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プロフィール


 

名前:ジョン・ヴォイト(Jon Voight)
出身地:アメリカ合衆国ニューヨーク州
生年月日:1938年12月29日

舞台俳優として活動を始め、1967年にスクリーンデビュー。1969年に出演した映画『真夜中のカーボーイ』で一躍脚光を浴びたジョン・ヴォイト。同作品ではアカデミー賞主演男優賞にもノミネートされ、実力派俳優としてキャリアをスタートさせました。その後、映画『帰郷』(1978年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞。『暴走機関車』(1985年)では再びノミネート。さらに『ALI アリ』(2001年)では助演男優賞にノミネートされるなど、何度もアカデミー賞の候補となってきました。そのほかにも『ミッション:インポッシブル』(1996年)『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016年)や、ドラマ『24 TWENTY FOUR リデンプション』など数々のヒット作に出演している名俳優です。

私生活では、1962年にラウリ・ピータースと結婚するも、1967年に離婚。その後、1971年にミシェリーヌ・ベルトランと結婚。息子ジェームズ・ヘイヴンと娘アンジェリーナ・ジョリーをもうけるも、1981年に離婚しています。ミシェリーヌとの間に誕生したふたりの子どもは、共に俳優の道へ。娘のアンジェリーナ・ジョリーは世界的な人気女優となっており、有名俳優父娘として注目を集めてきました。

「若いころ」「昔」の写真16選


まずは、ジョン・ヴォイトの「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。

1969年(30歳)ハリウッドにて

 

1969年(30歳)映画『Out Of It』より

 

1971年(32歳)映画『 All-American Boy』より

 

1972年(33歳)映画『脱出』より

 

1974年(35歳)映画『オデッサ・ファイル』より

 

1974年(35歳)イギリスにて

 

1979年(40歳)第51回 アカデミー賞授賞式

 

1980年9月(41歳)ロサンゼルス イベントにて

 

1982年3月(43歳)ロサンゼルス インタビュー

 

1990年9月(51歳)ドーヴィル・アメリカ映画祭

 

1998年(59歳)映画『シン・レッド・ライン』プレミア

 

1999年(60歳)映画『リプリー』ロサンゼルスプレミア

 

2001年(62歳)第11回 Beat The Odds Awards

 

2001年12月(62歳)『マペット・ショー』25周年記念

 

2002年(63歳)第59回 ゴールデングローブ賞授賞式

 

2004年12月(65歳)映画『The Five People You Meet In Heaven』プレミア

 

「映画」代表作6選


ここからは、チェックしておきたいジョン・ヴォイトの代表出演「映画」を6選ご紹介します。

『真夜中のカーボーイ』(1969年)

右は、ダスティン・ホフマン。
右は、ダスティン・ホフマン。

ジェームズ・レオ・ハーリヒーの同名小説を映画化した作品。共演は、ダスティン・ホフマンなど。この作品でジョン・ヴォイトはアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。

あらすじ:大都会に夢をみて、テキサスからニューヨークにやってきた青年ジョー(ジョン・ヴォイト)は、スラム街に住むラッツィオ(ダスティン・ホフマン)という男に出会う。出会いこそラッツィオに金を騙し取られたジョーだったが、冬のニューヨークで極貧生活を共に送るうち、ふたりの間には奇妙な友情が芽生える。寒さのなか、暖かいフロリダに移住する夢を語るラッツィオだったが、実は病に侵されていた。

『帰郷』(1978年)

右は、ジェーン・フォンダ。
右は、ジェーン・フォンダ。

ハル・アシュビー監督。この作品でジョン・ヴォイトはアカデミー賞主演男優賞を受賞。共演のジェーン・フォンダもアカデミー賞主演女優賞を受賞した。

あらすじ:1968年、ベトナム戦争が激化するなか、サリー(ジェーン・フォンダ)は基地附属病院でボランティアをすることになる。病院を訪れた初日、サリーは高校時代の同級生ルーク(ジョン・ヴォイト)と再会。ルークは戦争で傷を負い、下半身麻痺となっていた。サリーとルークは、看護師と患者という関係を超え、お互いを想い合うようになる。しかし、サリーには夫ボブ(ブルース・ダーン)の存在があって…。

『チャンプ』(1979年)

左から、リッキー・シュローダー、ジョン・ヴォイト。
左から、リッキー・シュローダー、ジョン・ヴォイト。

1931年の同名映画のリメイク作品。共演は、フェイ・ダナウェイ、リッキー・シュローダーなど。

あらすじ:息子のTJ(リッキー・シュローダー)とふたり暮らしのビリー(ジョン・ヴォイト)は、かつてボクシングの世界チャンピオンだった栄光は見る影もなく、妻に逃げられ酒とギャンブルに溺れる日々を送っている。しかし、息子のTJは、今でもビリーをチャンプと呼んで慕っていた。デザイナーとして成功した元妻のアニー(フェイ・ダナウェイ)に引け目を感じているビリーだったが、TJのために再びボクシングの世界に戻ることを決意する。

『ミッション:インポッシブル』(1996年)

左から、トム・クルーズ、エマニュエル・ベアール、ジョン・ヴォイト。
左から、トム・クルーズ、エマニュエル・ベアール、ジョン・ヴォイト。

世界中で大ヒットした映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの第1作目。主演は、トム・クルーズ。ジョン・ヴォイトは、IMFのスパイのジム・フェルプス役を演じた。

あらすじ:CIAの諜報部隊IMFのスパイ、ジム・フェルプス(ジョン・ヴォイト)は、作戦の実行中謎の襲撃者に襲われ、チームは壊滅状態に。ただひとり、若手のイーサン・ハント(トム・クルーズ)だけが生き残った。この作戦がIMF内の裏切者を見つけるための偽作戦だったことが伝えられ、イーサンがその裏切者だと断定されてしまう。身に覚えのないイーサンは逃亡。身の潔白を証明し、真の裏切者を見つけるために奔走する。

『トゥームレイダー』(2001年)

2001年7月 プレミア。左から、アンジェリーナ・ジョリー、ビリー・ボブ・ソーントン、ジョン・ヴォイト。
2001年7月 プレミア。左から、アンジェリーナ・ジョリー、ビリー・ボブ・ソーントン、ジョン・ヴォイト。

同名のゲームをもとにしたアクション映画。主演は、アンジェリーナ・ジョリー。ジョン・ヴォイトとの父娘共演が大きな話題になった。

あらすじ:トレジャーハンターのララ・クロフト(アンジェリーナ・ジョリー)は、幼いころに亡くなった父クロフト卿(ジョン・ヴォイト)が残した時計を発見。そこには光のトライアングルを見つけ出すための鍵が隠されていた。父が残した手紙から、光のトライアングルがふたつに割った状態で隠されていることを知ったララだったが、光のトライアングルを狙う組織に襲撃されてしまう。

『ALI アリ』(2001年)

実在のプロボクサー、モハメド・アリの半生を描いた伝記映画。主演は、ウィル・スミス。ジョン・ヴォイトは、スポーツキャスターのハワード・コーセル役を演じ、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。

あらすじ:1964年、黒人ボクサーのカシアス・クレイ(ウィル・スミス)は世界ヘビー級でチャンピオンとなった。カシアスはイスラム教団体に入信し、モハメド・アリという名前を与えられる。ボクシング界のスーパースターとなったアリだったが、徴兵を拒否したことがきっかけで、ボクシングの試合に出ることができなくなってしまう。

「元妻/子ども」の写真7選


二度の結婚と離婚を経験している、ジョン・ヴォイト。1962年にラウリ・ピータースと結婚するも、1967年に離婚。その後、1971年にミシェリーヌ・ベルトランと結婚し、ふたりの子どもをもうけるも1981年に離婚しています。
ミシェリーヌとの間に誕生したジェームズ・ヘイヴンとアンジェリーナ・ジョリーは共に俳優となっており、有名俳優父子として注目を集めてきました。ここからは「元妻/子ども」の写真をピックアップ。

1971年に結婚したミシェリーヌ・ベルトランと

 

1977年 

 

息子のジェームズ・ヘイヴン、娘のアンジェリーナ・ジョリーと

1986年 第58回 アカデミー賞授賞式。左から、バーバラ・カンプ、ジェームズ・ヘイヴン、ジョン・ヴォイト、アンジェリーナ・ジョリー。
1986年 第58回 アカデミー賞授賞式。左から、バーバラ・カンプ、ジェームズ・ヘイヴン、ジョン・ヴォイト、アンジェリーナ・ジョリー。

1980年 

 

1998年 第55回 ゴールデングローブ賞授賞式

 

2001年 ヴァニティフェア オスカー・パーティー

 

2014年1月 第71回 ゴールデングローブ賞 ポスト・パーティー

 

「男前遍歴」20選


次に、60代後半からの「男前遍歴」をお届けします。ハリウッドを代表する名俳優としての威厳たっぷりの姿をご覧ください。

2005年1月(66歳)第10回 全米批評家協会賞授賞式

 

2005年11月(66歳)映画『John Paul II』撮影中

 

2006年3月(67歳)ニューヨークにて

 

2007年9月(68歳)映画『ゲーム・プラン』ワールドプレミア

 

2008年10月(69歳)第21回 東京国際映画祭

 

2009年6月(70歳)CineVegas Film Festival

 

2010年9月(71歳)第6回 BGC チャリティ・デイ

 

2011年1月(72歳)G’Day USA 2011 Black Tie Gala

 

2012年11月(73歳)映画『ヒッチコック』ニューヨークプレミア

 

2013年2月(74歳)ヴァニティフェア オスカー・パーティー

 

2013年12月(74歳)第27回 アメリカン・シネマテーク・アウォード

 

2014年8月(75歳)Showtime 2014 EmmyEve

 

2015年3月(76歳)第2回 Hollywood Heals: Spotlight On Tourette Syndrome

 

2016年8月(77歳)映画『ベン・ハー』プレミア

 

2017年2月(78歳)ヴァニティフェア オスカー・パーティー

 

2018年4月(79歳)ドラマ『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』スクリーニング&パネル

 

2019年2月(80歳)ヴァニティフェア オスカー・パーティー

 

2020年1月(81歳)第7回 Gold Meets Golden

 

2020年9月(81歳)テレビ番組『Home&Family』出演時

 

2022年2月(83歳)映画『ゴッドファーザー』50周年記念

 

「現在」の写真2選


84歳を迎えてなお現役として活躍しているジョン・ヴォイト。2023年には、トニー・ディーン・スミス監督のアクション映画『Mercy』が公開。長年第一線を走り続ける実力派俳優として、類まれな存在感を発揮しています。

2023年3月(84歳)ヴァニティフェア オスカー・パーティー

 

2023年4月(84歳)ビバリーヒルズ映画祭 オープニング・ナイト

 

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この記事の執筆者
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