス。バッグに付けたブローチ使いもセンスのいいアプローチです。
【7】ジャケット×カットソー×スカート×ストール

重く見えてしまいがちなブリティッシュ系のトラッドカジュアルに、パールの優しい彩りを。
【8】カーディガン×ニット×スカート

カジュアルを美しくするなら、スタンダードの力に頼るのも正解。厳寒のカナダで生まれたハンドメイドのカウチンニットには、名品の存在感があります。こちらはキモノスリーブや細身シルエットなど、スタイリッシュに着こなせる一着。しなやかなロングスカートに合わせて、女らしく着こなしましょう。
【9】コート×カットソー×スカート×ストール

ワントーン明るいコートとカットソー。それだけでは物足りないので、大判のストールを投入。白いプリント模様が浮き出し、清潔感のある着こなしが完成します。
【10】ピーコート×ニット×パンツ×ファーストール

今どきのたっぷりとしたワイドパンツを合わせたら、決して地味にならず、遠目からも映える着こなしに。無意識のうちに撫なでてしまうふわふわのロシアンセーブルのストールが、週末のカジュアルスタイルをリッチに輝かせてくれます。
【11】ニットジャケット×パンツ

冬の朝露のなかに浮かぶ色をイメージしたという、繊細なニュアンスカラーのニットジャケット。分量感たっぷりにラクーンファーをあしらったデザインも、大人仕様です。
【12】ダウンベスト×ニット×パンツ×ストール

スポーティーな印象が強い、グレージュ×アースカラーも、上質な素材を重ね、ストールなどのニュアンスを加えることで大人の上品なカジュアルが完成します。
【13】ジャケット×ニット×パンツ

前身ごろの縦シーム、ビッグポケット、高めの位置に配されたダブルボタンなど、スタイルアップのための工夫が随所に感じられるジャケットが主役。イタリア産のコットン混ナイロン生地は、しなやかでストレッチ性の高い着心地が魅力です。とろみのあるオフ白のワイドボトムも合わせて、軽快さをもたらしましょう。
【14】ファージレ×ニット×パンツ

深みのあるグレージュで、カジュアルなカーリーヘアのムートンジレも大人っぽい雰囲気に。
【15】コート×ニット×パンツ

グレージュと合わせの色の差をはっきりと分けることで、互いの魅力が高まり合うコントラスト配色。定番のシックカラーから、冬の街並みに映える旬のきれい色まで網羅した配色テクニックが、リッチでいきいきとしたカジュアルスタイルへと導きます。グレージュの着こなしを今どきに更新する、錆びない配色センスを手に入れましょう!
【16】ブルゾン×カーディガン×シャツ×スカート

ビシッと決めたジャケパンにあえてラフなミリタリーブルゾンを重ねるところがオシャレです。程よくボディにフィットするニットのタイトスカートを合わせて、きちんと感とキレのある女らしさをアピール。白シャツの襟でキリッと引き締めて。小紋柄スカーフとの合わせワザでかっこよさが実現します。
カジュアルアウターおすすめアイテム
【1】ジル・サンダーのトレンチコート

定番的なトレンチコートに物足りなさを感じているならば、ジル・サンダーの進化系トレンチがおすすめです。雨や風を通さないコットンのボンディングクロスは、かなりタフでカジュアル。この質感が、凛とした印象のこのコートを、より構築的に見せてくれるのです。デザインの大きな特徴は、左サイドから背中側にかけてアシメトリーに配されたプリーツ! 何本も縦に走るラインによって動きが生まれ、さらにすっきり見せるのにも効果的です。ダブル合わせやステッチワークなどのトレンチの要素を備えつつ、モードに進化した、着るだけで絵になるコートです。
【2】モンクレールのフーテッドパーカー

カジュアルワードローブ中心の私には、寒暖調節が簡単にできる薄軽ブルゾンが手放せません。すでに何枚かもっているけれど、さらにこの春に買い足すなら、シャーリングで変化をつけたボリューム袖のこの一枚を! 少し甘さのあるブラウスのようなデザインは、シックな黒でも軽やかです。
【3】アニオナのロング丈ジャケットコート

アニオナのロング丈ジャケットは人目を引くコーラルオレンジとヒップが隠れるくらいの絶妙な丈感がポイントです。驚くほどなめらかなダブルフェースのウール素材なので、これからの季節に活躍。ネイビーのステッチがさりげないポイントに。
【4】マックスマーラのトレンチコート

都会にたくましく咲く野花をイメージした、はかなげなフラワープリントが上品な印象に。品のよい透け感、フェミニンな小花柄に、大人にふさわしいエレガンスが備わった秀逸さにも惚れてしまいます。トレンチコートというベーシックなアイテムだから、手もちのアイテムとも合わせやすく、重宝しそう。