週末の休日スタイルで、リッチ感にあふれたラグジュアリーな装いを完成させたいというのが大人の女性のひとつの目標。ここでは、ブランド別、時計やバッグ、アウターから大人のためのカジュアルスタイルを研究します。休日がさらに楽しくなる、自分なりの旬カジュアルを見つけてください!

【目次】

【ブランド別】レディースカジュアルスタイル


【1】ロロ・ピアーナ

【1】ロロ・ピアーナ
ケープ・カシミヤのタートルニット・ストレッチカシミヤ×シルクフランネルのパンツ・ファートリミングのバッグ[レザーストラップ付き]・別売りファーストラップ(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ピアス・リング・バングル・(ブルガリ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

肩がけした瞬間にわかる、類いまれなやわらかさと軽さが魅力のケープ。最高品種の誉れ高いヒルカス子山羊のうぶ毛を梳すいて採取した希少なベビーカシミヤは、高級カシミヤブランドならではのエクスクルーシブ素材です。大人カジュアルの仕上げにそろえるべき名品です。

【2】マノロ ブラニク

【2】マノロブラニク
ワンピース(ソニア リキエル 青山店)、ブーツ(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

キャンバス風のラフな素材に、ランダムにたっぷりとフリルが配された白のワンピースが新鮮。立ち襟がノーブルな雰囲気を与え、カジュアルななかにも凛とした美しさが宿ります。親しい人々とおなじみのレストランで過ごすなら、こんな肩ひじ張らずとも特別な雰囲気を醸し出す一着で。

【3】トム フォード

【3】トムフォード
コート・タートルニット・パンツ(トム フォード ジャパン)、サングラス(トム フォード アイウエア)、グローブ(キートン)、時計(ソーウインド ジャパン〈ジラール・ペルゴ〉)、バッグ(デルヴォー・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

黒いカシミヤのケーブルニットに、グレーのダブルフェースカシミヤのフーデッドコートを肩がけ...そんないい女仕様のカシミヤカジュアルを、さらに盛り上げるのがリッチな小物使いです。光沢を放つアリゲーターのバッグにチャーミングなファー付きグローブを携えた手元には、コクのあるピンクゴールドが輝きを添える、大ぶり時計をはめて。シックカラーでまとめながら、華麗に女らしさを演出しましょう。

【4】ブルネロ クチネリ

【4】ブルネロクチネリ
カシミヤのニット・フォックスファーのジレ・パンツ・バッグ(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

淡いピンクからチャコールグレーへと、美しく移ろうグラデーションファーのジレ。ブラウスやドレス、ジャケットの上にも映える「攻め」のおしゃれが楽しめる旬の一着です。あえてカシミヤのシンプルニットとカジュアルパンツに合わせ、抜群に粋なコーディネートを完成させましょう。清潔感のあるバニラ色に重ねて、ピンクが溶けるように淡くまとめるのが、上級センスの決め手になります。

【5】サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ

【5】サンローランバイアンソニー・ヴァカレロ
コート・ニット・スカート・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2017年

このブーツを象徴するのは、斜めに走るシルバーのジップ。それにリンクするように、中央に大きめの引き手が付いたジップタイトをコーディネート。ドレープを描きつつ体にフィットする細身のラインをカバーするように、トップスはローゲージのタートルニットを合わせるのが正解です。カジュアルな抜け感とクールフェミニンな足元が、今年らしいバランスを生み出します。

【6】マックスマーラ

【6】マックスマーラ
コート・ニット・パンツ・バッグ・ブーツ・グローブ/参考商品(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

なめらかなキャメル素材で仕立てた、ノーカラーのハーフコート。身ごろの裾部分1/3ほどに、ファーのようなディテールをあしらった上品なデザインが特徴です。自然な光沢感を出したキャメル素材のミモレ丈パンツの足元は、セミシャイニーなスムースカーフのレースアップブーツを合わせてスポーティーに。

【7】ヴァレンティノ

【7】ヴァレンティノ
ヴァレンティノのブラウス・デニム・ヴァレンティノ ガラヴァーニのスニーカー(ヴァレンティノジャパン)、サングラス(ケリング アイウエア) 撮影/小林幹幸 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

繊細なフラワー柄をあしらったレースのトップスは、デニムとスニーカーでテイストをミックスさせてラフに仕上げて。品のいいフェミニンな旬のカジュアルが完成します。

【8】ファビアナフィリッピ

【8】ファビアナフィリッピ
ジレ〔カーフベルト付き〕・Tシャツ・パンツ(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

さらりと肌を滑る感触が心地よいコットンナイロン素材を使用したMA-1タイプのブルゾン。ラムスエードを配した袖口のカフスには、ブランドアイコンのシルバービジュー「ルーチェ」がさりげなくあしらわれており、大人好みのラグジュアリーを表現しています。リラックス感のある白のロングスカートを合わせ、春らしい装いに仕上げて。

【9】アニオナ

【9】アニオナ
コート・ブラウス・パンツ(三喜商事〈アニオナ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

淡いグレージュをベースに、縦横に走る濃淡のインディゴブルーの織り柄が表情豊か。ファブリックに強いという伝統をもつアニオナだからこその、薄くて軽いこだわりのコットンツイードです。裏地なしの軽やかさを生かし、カーディガンのようにさっとはおって! 共布のベルトをきゅっと結ぶだけで、こなれたカジュアルが完成します。

カジュアルスタイルに合うレディース腕時計


【1】ヴァシュロン・コンスタンタン

【1】ヴァシュロン・コンスタンタン
タートルニット(ブラミンク)、ストール(オルドス ファッション ジャパン〈オルドス〉)、時計(ヴァシュロン・コンスタンタン)、リング・ピアス(ダミアーニ 銀座タワー) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

休日の黒タートルとして愛用したい、ミドルゲージのリブタイプ。素材は、なめらかなカシミヤ100%。ネック部分の適度なボリューム感、ゆとりをもたせたボックスシルエットで、今どき感満載です。そんな黒タートルニットには、相性のいいキャメル色のカシミヤストールをまとうだけで、瞬時にリッチ&カジュアルが完成します。

【2】パテックフィリップ

【2】パテックフィリップ
ジャケット(トム ブラウン 青山)、ニット(サザビーリーグ〈エキップモン〉)、パンツ(三喜商事〈アルト〉)、ストール(チェルキ〈カングラ〉)、ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、時計(パテックフィリップ ジャパン)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

休日の都会スタイルに応用させたいのが、カジュアルなジャケットスタイル。やや長めの着丈のオーバーシルエットに、足首まできゅっと強調するスティックパンツの組み合わせは、今シーズンの最強コンビです。フォルムが上品な分、素材やきれい色を取り入れれば、おしゃれの幅もぐんと広がります。

【3】IWC

【3】IWC
コート(デザインワークス コンセプトストア青山店〈デザインワークス〉)、ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ(三喜商事〈ストラネス〉)、サングラス(ファブ〈ティエリー ラスリー〉)、ネックレス・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、時計(IWC)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈ペラン〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

カジュアル巧者の女性たちの間で、いつも話題になるのは、イタリア「伊達男」たちの着こなしセンス。特に「スポーツアウター」は、洒脱な彼らの真骨頂。肩の力の抜けた着くずしや、シックな色を印象的に見せる配色の巧さは、ぜひお手本にしたいところです。、たとえば、フード付き「モッズコート」の場合。そのままでは地味で武骨な印象です。そこで鮮やかなグリーンをポンと投入。派手かな? と思うくらいの差し色が、ジュエリー以上の効果をもたらし、軽快さを演出するのです。

【4】ティファニー

【4】ティファニー
リング『エルサ・ペレッティ カボション リング』・時計『ティファニー イースト ウエスト』・バングル/手首側から『ティファニー アトラスバングル』・『エルサ・ペレッティ ラウンド ナロー バングル』(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

ティファニーの時計は、少しロックな雰囲気があるから、シンプル服でも無難に見えないのです。これからの季節、黒に合わせると最旬のモノトーンスタイルが完成します!

時計『ティファニー メトロ』/上から、クリアな白い煌きにローズゴールドが優雅。[ケース:ローズゴールド×ダイヤモンド、ストラップ:白アリゲーター、ケース径:28㎜、クオーツ]・大ぶりな自動巻き時計を、女らしく上品なベージュストラップで。[ケース:ローズゴールド×ダイヤモンド、ストラップ:ライトブラウンのアリゲーター、ケース径:34㎜、自動巻き]・文字盤とストラップをシックカラーで統一して、ブレスレット感覚で楽しめる。[ケース:ローズゴールド×ダイヤモンド、ストラップ:バーガンディのアリゲーター、ケース径:28㎜、クオーツ](ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/戸田嘉昭・唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious11月号』小学館、2017年
時計『ティファニー メトロ』/上から、クリアな白い煌きにローズゴールドが優雅。[ケース:ローズゴールド×ダイヤモンド、ストラップ:白アリゲーター、ケース径:28㎜、クオーツ]・大ぶりな自動巻き時計を、女らしく上品なベージュストラップで。[ケース:ローズゴールド×ダイヤモンド、ストラップ:ライトブラウンのアリゲーター、ケース径:34㎜、自動巻き]・文字盤とストラップをシックカラーで統一して、ブレスレット感覚で楽しめる。[ケース:ローズゴールド×ダイヤモンド、ストラップ:バーガンディのアリゲーター、ケース径:28㎜、クオーツ](ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/戸田嘉昭・唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious11月号』小学館、2017年

「時計」と「ダイヤモンド」という、ティファニーが誇る、ふたつのアイコンが融合した新作時計。シンプルなラウンドフェースにアシメトリーな曲線を描くラグ。そして、シリアルナンバー付きのラウンドブリリアントカットのダイヤモンドがリュウズに…。オンにもオフにもエレガントにつけこなせる一本になりそうです。

【5】カルティエ

【5】カルティエ
普遍的な洗練を象徴する『タンク ルイ カルティエ』。不世出のファッションアイコン、故ジャクリーン・ケネディ・オナシスも愛用。左から/ピンクゴールドモデルは、秋の新作。[ケース:ピンクゴールド×ダイヤモンド、ストラップ:アリゲーター、ケースサイズ:SM縦29.5×横22㎜、手巻き]・1999年誕生。[ケース:イエローゴールド、ストラップ:アリゲーター、ケースサイズ:SM縦29.5×横22㎜、クオーツ](カルティエ) ©︎Getty Images 撮影/戸田嘉昭・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious11月号』小学館、2017年

時間を表す役割を果たす時計をラグジュアリーなファッションアイテムの領域に高めたのは、ルイ・カルティエ。第一次大戦中の1917年にデザインされた『タンク ルイ カルティエ』は、戦車の平面図をヒントにしたといわれています。それだけに一見すると力強いラインが印象的。それでも、正方形でも長方形でもない独特のバランスで完成されたケースは、男性的にも女性的にも見える普遍的な美しさをたたえています。この時計を選び取るのはシンプルの真髄を心得た人々。歴史を振り返れば、クリエイター、アーティスト、女優、俳優…と時代を彩ったアイコンが愛用者として名を連ねて。自由とエレガンスに性別は関係ない…そのことをこの時計が伝えてくれます。

【6】エルメス

【6】エルメス
別売りストラップ左から/¥54,800・¥74,800・参考商品・本体〔付属ストラップ付き〕¥124,800~※付属のストラップによって価格が異なる(エルメスジャポン) 撮影/戸田嘉昭・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious11月号』小学館、2017年

2015年、スマートウォッチの革新を目指し、エルメスとのコラボレーションにより生まれた『アップルウォッチ エルメス』。互いの分野において妥協することなく完成したのが、ライフスタイルを一変させるような便利なデジタル機能と、エルメスのシグネチャーである上質レザーのストラップを組み合わせたこの時計です。その日の着こなしやシーンでストラップを交換できるほか、4種類のデザインのなかから文字盤を選ぶことも可能です。

40代から持ちたいカジュアルスタイルに合うバッグ


【1】ADORE

【1】ADORE
ファビオ ガヴァッジのファーコート・マルセル セラフィーヌのバッグ(ADORE 六本木ヒルズ店)、パンツ(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、ニット(三喜商事〈ピアッツァ センピオーネ〉)、ネックレス(シャンテクレール 東京店)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2017年

澄みきった冬空にも似たライトブルーで、おしゃれを活性化。ネイビーを合わせ、濃淡ブルーでまとめることで、こんなにも爽快な印象になります。パンツルックの日こそ、上質なミンクファーのジャケットで、休日カジュアルをラグジュアリーに仕上げて。

【2】デルヴォー

【2】デルヴォー
カシミヤのケーブルニット・カシミヤのローゲージストール(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、パンツ(アオイ〈マルゴン〉)、バッグ(デルヴォー・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

白ニット×ピンクのバッグという、本来なら甘く見えがちな組み合わせも、旬のローゲージニットやストールの無造作な巻き方でラフに着こなして。あえてクラシックなトップハンドルバッグを合わせた外しワザが、こなれ感を強調してくれます。

【3】ヴァレクストラ

【3】ヴァレクストラ
カシミヤのロングジレ(三喜商事〈アニオナ〉)、コーデュロイパンツ(三喜商事〈マウリツィオ ペコラーロ〉)、ブラウス(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、時計(ソーウインド ジャパン〈ジラール・ペルゴ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ スポート〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

この冬、流行のロングジレは、上質素材で洗練に差をつけて。インナーにも光沢のあるシルクブラウスを選び、着くずしすぎないことが重要です。旬のカジュアルが一気に華やぎます。

【4】プロエンザ スクーラー

【4】プロエンザ スクーラー
ブルゾン(三喜商事〈バンフォード〉)、ニット・パンツ(コロネット〈ザロウ〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、TASAKI の2連に巻いたネックレス・リング・M/G TASAKIのリング(TASAKI )、バッグ(ストラスブルゴ〈プロエンザ スクーラー〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious1月号』小学館、2018年

休日カジュアルに欠かせないデニムは、ネイビーワントーンのボトムとして活躍確実。色落ちのないノンウォッシュドタイプなら、さらにリッチに仕上がります。色のシックさに甘えて、ムートンブルゾンやバイカラーストールなど、ボーイッシュなディテールを配しても知的さはキープ。

【5】トッズ

【5】トッズ
ニット(スローン)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、ベグアンド コーのストール・コースのグローブ(ボーダレス)、靴(クリスチャン ルブタン ジャパン)、ネックレス[イエローゴールド×あこや真珠](TASAKI〈TASAKI BY MHT〉) 撮影/唐澤光也・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious1月号』小学館、2018年

スタイリングの主役になったホワイトパールの白をバッグやローファーなど小物でリフレインすると、全身に統一感が出て着こなしの完成度がアップ。きちんとしただけでなく、今っぽさとフェミニンさも感じられる冬のデイリーカジュアルが実現します。

【6】ヴィオラドーロ

【6】ヴィオラドーロ
コート(ストラスブルゴ〈マンツォーニ ベンティクワトロ〉)、ニット(ebure)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、バッグ(エストネーション〈ヴィオラドーロ〉)、靴(キートン)ネックレス[イエローゴールド×あこや真珠](髙會堂六本木〈フェデリーコ・ブチェラッティ〉)、ピアス[イエローゴールド×淡水真珠](ザ・ショーケース GINZA SIX 店〈テンサウザンドシングス〉) 撮影/唐澤光也・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious1月号』小学館、2018年

全体をパールトーンでまとめれば、冬スタイルがどこまでも華やぎます。冬仕様のファー付きカゴバッグや靴にもイエローゴールドを配し、ワンランク上のカジュアルスタイルをつくり上げましょう。

【7】ア ジョリ

【7】エストネーション
エストネーションのコート・ア ジョリのバッグ(エストネーション)、ニット(ビームス ハウス 丸の内〈ユリ・パーク〉)、パンツ(三喜商事〈イレブンティ〉)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー〈オリバーピープルズ〉)、リング¥295,000(ダミアーニ 銀座タワー)、靴¥5,800(コンバース) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious2月号』小学館、2018年

裾にかけてAラインに広がるロング丈のコートは、動くたび、美しく豊かなニュアンスを放ってくれます。優しいトーンから生まれる、こんなさりげないリッチ感こそ、「グレージュ・カジュアル」の本領です。

【8】J&Mデヴィッドソン

【8】J&Mデヴィッドソン
ロングカーディガン(アパルトモン 東京店〈アパルトモン〉)、ラビットファーのベスト・パンツ(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、グローブ(ebure〈ガーラグローブ〉)、靴¥73,500(リエート〈サントーニ〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious2月号』小学館、2018年

アウターを2枚重ねると、カジュアルは断然、リズミカルに洗練されます。そんな鮮度を上げるレイヤードで、グレージュの新たな魅力に開眼しましょう。

【9】マルベリー

【9】マルベリー
コート・ニット・手袋(キートン)、パンツ(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、バッグ(マルベリージャパン)、靴[オーダー価格](J.M. WESTON 青山店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

くすみを帯びたペールイエローは、グレージュになじみがよく、表情を明るく華やいで見せる注目色です。カシミヤを贅沢に使ったダブルフェースコートやケーブルニットの豊かな素材感が奥行きのある装いへ。マットゴールドのトートバッグやスエードのオックスフォードシューズなどの端正な小物を効かせた、軽快なカジュアルスタイルです。

【10】バリー

【10】バリー
ジレ(ビームス ウィメン 渋谷〈シン〉)、アバティのニット・ボリオリのパンツ(コロネット)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、リング・バングル・ブレスレット(髙會堂六本木〈フェデリーコ・ブチェラッティ〉)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(JIMMY CHOO)宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious2月号』小学館、2018年

グレージュの艶やかなチベットラムファーのジレを主役に、気品漂うハイトーン・グラデーションで洒脱に仕上げたきれいめカジュアル。

【11】エルメス

【11】エルメス
ザ ロウのニット・Tシャツ・セリーヌのパンツ・エルメスのバッグ・ドルチェ&ガッバーナの靴/すべて私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

リラックス感のあるたっぷりとしたニットに、センタープレスを効かせたワイドパンツできちんと感をアピール。バッグと靴にレザーの艶をプラスして、リッチ感のある大人のカジュアルスタイルに。

【12】シャネル

【12】シャネル
バッグ[縦12.5×横22.5×マチ5.5㎝]/予定価格(シャネル) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

雫のように煌く玉虫色のスパンコールが、まるでジュエリーのような華やかさ。絶妙な3カラーの配色に、だれもが虜になってしまいそう。カジュアルからパーティーまで万能に活躍してくれます。

【13】フェンディ

【13】フェンディ
ミニ[縦18×横23×マチ11㎝](フェンディ ジャパン) 撮影/唐澤光也・池田敦 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

アイスグレー×ピンクをカジュアルに楽しめるミニサイズは活躍度大。

【14】ロエベ

【14】ロエベ
バッグ/右から『ゲート』[S][縦19×横20×マチ11.5㎝]・¥206,000・240,000※2月中旬以降発売予定(ロエベ ジャパン)、テーブル[大]・[小](トランスペアレンシー) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

週末カジュアルに映えるクロスボディ・バッグは、乗馬の鞍から着想を受けたシェイプ。なめらかなカーフレザーの配色や、スエードとのコンビなど、バリエーション豊かにそろい、ワードローブに合わせて自在に選ぶことが可能。手に取った瞬間、心が躍り、足どりが軽くなる…。そんなパワーを秘めた『ゲート』は春の街にぴったりです。ゲートというネーミングにふさわしく、ゴールドのピンとともに、サイドにあしらわれた、扉の蝶番を模したデザインにもこだわりが。背面にはフラットポケットがあり、小物の出し入れがスムーズに行えるのも魅力です。

レディース冬のカジュアルアウターコーデ


【1】ファージレ×Tシャツ×パンツ

【1】ファージレ×Tシャツ×パンツ
クルチアーニのカシミヤTシャツ・マンツォーニのファージレ・インコテックスのパンツ・ハムのピアス・ブレスレット・スティーブン デュエックのリング・マウロ オリエッティ カレラのバッグ(ストラスブルゴ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

長袖のシャツでは軽やかさが出ない、コットンTシャツではラフすぎるときの選択。ごく薄くやわらかな肌触りのカシミヤTシャツなら、大人らしい上質カジュアルが完成。

【2】ジャケットコート×ニット×デニム×マフラー

【2】ジャケットコート×ニット×デニム×マフラー
コート・ニット・デニム・マフラー(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

フードや大きなパッチポケットなど、一見「ダッフルコート」を連想させる愛嬌のあるジャケットコートも、ロロ・ピアーナなら、ベビーカシミヤ100%×ダブルフェイス仕様でここまでリッチに格上げしてくれます。トラペーズ(台形)シルエットに入れたサイドスリットが優雅なラインを描くのも特徴です。

【3】ジャケット×Tシャツ×パンツ

【3】ジャケット×Tシャツ×パンツ
ジャケット/参考商品(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)、Tシャツ(ストラスブルゴ〈ザ ハイアリン〉)、パンツ(サザビーリーグ〈カレント エリオット〉)、ピアス(エストネーション〈ホリー ライアン〉)、バッグ(コロネット〈フォルテ フォルテ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious1月号』小学館、2018年

小粋に構築的な美シルエットを気負いなく見せるジャケットのタッセル使いを生かしてカジュアルダウン! Tシャツを合わせて前を開けても品格が失われないのも大人好みです。

【4】ファーコート×ニット×デニムパンツ

【4】ファーコート×ニット×デニムパンツ
ファーのピーコート・ニット・デニム・リング・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious1月号』小学館、2018年

このうえなく上質で麗しいファーを、カジュアルなピーコートに仕立てた一着。やわらかな毛質のゴートファーは、最高に着心地がいいのも魅力です。リュクスな風合いをもちながら軽快な存在感を放つ理想のコンパクトファーが、最愛デニムを「シック&ラグジュアリー」にアップデートしてくれます。

【5】ファーブルゾン×ニット×パンツ

【5】ファーブルゾン×ニット×パンツ
ファーブルゾン・ニット・パンツ(ブラミンク〈ブラミンク〉)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、バッグ[参考色](リーミルズ エージェンシー〈デンツ〉)、リング(デペッシュモード恵比寿本店〈ペリーニ〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious1月号』小学館、2018年

軽さを出すため、上質なミンクのやわらかい部分だけを使用したブルゾンには、大げさにならない贅沢さが宿ります。

【6】ライダースジャケット×ニット×スカート

【6】ライダースジャケット×ニット×スカート
ライダースジャケット(アストラット 青山店〈アストラット〉)、ニット・スカート(ブラミンク〈ブラミンク〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、バッグに付けたブローチ(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(ストラスブルゴ〈ニナ リッチ〉)、ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/唐澤光也・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious1月号』小学館、2018年

ライダース×ジャカードスカートの甘辛ミックスのインパクトに負けないように、仕上げのネックレスアレンジで華やぎをプラス。バッグに付けたブローチ使いもセンスのいいアプローチです。

【7】ジャケット×カットソー×スカート×ストール

【7】ジャケット×カットソー×スカート×ストール
ジャケット(三喜商事〈アルト〉)、カットソー(VINCE 表参道店〈VINCE.〉)、スカート(GALERIE VIE丸の内店〈GALERIE VIE〉)、ストール(ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 表参道店〈バフジェイズ〉)、バッグ(ストラスブルゴ〈ニナ リッチ〉)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉)、ピアス・リング(ボンマジック サロン〈ボン マジック〉) 撮影/唐澤光也・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious1月号』小学館、2018年

重く見えてしまいがちなブリティッシュ系のトラッドカジュアルに、パールの優しい彩りを。

【8】カーディガン×ニット×スカート

【8】カーディガン×ニット×スカート
edit & co. Cowichanのカーディガン・YURIPARK CAPO COMPLETOのニット・adele couturierのスカート(edit & co.)、靴(プレインピープル丸の内〈ボサボ〉)、ブレスレット・リング(リンクス オブロンドン青山店)、その他/私物 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

カジュアルを美しくするなら、スタンダードの力に頼るのも正解。厳寒のカナダで生まれたハンドメイドのカウチンニットには、名品の存在感があります。こちらはキモノスリーブや細身シルエットなど、スタイリッシュに着こなせる一着。しなやかなロングスカートに合わせて、女らしく着こなしましょう。

【9】コート×カットソー×スカート×ストール

【9】コート×カットソー×スカート×ストール
スカート(エストネーション〈エストネーション〉)、コート(オルドス ファッション ジャパン)、カットソー(デペッシュモード恵比寿本店〈ディウカ〉)、ストール(エルメスジャポン)、ピアス(showroom、SESSION〈ヒロタカ〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

ワントーン明るいコートとカットソー。それだけでは物足りないので、大判のストールを投入。白いプリント模様が浮き出し、清潔感のある着こなしが完成します。

【10】ピーコート×ニット×パンツ×ファーストール

【10】ピーコート×ニット×パンツ×ファーストール
アキラーノ・リモンディのコート・フォルテ フォルテのパンツ(コロネット)、ニット(ヴァルカナイズ・ロンドン〈&ドーター〉)、帽子(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店)、ストール(CHIE IMAI) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

今どきのたっぷりとしたワイドパンツを合わせたら、決して地味にならず、遠目からも映える着こなしに。無意識のうちに撫なでてしまうふわふわのロシアンセーブルのストールが、週末のカジュアルスタイルをリッチに輝かせてくれます。

【11】ニットジャケット×パンツ

【11】ニットジャケット×パンツ
ニットジャケット(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、ピアス・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(J&M デヴィッドソン青山店)、靴(J.M.WESTON 青山店) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious2月号』小学館、2018年

冬の朝露のなかに浮かぶ色をイメージしたという、繊細なニュアンスカラーのニットジャケット。分量感たっぷりにラクーンファーをあしらったデザインも、大人仕様です。

【12】ダウンベスト×ニット×パンツ×ストール

【12】ダウンベスト×ニット×パンツ×ストール
イレブンティのダウンベスト・ブルネロ クチネリのトップス・スニーカー・バンフォードのパンツ・ジョンストンズのストール・エルメスのバッグ/すべて私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

スポーティーな印象が強い、グレージュ×アースカラーも、上質な素材を重ね、ストールなどのニュアンスを加えることで大人の上品なカジュアルが完成します。

【13】ジャケット×ニット×パンツ

【13】ジャケット×ニット×パンツ
ジャケット(三喜商事〈ストラネス〉)、ニット(三喜商事〈バンフォード〉)、パンツ(VINCE 表参道店)、ネックレス( シャンテクレール東京店)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(ユナイテッドアローズ 銀座店〈ユナイテッドアローズ〉) 撮影/水田学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

前身ごろの縦シーム、ビッグポケット、高めの位置に配されたダブルボタンなど、スタイルアップのための工夫が随所に感じられるジャケットが主役。イタリア産のコットン混ナイロン生地は、しなやかでストレッチ性の高い着心地が魅力です。とろみのあるオフ白のワイドボトムも合わせて、軽快さをもたらしましょう。

【14】ファージレ×ニット×パンツ

【14】ファージレ×ニット×パンツ
ジレ(ウィム ガゼット 青山店〈アンノウン〉)、ニット(VINCE 表参道店)、パンツ(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、ピアス・リング(showroomSESSION〈マリハ〉)、時計(ヴァシュロン・コンスタンタン)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ハイブリッジ インターナショナル〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

深みのあるグレージュで、カジュアルなカーリーヘアのムートンジレも大人っぽい雰囲気に。

【15】コート×ニット×パンツ

【15】コート×ニット×パンツ
ニット(クルチアーニ銀座店)、コート(コロネット〈アキラーノ・リモンディ〉)、シヴィリアのパンツ・ソフィー ブハイのピアス・リング(ストラスブルゴ)、ストール(ウィム ガゼット 青山店〈バルミュール〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、時計(フランクミュラー ウォッチランド東京)、バッグ(モワナ メゾンGINZA SIX)、靴(シシ〈インポッシブル ポッシビリティ〉)宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious2月号』小学館、2018年

グレージュと合わせの色の差をはっきりと分けることで、互いの魅力が高まり合うコントラスト配色。定番のシックカラーから、冬の街並みに映える旬のきれい色まで網羅した配色テクニックが、リッチでいきいきとしたカジュアルスタイルへと導きます。グレージュの着こなしを今どきに更新する、錆びない配色センスを手に入れましょう!

【16】ブルゾン×カーディガン×シャツ×スカート

【16】ブルゾン×カーディガン×シャツ×スカート
コート(アングローバル〈イレーヴ〉)、アリュードのカーディガン・イレブンティのスカーフ(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、スカート(ヴァルカナイズ・ロンドン〈ウィッスルズ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、ピアス(GALERIE VIE 丸の内店〈MODERN WEAVING〉)、時計(ヴァシュロン・コンスタンタン) バッグ・靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

ビシッと決めたジャケパンにあえてラフなミリタリーブルゾンを重ねるところがオシャレです。程よくボディにフィットするニットのタイトスカートを合わせて、きちんと感とキレのある女らしさをアピール。白シャツの襟でキリッと引き締めて。小紋柄スカーフとの合わせワザでかっこよさが実現します。

カジュアルアウターおすすめアイテム


【1】ジル・サンダーのトレンチコート

【17】ジル・サンダーのトレンチコート
トレンチコート(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉) 撮影/小池紀行 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

定番的なトレンチコートに物足りなさを感じているならば、ジル・サンダーの進化系トレンチがおすすめです。雨や風を通さないコットンのボンディングクロスは、かなりタフでカジュアル。この質感が、凛とした印象のこのコートを、より構築的に見せてくれるのです。デザインの大きな特徴は、左サイドから背中側にかけてアシメトリーに配されたプリーツ! 何本も縦に走るラインによって動きが生まれ、さらにすっきり見せるのにも効果的です。ダブル合わせやステッチワークなどのトレンチの要素を備えつつ、モードに進化した、着るだけで絵になるコートです。

【2】モンクレールのフーテッドパーカー

【18】モンクレールのフーテッドパーカー
パーカー(モンクレール ジャパン) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

カジュアルワードローブ中心の私には、寒暖調節が簡単にできる薄軽ブルゾンが手放せません。すでに何枚かもっているけれど、さらにこの春に買い足すなら、シャーリングで変化をつけたボリューム袖のこの一枚を! 少し甘さのあるブラウスのようなデザインは、シックな黒でも軽やかです。

【3】アニオナのロング丈ジャケットコート

【19】アニオナのロング丈ジャケットコート
ジャケットコート(三喜商事〈アニオナ〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

アニオナのロング丈ジャケットは人目を引くコーラルオレンジとヒップが隠れるくらいの絶妙な丈感がポイントです。驚くほどなめらかなダブルフェースのウール素材なので、これからの季節に活躍。ネイビーのステッチがさりげないポイントに。

【4】マックスマーラのトレンチコート

【20】マックスマーラのトレンチコート
コート(マックスマーラジャパン〈マックスマーラ〉) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

都会にたくましく咲く野花をイメージした、はかなげなフラワープリントが上品な印象に。品のよい透け感、フェミニンな小花柄に、大人にふさわしいエレガンスが備わった秀逸さにも惚れてしまいます。トレンチコートというベーシックなアイテムだから、手もちのアイテムとも合わせやすく、重宝しそう。