爽やかなカラーを使っていた夏の装いからぐっとムードチェンジするなら、エターナルに、そしてシーズンレスに活躍する黒パンツを活用しましょう。参考にしやすいベーシックアイテムを使いながらも、あか抜けを叶えていたケンダル・ジェンナーのコーディネート方法を解説します。

■1:シルエットにこだわったシンプルワンツーにきりっとしたレザー小物を添えて

シンプルな装いに馴染む小粒のゴールドイヤリングで、さりげない華やぎを宿して。
シンプルな装いに馴染む小粒のゴールドイヤリングで、さりげない華やぎを宿して。

2023年9月15日、NYの街中に現れたケンダルは、白のタンクトップに黒デニムパンツを合わせたミニマルルックに身を包んでいました。カットソーとデニムの組み合わせも、ほんのりグレイッシュな白と黒を選べばカジュアルに傾きすぎません。すっきりとしたIラインを端正な黒ローファーで支え、きちんと感を上乗せ。無彩色の装いなので、手元にはキャメルのビッグバッグを迎え、穏やかなインパクトをプラス。肌寒くなったときにさっと羽織れる柄ニットが、メリハリに貢献しています。

■2:クロップドT×ジャスト丈のジャケットでバランスアップを実現

ベルトやイヤリングのゴールドが穏やかな配色の中でアクセントになります。
ベルトやイヤリングのゴールドが穏やかな配色の中でアクセントになります。

2023年9月16日にも、黒デニムパンツとローファーを活用していました。この日は前日よりもややハイウエスト、そしてロング丈の黒デニムパンツを活用し、カジュアルときれいめを両立。クロップド丈の白Tシャツを合わせれば、ハイウエストパンツと相まって脚長効果抜群です。そこにツヤのある黒のベルトとローファー、バッグを加え、モノトーンにツヤを足してリッチさをプラス。仕上げにジャスト丈のドロップショルダージャケットを重ね、立体シルエットをメイク。深みのあるダークブラウンなら秋らしくまとまります。

■3:ペールイエローのレザーコート投入でモノトーンをしなやかに見せる

コートとパンツに落ち感があるので、バッグはくしゅっとしたシルエットで立体感を獲得。
コートとパンツに落ち感があるので、バッグはくしゅっとしたシルエットで立体感を獲得。

2023年9月18日には、コートが主役の装いでNYに現れたケンダル。この日もコーディネートの軸となるトップスとパンツは、カットソーと黒パンツのシンプルワンツーでした。15日と16日には白カットソーを選んでいましたが、この日はライトグレーをチョイス。スタイリッシュなグレーならくすみイエローのコートとも相性が良く、ニュアンスを醸すことに成功します。さらにレザー素材のコートならしなやかさが加わって、エレガントな面持ちに。そこに黒のストレートスラックスとパンプス、バッグを足し、きりっと引き締めフィニッシュ。


ケンダル・ジェンナーの、黒パンツを使った最新スナップをお届けしました。エターナルな魅力を備えた黒パンツを改めて活用し、秋らしいクラシックな雰囲気をまとってみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香