お正月の食卓を彩る「おせち料理」。まだまだ先…と思っていても、実は秋から予約が始まるお店が多いんです。
全国に百貨店を15店舗展開する「大丸・松坂屋」では、2024年10月1日(火)より店頭にて、2025年のおせち商品が販売開始されます。
今年の大丸・松坂屋のテーマは「慶びのシェア」。大切な方とお重を分け合って「シェア」したり、日本の伝統食に触れる機会が少ないお客様におせち文化を「シェア」するなどの意味を込め、シーンや目的ごとに選べる幅広いラインナップとなっています。
本記事では厳選して8つ、注目のおせち料理をご紹介します。
テーマは「慶びのシェア」!「大丸・松坂屋」のおせち料理8選
■1:おせちを通して北陸を元気に「〈一本杉 川嶋〉和風おせち 二段」
石川・能登、七尾市で店を構える日本料理店「一本杉 川嶋」。人気の名店が初監修し、能登食材を使用したおせち「〈一本杉 川嶋〉和風おせち 二段」が初登場します。
蟹やあわびなど、能登の食材をハレの日にふさわしい料理へと昇華したおせちは、二段という小ぶりなサイズながら、内容は大充実。
「能登の食文化を知ってもらい、おせちを通して北陸を元気にしたい」と監修した店主・川嶋さんは語ります。能登食材を使用したおせちで、復興応援に繋がることを期待したいですね。
■2:予約困難店!「〈銀座しのはら〉和風おせち 一段(フォアグラ最中付)」
滋賀県から東京・銀座へ進出し、4年連続グルメガイド二つ星を獲得。今や予約困難な店としても知られる人気の日本料理店「銀座しのはら」による「〈銀座しのはら〉和風おせち 一段(フォアグラ最中付)」。
昨年大丸・松坂屋にてお正月料理を発売したところ大好評を博した「銀座しのはら」から、今年はおせちのお重が登場。大丸・松坂屋の数あるおせちの中でも、お店が自信を持っておすすめする商品のひとつなんです。
「お店の味をそのまま提供したい」という想いから生まれた和風おせち。ハレの日にふさわしいスペシャリテ「フォアグラ最中」は、お店でも人気のひと品なのだとか。
温故知新をテーマにしたおせち料理は、豪華絢爛さとどこか昔懐かしさを感じられる、「銀座 しのはら」とっておきの逸品です。
■3:料理研究家・大原千鶴監修!「〈大原千鶴〉口福 おせち 巳」
京都・花背の名料亭に生まれた人気料理研究家・大原千鶴さんが手がけたおせち料理、「〈大原千鶴〉口福(こうふく) おせち 巳」が今年も登場します。
大丸・松坂屋にて、毎年大人気のおせち料理で、過去6年の累計販売台数はなんと4.2万台! 食材を厳選し、細部まで丁寧に仕上げた三段おせちです。
今年はおせち料理に加え、脂がほどよい熊本のあか牛肩ロースや大原さん大好物の麩など、こだわりの具材を詰め合わせた「〈大原千鶴〉口福鍋 大原家のすきやき」も発売。おせちと合わせて、新年の華やかな団らんのひとときにいただいてみてはいかがでしょうか。
■4:和洋中のコラボレーション「〈西の三名人〉饗宴おせち 三段」
今年は、絶大な人気を誇る料理人がプロデュースする「饗宴おせち」が大丸・松坂屋に初登場。
「〈西の三名人〉饗宴おせち 三段」は、大阪で老舗の伝統を受け継ぐ「日本料理 湯木本店」の店主・湯木尚二さん、神戸のフレンチレストラン「Recette」のシェフ・依田英敏さん、大阪の本格中華「中国菜 エスサワダ」のオーナーシェフ・澤田州平さんの3名が監修した、和洋中それぞれが楽しめるおせち料理です。
和食のやさしさ、洋食の繊細さ、中華の艶やかさが見事に調和。卓越した技や感性が詰まった、贅沢なコラボレーションを楽しめる逸品です。
なお、同時に「〈東の三名人〉饗宴おせち 三段」(¥35,800)も発売。こちらは、モダンジャパニーズレストラン「HAL YAMASHITA 東京」のエグゼクティブシェフ・山下春幸さん、イタリア料理店「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」のオーナー・落合務さん、四川料理人・陳建一さんを父に持つ料理人・陳建太郎さんの3名が監修。東西お好みで、おせち料理を選んでみてください。
■5:150余年の歴史を持つ名店のおせち「〈京都 三味洪庵〉豊麗 五人前」
京都・東山にて、創業文久元年(1861年)創業の老舗「京都 三味洪庵」。京都の食文化を伝え続ける名店が手がけるおせち、「〈京都 三味洪庵〉豊麗 五人前」が登場します。
全53品がぎっしりと詰め合わせられた四段重で、家族や親戚が一同に会する新年の集まりに好適なひと品です。大丸・松坂屋が誇る「厳選おせち」のひとつ、ぜひご賞味ください。
■6:販売個数第1位!「〈京都・衹園 京彩宴〉天禄 二人前」
2024年の大丸・松坂屋での販売個数ナンバーワンに輝いた「〈京都・衹園 京彩宴〉天禄 二人前」が今年も登場します。
おいしさとボリュームを重視した47品が詰まった、和洋両方を楽しめるおせち料理です。二段のお重なので、少人数でのお食事にも適しています。食卓に華やかさを添えてくれること間違いなしですよ。
■7:冷凍おせちも充実!「〈厳選B〉さくら」
離れて住む方とも同じ味わいを堪能したいといった理由で、自家需要に加え贈り物としてのニーズが年々高まっている冷凍おせち。大丸・松坂屋でも、昨年の2倍の商品数が販売されます。
冷凍おせち「〈厳選B〉さくら」は、和風が二段、洋風一段、中華一段の四段重。帆立の雲丹焼、ローストビーフ、海老チリソースなど、バラエティ豊かに詰め合わせられた逸品です。沖縄県と離島を除く、全国配送が可能です。
■8:新感覚のおせち「〈平野由希子〉ワインと楽しむおつまみBOX」
大丸・松坂屋が展開する「おつまみおせち」は、お酒と相性抜群のお料理を詰め合わせたオードブル形式のおせち料理で、毎年好評を博しています。
今年は、料理家、ソムリエ、フード&ワインプロデューサーである平野由希子さんが監修する「〈平野由希子〉ワインと楽しむおつまみBOX」が登場。ワイン好きの心を掴む珠玉の美味が満載です。
「ワインとの調和」をテーマに、お酒好きのことを考え抜いた味付けが特徴のおつまみBOX。フレンチのおせちではなく、おせちの定番をバランスよく詰め合わせているのもポイントです。
大丸・松坂屋では、ほかにもバラエティ豊かなおせち料理が揃います。
焼肉「叙々苑」が手がける「焼肉おせち」(¥37,800)や、ラグジュアリーホテル「リーガロイヤルホテル(大阪)」が手がける豪華絢爛な「和・洋・中華風 三段」(¥75,600)、「ピエール・エルメ・パリ」が手がけるスイーツおせち「ドゥスール デュ ヌーベル アン」(¥23,760)など。
中には、懐石料理の名店「京都吉兆」が手がける「和風 三段」(¥324,000)といった、贅を尽くしたおせち料理もラインナップされています。
おせち料理は一部商品を除き、2024年9月20日(金)14:00より公式オンラインストアにて先行販売、10月1日(火)より店頭で販売開始となります。受け取り日や配送日、配送対象地域など、詳しくは店頭または注文ページにてご確認ください。
2025年は大丸・松坂屋のおせち料理を囲んで、素敵な新年を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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- TEXT :
- 伊東ししゃも 編集者・ライター
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- EDIT :
- 小林麻美