1990年代に世界じゅうで一大ブームを巻き起こしたスーパーモデル。クラウディア・シファー、シンディ・クロフォード、ナオミ・キャンベル、クリスティ・ターリントン、ケイト・モスらとともに当時のファッションシーンを席巻したひとりがカーラ・ブルーニです。
黄金期が去った後も、アルバム『ケルカン・マ・ディ〜風のうわさ』でミリオンセラーを記録し歌手としても成功、さらには2008年よりニコラ・サルコジ仏大統領夫人としてファーストレディに。ミック・ジャガー、エリック・クラプトン…と出会った人を魅了する華麗なオーラで、ドラマティックな人生を謳歌する57歳が魅せた、優美なワントーンコーデを紐解いていきましょう。
■１：柔らかなホワイトとクールなディテールで華やぎと洗練を両立
2024年9月29日、パリファッションウィークにてヴァレンティノのショーに出席。クリーミーなホワイトのコートドレスはゴールドで縁取られたボタンやポケットのディテールで格上の存在感を発揮しています。キュッとウエストを絞りフィット＆フレアなシルエットで着こなして。ゴブラン織のバッグで色を添えて装いのポイントに。足元はポインテッドトゥを選び、シャープに仕上げています。
■２：旬色バーガンディを堪能！表情豊かに揺れるケープ風デザインのドレス
2024年10月24日、モロッコのマラケシュのエル・バディ宮殿で開催されたファッション・トラスト・アラビア2024にて。トレンドカラー、バーガンディのドレスはケープ風の袖や深いネックライン、流れるようなドレープが特徴です。ジュエリーはパープルトーンを選び、グラマラスながらシックな輝きをプラス。
■３：小物を効かせた知的グレーのレディライクスタイル
2024年12月7日、パリ・ノートルダム大聖堂のリオープンを記念する式典に出席。スカーフ風の襟元がチャーミングなグレーのコートドレスをブラックの細ベルトでウエストマークし、スッキリと着こなしています。レースのタイツを合わせて落ち着いたグレーに遊び心をプラス。
今回はサルコジ元フランス大統領夫人「カーラ・ブルーニ」の最新ワントーンスタイルをお届けしました。昨年10月、6年ぶりに開催されたヴィクトリアシークレットのショーにサプライズで登場したことも話題になった彼女。変わらない美しさは生涯現役な生きざまを反映しているよう。洗練された装いとともに、何度も花を咲かせるその人生からも目が離せません。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- PHOTO ：
- Getty Images
- WRITING ：
- 神田朝子
