品格溢れるエルメスのバッグ『フォンズベル』は、漆黒のボックスレザーとモダンに煌めくシルバー金具のコントラストが魅力的。1970年に、エルメスのデザイナーであるアンリ・ドリニーにより『フォンズベル』は誕生しました。
そして今季、端正なデザインはそのままに、クラスプのモチーフとチェーンのデザインを一新して登場します。しっとりと艶めく「ボックスカーフ」や精緻な「サドルステッチ」は、伝統的な馬具制作の賜物。シャープな輝きを放つクラスプやチェーンも、馬具に欠かせない金具作りの技術が生かされています。
オリジナルデザインを手がけたアンリ・ドリニーは、時計『ケープコッド』やロングセラーのカレ『エプロン・ドール』など、多彩な魅力を秘めたオブジェを作り出しています。バッグ名の『フォンズベル』は、オリジナルモデルの製作者であるアンリ・ドリニーの城がある土地にちなんで名付けられました。
■ボックスカーフとメタルチェーンのコンビネーションが見事!
新生『フォンズベル』は、クラスプのモチーフとメタルチェーンがチャームポイントに。クラスプと11ピースのリンクからなるチェーンは、馬具に用いられた金具を彷彿とさせ、コンテンポラリーな雰囲気を演出します。
希少な素材である「ボックスカーフ」を用いることで、唯一無二の光沢を放っています。「ボックスカーフ」は、英国起源の製法により、ガラスのような硬質な素材を革表面に擦り付けて磨き上げることで、特有の艶めきを実現。「BOX」に入れられたことに名前の由来があるともいわれます。
光沢はもちろん、きめ細かいグレインをもち、深みのある色調を叶えます。また、なめらかなタッチは格別のもの。「ボックスカーフ」は、型崩れしにくく、使い込むほどに美しい艶が生まれるのも、最高峰のレザーといわれる理由です。
タイムレスな魅力を宿したバッグで、品格溢れる装いを叶えたいもの。エルメスのバッグ『フォンズベル』は、極上のボックスカーフと輝きを放つシルバーチェーンが美しいムードを放ちます。
※掲載商品の価格は、税込みです。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 大原敏政(aosora)
- WRITING :
- 川口夏希(NTK CREATIONS)