【目次】
- 【やり方1】「太め」で今っぽさを演出
- 【やり方2】「細め」ならスマートな印象に
- 【やり方3】「定番ロール」は厚みに注意して
- 【やり方4】「ワンロール」ですっきり見せて
- 「靴」との組み合わせで印象チェンジ
- 「春夏」の装いを軽やかにまとめて
- 「秋冬」コーデは足元にポイントをつくって
【やり方1】「太め」で今っぽさを演出
デニムパンツのロールアップを今っぽくするなら、程よいインパクトが生まれる「太め」がおすすめです。俳優のキルスティン・ダンストは、黒のニットプルオーバーとブルーデニムパンツというシンプルカジュアルを、太めのロールアップでモダンにアップデートしました。
【やり方2】「細め」ならスマートな印象に
きちんと感をキープできる「細め」のロールアップをさりげないポイントにして、スマートさを加速。クラシカルなアイテムを重ねたモデルのカーリー・クロスは、シャツの裾を半分だけアウトにしたり、細くパンツの裾をロールアップするテクニックでメリハリを宿して。
【やり方3】「定番ロール」は厚みに注意して
ロールアップする幅だけでなく、折り返す回数でも印象が変わります。2〜3回折り返す「定番ロール」は、厚めになりすぎると野暮ったい印象になってしまうこともあるので、幅を調整して折り返すのがおすすめ。見本のように裾を縦に折りたたんでから無造作に数回ロールアップすると、テーパードシルエットが生まれ、さらに動きも出てこなれ感が高まります。
【やり方4】「ワンロール」ですっきり見せて
簡単なのにしっかりメリハリが手に入る「ワンロール」。厚みが出ないので、すっきりまとまります。太めのワンロールで今っぽさを演出したり、かかとギリギリで細めにワンロールして脚長効果を手に入れましょう。
「靴」との組み合わせで印象チェンジ
ロールアップしたデニムパンツコーディネートは、合わせる「靴」によって印象を変えることができます。カジュアルからきれいめまで、デイリーで参考にしたい靴をピックアップしました。
「スニーカー」はロールアップテクでのっぺりさせない
カジュアルなデニムパンツと相思相愛なシューズである「スニーカー」。パンツをロールアップすると、のっぺりせずに立体感が生まれます。このとき、足首が覗くように調整するとスタイルアップに繋がります。
「パンプス」で上品さをトッピング
ロールアップによって動きが生まれたデニムパンツに「パンプス」を合わせ、上品に誘導しましょう。見本のようなポインテッドトゥなら、きりっとシャープに整い、デニムパンツをクラスアップすることに成功します。
「サンダル」素足を見せて軽やかに
デニムパンツをロールアップして肌を見せる面積を増やせば「サンダル」の持ち味が活きてきます。見本のようにやや太めのデニムパンツに華奢ストラップサンダルを掛け合わせると、メリハリしっかりに着地。
「ブーツ」の全貌を見せて辛口ムードを演出
スタイリッシュな「ブーツ」の全貌をしっかりアピールすべく、デニムパンツをロールアップしてみて。ぴりっとスパイスが効いて、格好良くきめることができます。
「ローファー」なら上品さが倍増
デニムパンツをロールアップすることで足元をすっきりと見せ、さらにトラッドな「ローファー」を合わせれば上品さが倍増します。カジュアルデニムパンツがお利口に整うので、ぜひこのコンビを活用してみて。
「オックスフォードシューズ」でマスキュリンに
マスキュリンな趣漂う「オックスフォードシューズ」には、きちんと感のあるデニムパンツのロールアップがお似合いです。見本のようにロゴソックスを投入すれば、立体感たっぷりの足元コーディネートが出来上がり。
「春夏」の装いを軽やかにまとめて
ここからは、ロールアップデニムパンツの季節別コーディネート術をご紹介します。折り返すことでデニム素材の裏地を見せれば、軽やかさがアップして「春夏」の装いにぴったり。
細めのロールアップできちんと感をキープ
白カットソーにブルージーンズを合わせた定番カジュアルに、ベージュのマキシ丈ステンカラーコートを合わせたテイストミックススタイル。すべてフラットな表面感なので、パンツの裾をロールアップしてメリハリをオン。細めのロールアップできちんと感をキープして。
カットオフの裾にさらなる動きを出して
黒トップスとグレージャケットのシックな配色に、ライトブルーアイテムを散らして春らしい爽やかさをトッピング。カットオフのデニムパンツは、ロールアップするとさらに動きが出て絵になります。
太めロールアップでトレンド感とスタイルアップ効果を獲得
華やかさたっぷりなボリュームスリーブのフリルブラウスは、ワイドデニムパンツで程よくドレスダウン。トレンド感のある太めロールアップで足首を、オフショルダートップスで肩を見せれば、華奢な部分が強調されて好バランス。
ダメージデニムはラフに傾けすぎない
両膝にダメージ加工が入ったやんちゃなデニムパンツは、裾をロールアップすることでラフになりすぎないように。そうするとフェミニンなピンクカーディガンとレディなサンダルともマッチして、調和の取れた着こなしに着地します。
ベルトマーク×ロールアップをポイントにして着映える
ゆったりとした半袖シャツとワイドデニムパンツの組み合わせは、ごく淡いイエローと濃いブルーの配色でメリハリを確保。黒ベルトでウエストマークしつつ、パンツの裾をロールアップしてポイントをつくるとのっぺりしません。
太めロールアップでシンプルコーデが絵になる
白のノースリーブシャツとブルーデニムパンツを合わせ、クリーンなオーラを放って。トップスとパンツのシンプルな組み合わせも、パンツの裾を太めにロールアップすると立体感が生まれて物足りなさを感じる心配なし。
無造作なワンロールでこなれた表情へ
白カットソーとライトブルーデニムパンツでつくる王道カジュアルは、ベルトマーク、白靴下、華奢ストラップサンダルできちんと感をプラス。パンツの裾を無造作にワンロールすると、こなれ感を獲得できます。さらにキャップやカラフルアクセサリーでキャッチーにまとめて。
ロールアップが映えるインディゴブルーデニムを活用
ノンウォッシュのインディゴブルーデニムパンツは、裏地のカラーとメリハリがつくのでロールアップアレンジがよく映えます。鮮やかなオレンジスニーカーや肩掛けカーディガンを頼りに、シンプルが絵になる大人カジュアルをコンプリート。
「秋冬」コーデは足元にポイントをつくって
ぬくもりを感じるニットプルオーバーやアウターがメインになる「秋冬」のコーディネート。デニムパンツのロールアップで足元にポイントを置き、動きをつけてみましょう。
ロールアップでバランスアップに繋げて
汎用性の高いブラウンニットプルオーバーにメリハリがつくよう、デニムパンツは真っ白をチョイス。ニットの裾をインしたり、パンツの裾をロールアップするとバランスアップに繋がります。小物は黒レザーで統一し、きりっと引き締め。
ロールアップした裾をブーツにインしてみる
いつものデニムパンツも、王道のブルーではなくまろやかなベージュを選ぶと秋らしいぬくもりを宿すことに成功。重厚感のあるブーツの存在感を引き立てるべく、パンツはロールアップしてみて。さらに裾をブーツにラフにインすれば、リズムが宿って立体感が倍増。
裏地のカラーを見せて重くさせない
黒、ブラウン、濃いめブルーでつくる、秋の深まりを感じるダークトーンコーディネート。デニムパンツの裾をロールアップし、裏地の色を見せれば重くなるのを回避することができます。さらにバッグやローファーの光沢感をポイントにして、奥行きを感じさせて。
ロールアップで足元をすっきり見せて
ライダースジャケットにグレーニットプルオーバーを肩掛けしたスタイルは、下半身をすっきりさせると良バランス。デニムパンツの裾をロールアップしつつ、ローテクスニーカーを合わせることで軽やかに仕上げて。
上品足元コーデに馴染むようにロールアップ
白靴下と黒パンプスという上品な足元コーディネートにマッチするよう、デニムパンツはロールアップしてスマートに。ツイードジャケットとスカーフの合わせ技で、クラシカルなムードを上乗せ。
デニムの上下はロールアップで間延びさせない
デニム素材でリンクしたシャツとパンツの組み合わせは、色味に違いをつけつつ、裾をロールアップすることで間延びするのを防止。黒のコートやチャンキーチェーン付きローファーを組み合わせ、モダンさを漂わせました。
ロールアップでカラフルな足元を強調
シャツとパンツをライトブルーのデニム素材でリンクして、セットアップ風スタイルに。そこにグレーのコートを重ねてワントーンにすれば、カラーソックスとスニーカーの存在感が引き立ちます。さらにパンツの裾をロールアップして、足元を強調すればパーフェクト。
ワイドデニムを太めにロールアップしてインパクトをつくる
バイカラーのチェスターコートや編み込みバッグを合わせ、デニムパンツをスタイリッシュに整えた俳優のキャリー・マリガン。ワイドフレアデニムパンツの裾を太めにロールアップすると、インパクトが生まれてモダンさが倍増します。
ロールアップ×白スニーカーで軽やかさをプラス
もこもことした愛らしいテディベアコートで、ぬくもりを演出したモデルのヘイリー・ビーバー。ふんわりシルエットのコートに軽やかさをトッピングすべく、シューズは白スニーカーを選択。さらにデニムパンツの裾を細めにロールアップして、足元をすっきりさせると身軽さがアップします。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香