「釣忍」ってなんと読む?「つりにん」ではありませんよ!
明日は4月26日ですが、毎月26日は『ツローの日』という、「釣り」に関連した記念日に制定されています。ひとりでも仲間とでも、また老若男女を問わず楽しめる釣りを、1年を通して楽しんでほしい…というコンセプトで、26(釣ろう)の語呂合わせにちなんでいます。週末からのゴールデンウィーク、釣りを通して自然とふれあってみるのも楽しそうですね。ということで本日は「釣」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「釣忍」ってなんと読む?
「釣忍」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:以下の画像のような「夏、涼味を添えるために軒先に吊るもの」のことで、風鈴と合わせたあしらいも人気です。
<使用例>
「昨年のゴールデンウイークは、自然公園で、釣忍をつくるワークショップに参加したわ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 釣忍(つりしのぶ) です。
「釣忍(つりしのぶ)」は「植物のシノブの根茎を舟の形や井桁につくって吊るすもの」なので、この呼び方で呼ばれております。風鈴と並び、日本古来、感覚的な涼味を感じるためのアイテムです。すでに気温が夏日を記録することもある今日この頃ですので、この先人の知恵を取り入れ、風流を楽しんでみてはいかがでしょうか?
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「釣魚」ってなんと読む?
「釣魚」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「魚を釣ること。魚釣り。また、魚釣りの対象となる魚」を意味する熟語です。
<使用例>
「履歴書の趣味欄に書くなら、『釣り』より『釣魚』のほうがフォーマルなイメージでいいんじゃない?」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 釣魚(ちょうぎょ) です。
「釣」の音読みに関しては、過去に「釣果(ちょうか)」という言葉も扱いましたが、今回は読めたでしょうか? 常用漢字の範囲の読み方ですので、お忘れのないように。「釣り」「釣り魚」よりもフォーマルな言い回し「釣魚(ちょうぎょ)」、大人の語彙としてぜひ覚えておきましょう。
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本日は、毎月26日の『ツローの日』にちなんで、「釣」という字の入った日本語から、
・釣忍(つりしのぶ)
・釣魚(ちょうぎょ)
の読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)/photo AC
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱