1851年にスイスで創業したラグジュアリーブランド・BALLY(バリー)は、1920年代から、著名な建築家やグラフィックデザイナー、音楽シーンをリードする新進気鋭のアーティストなどとコラボレーションする活動を行ってきました。

今回、日本で初めてとなるコラボレーション相手に選出されたのが、歌手であり俳優、そして演出家としても活躍されている夏木マリさん。世界最大規模の路面店・バリー銀座店で行われた、夏木さんが登壇したプレスカンファレンスの様子をお届けします。

「自立した女性」を代表する歌手・夏木マリさんをキュレーターに大抜擢

歌手で俳優の夏木マリさんとバリー チーフ エグゼクティブ オフィサーであるフェデリック・ドゥ・ナープさんの「BALLY and Mari」会見時の様子
歌手で俳優の夏木マリさんとバリー チーフ エグゼクティブ オフィサーであるフェデリック・ドゥ・ナープさんの「BALLY and Mari」会見時の様子

「BALLY and Mari」プロジェクトのキュレーターに選ばれた夏木さんを「まさにバリーウーマンの象徴」だと語るのは、バリー チーフ エグゼクティブ オフィサーであるフレデリック・ドゥ・ナープさん。自由でパワフル、そしてエンタープレナーで多彩に活躍する女性であると大絶賛。「ランドマーク的存在である銀座店を中心に、刺激的なプロジェクトを発信していってほしい」と意欲をみせました。

夏木さんにとって「バリー」は両親を連想させる「クラシック」なイメージ

バリーというブランドに対して、「父や母が履いていた、上質でトラディショナルなブランド」というイメージがあったという夏木さん。進化を遂げているブランドの在り方に感銘を受け、キュレーションのオファーを受けたといいます。「これから始まるエキサイティングな企画を通して、本物の良さを若い人たちに伝えていきたい」とコメントしました。

「BALLY and Mari」ロゴに込められた思い

「BALLY and Mari」(バリマリ)に意欲をみせる夏木マリさん
「BALLY and Mari」(バリマリ)に意欲をみせる夏木マリさん

今回のためにデザインされた「BALLY and Mari」のロゴには、「夏」という漢字が中心に配されています。自身も「まさか審査に通るとは思わなかった」という遊び心あふれるデザインには、直筆の「Mari」の文字も組み込まれています。「見た瞬間にパーフェクションを感じた」とフレデリックさんも太鼓判を押すロゴには、夏木(summer turee)という文字から連想させる軽やかな空気感や、温かさ、躍動感や喜びを感じさせます。

夏木さんが略して「バリマリ」と呼ぶ、これから始動するプロジェクトが、一体どんな驚きにあふれたものになるのか。さらにパワーアップしていくバリーの今後から、目が離せません。

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EDIT&WRITING :
石原あや乃