「大蛇(お〇〇)」ってなんと読む?古典的な言葉ですよ!
明日、5月28日は『コインランドリーの日』です。日にちは語呂合わせで、コ(5)インランドリーで、ふわ(28)ふわ…という解釈なのだとか。なんだかかわいらしいですね。さて、コインランドリーといえば、布団や分厚いアウターなど、大きなものが洗える場所…ということで、本日は「大」という字の入ったクイズをお送りします。
【問題1】「大蛇(お〇〇)」ってなんと読む?
「大蛇」の読みかたとして正しくなるよう、「お〇〇」の○に、それぞれ、かな1文字ずつ入れて完成させてください。
ヒント:「非常に大きな蛇」を言う言葉です。
<使用例>
「ここは、八岐大蛇(お〇〇)の伝説のある場所ね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 大蛇(おろち) です。
「おろち」という音の構成ですが、「お」は「尾」、「ろ」は助詞で、現代の「の」にあたり、「ち」は日本古来「霊的なもの」を意味する音…ということで「長い尾の神」というような意味合いです。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「猫額大」ってなんと読む?
「猫額大」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「猫の額(ひたい)ほどの大きさ。土地などの面積が極めて狭いこと」を言う言葉です。
<使用例>
「猫額大の我が家ですが、お立ち寄り頂いたら、心を込めておもてなしします」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 猫額大(びょうがくだい) です。
「猫額大(びょうがくだい)」、「狭小」などと言うよりも、ユーモラスでかわいらしい謙遜表現になりますね。大人の語彙としてぜひインプットしましょう。
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本日は、5月28日『コインランドリーの日』にちなんで、「大」という字の入った日本語から、
・大蛇(おろち)
・猫額大(びょうがくだい)
の読み方、言葉の背景をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『語源由来辞典』(ルックバイス)/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱