雑誌『Precious』5月号では、別冊付録【毎日を豊かに彩る「暮らしの名鑑」57】にて、これまで連載「プレシャスアイ」で紹介してきたものを中心に、豊かな暮らしへと誘うインテリアの名品を特集しました。
今回はその中から、岐阜の小さな工房「ヴォールヒュッテ」の『タペストリーテーブル』をご紹介します。
「ヴォールヒュッテ」のサイドテーブル
折りたたみ可能なテーブルは、壁に掛けても美しくタペストリーのよう
佇まいが美しく、機能的で、細部までこだわった丁寧なつくり…。上質なものづくりを愛するインテリアの目利きたちも注目する、岐阜の小さな工房「ヴォールヒュッテ」。彫金から木工の道へと進んだ堀部善之さんとデザインに秀でた順子さん夫妻が、木製家具を中心に手掛けています。
『タペストリーテーブル』と名付けられたこのサイドテーブルは、木の温もりが漂いながら、直線的なデザインとコンテンポラリーなディテールがモダンな気分を演出。細い脚に真鍮があしらわれているなど、細部まで考え抜かれたデザインが魅力です。
天板を取り外して脚を折りたたみ、付属の革バンドで留め、壁にかけてもまた素敵。こんなサイドテーブルを手に入れたら、暮らしまで軽やかに美しく更新できそうです。
〈DATA〉
2015年の誕生以来、多くの人を魅了してきた『タペストリーテーブル』。このブラックのほかに、ナラ材の色味のナチュラルカラーも。別売りで折りたたんだテーブルを立てかける『タペストリースタンド』もある。受注生産。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※掲載されている商品の価格は、2024年3月15日現在のものです。
問い合わせ先
関連記事
- オブジェのような存在感と実用性が息づく「ヴィトラ」のウォールシェルフ|ジャン・プルーヴェが手掛けたロングセラー
- 華やかな煌めきが印象的な「竹俣勇壱さんのワインクーラー」|金工への美意識が光る、銅と真鍮の奥行きのある輝きを
- グリーンが劇的に見違える「スクルツナ」のフラワーポット|暮らしにゆとりを生む美しさと過ごす日々を
- PHOTO :
- 唐澤光也(RED POINT)
- STYLIST :
- 中林友紀
- EDIT&WRITING :
- 川村有布子、佐藤友貴絵(Precious)