「触読」ってなんと読む?知っておきたい言葉です!
明日・1月4日は『世界点字デー』です。視覚障がい者への理解を深め、点字の重要性を世界に広めるための国際デーで、点字の発明者であるルイ・ブライユの生誕日にちなんで制定されました。点字は、触って読む文字ですので、本日は「触」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「触読」ってなんと読む?
「触読」という日本語の正しい読み方たをお答えください。
ヒント:「点字などを指先で触ったり、なぞったりして読むこと」です。
<使用例>
「あの図書館には、触読用の点字図書がたくさん揃っているわよ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 触読(しょくどく) です。
「点字などを指先で触ったり、なぞったりして読むこと」を「触読(しょくどく)」と言います。ぜひ知っておきたい言葉ですね。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「触書」ってなんと読む?
「触書」という日本語の正しい読み方たをお答えください。
ヒント:「知らせる文書」などの意味をもつ言葉です。
<使用例>
「社長じきじきにエントランスに御触書を出すなんて、よほど肝いりの企画なのね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 触書(ふれがき) です。
ちなみに点字を表記する際には、点字定規を使って、点筆(てんぴつ)と呼ばれる、紙に点を打つ道具で打っていきます。
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本日は、1月4日『世界点字デー』にちなんで、「触」という字の入った日本語から、
・触読(しょくどく)
・触書(ふれがき)
の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/NHKハートネットXアカウント/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱