サテン素材のボトムは黒で取り入れるとフォーマルすぎてしまいますが、黒以外のさまざまな色味ならこなれたハイセンスさがアピールできます。どんな装いに仕上げていたか、お手本のスナップをチェック。
■1:リサ・エイケンは…着映えする白とメリハリ配色なら確実に絵になる装いが実現
N.Y.ファッションウィークにて『Vogue.com』のエグゼクティブディレクターを務めるリサ・エイケンが見かけられていました。黒トップスにサテンスカートとコートを白でまとめて颯爽と。白だけでも絵になる着こなしができ上がりますが、スカートはサテン素材なのでより着映え効果が高まっています。さらに細身かつロング丈のコートで白の面積が多いことも、華やかさ倍増の理由に。艶素材のサテンスカートがフォーマルタイプでも、こんなキャリア風のアイテム合わせなら、デイリーに活躍できる装いが完成できます。×黒との配色でシャープに引き締めれば大成功です。
■2:ダイアン・バトゥキナは…カーゴパンツを女性らしくきれいめな表情にシフト
パリでキャッチされていたのは、インフルエンサー、ダイアン・バトゥキナ。ベージュのカーディガンに淡いグリーンのカーゴパンツを合わせていました。パンツはカジュアルなカーゴデザインでも、シャイニーなサテンになると女性らしく優しい雰囲気に仕上がります。トップスとのカラーリングも淡い色同士なので、よりソフトなムード全開に。彼女のように小柄なタイプの方は、裾をドローストリングできるデザインなら丈の調整もできてフィット感抜群です。カーゴパンツはポケットやベルテッド使いから、フラットに見えず脚のラインに立体感をもたらし、サテン素材ならなおさらその効果をもたらします。
■3:ハート・エヴァンジェリスタは…レザージャケットを辛口に見せず今旬テイストMIXに
2024年4月、俳優兼インフルエンサー、ハート・エヴァンジェリスタをパリでキャッチ。レーストップスとシャツを白に、その上にブラウンのレザージャケットを羽織り、同色のサテンスカートをはいていました。黒やブラウンのダークカラーのレザージャケットはひとつ間違えるとおじさんっぽく見えてしまいますが、白レーストップスの投入によりそんな心配はなく、今っぽい表情を生み出しています。レザーとサテン素材の組み合わせはともに艶やかですが、ハード×繊細さのテイストミックスになって新鮮です。サテン素材ならくるぶしまでのロング丈でも重たい印象にならず、軽やかなエレガンスができ上がっています。
サテンボトムをはいていた3人のファッショニスタにスポットを当てました。フォーマルになりすぎず、今っぽいこなれムードが香るコーディネートが完成するので、ぜひ取り入れてみては?
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀