「肉叉」ってなんのこと? 絶対知っているものですよ!

明日・8月29日は『焼肉の日』です。日付の由来は、わかりやすい「829(やきにく)」の語呂合わせですね。夏バテ気味の方は、お肉を食べて精をつけてくださいね。元気! という方も、焼肉を食べる口実ができる(笑)、嬉しい記念日ではないでしょうか? ということで、本日は「肉」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「股肉」ってなんと読む?

「股肉」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:食肉の、ポピュラーな部位のひとつです。

<使用例>

「私、ポークハムは、ロースより股肉を使ったほうが好みだわ」

かな4文字です。
かな4文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 股肉 です。

「腿肉(ももにく)」とも表記します。
「腿肉(ももにく)」とも表記します。

「股」の表外読み(常用漢字表に掲載されない読み方)に、「もも」がございます。「太股(ふともも)」も、この字ですよね。「またにく」と誤読なさらないよう、お気を付けください。

さて、2問目にまいりましょう。

【問題2】「肉叉」ってなんのこと?

「肉叉(にくさ)」という日本語の意味として正しいものを、次の選択肢の中から選んでください。

1:和牛のサシ

2:フォーク

3:チャーシュー

「肉叉(にくさ)」とは、どれのこと?
「肉叉(にくさ)」とは、どれのこと?

さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に
正解は↓に

正解は 2:フォーク です。

「叉」は、「先が分かれた、ものを指しとる道具」を意味しています。

「叉」は、「先が分かれた、ものを指しとる道具」を意味しています。「肉叉(にくさ)」は、「フォーク。肉刺し」を意味する言葉です。これで刺して、タレ漬けした肉を焼く料理の代表格が「叉焼(チャーシュー)」ですね。「チャーシュー」は漢語の読み方からくる外来語です。

***

本日は、8月29日『焼肉の日』にちなんで、「肉」という字の入った日本語から、

・股肉(ももにく)

の読み方と、

・肉叉(にくさ)=フォーク

という言葉の豆知識などをおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/農林水産省ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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小出 真朱