今回ご紹介する海外セレブやインフルエンサーたちは、ミニ丈やミドル丈のボトムを採用することでモノトーンの着こなしに軽やかさをトッピング。寒々しくならないよう、タイツと靴下をレイヤードし小気味よく誘導しました。

■1:デュア・リパは…白を一点投入すればオールブラックもたちまち軽やか

白黒配色の着こなしにシルバージュエリーを合わせ、スタイリッシュさを強調。
白黒配色の着こなしにシルバージュエリーを合わせ、スタイリッシュさを強調。

NYの街中でキャッチされた、歌手のデュア・リパ。黒を基調としたシックなコーディネートは、ジャガードコートがエレガンスを漂わせます。ドロップショルダーなら程よい抜け感が加わって、かしこまりすぎないちょうどいいバランスに。膝丈のボトムを迎えたら、ツヤのある型押しバッグとパンプス、透け感のあるタイツを合わせて黒の中に変化をつけて。これだけでもコーディネートは完成しますが、白の靴下をプラスするとシャープさが加わり、オールブラックの装いがたちまち軽やかに。シューズのアンクルストラップデザインも引き立って、メリハリがアップします。

■2:ソフィア・ガイスは…タイツ×靴下×ローファーのトリオできちんと感をプラス

上半身にボリュームがあるので、顔周りとボトムはコンパクトに。
上半身にボリュームがあるので、顔周りとボトムはコンパクトに。

デジタルクリエイターのソフィア・ガイスをベルリンでスナップ。ライトグレーのジップアップパーカに、ダークグレーのミドルコートを重ねて奥行きをメイク。くしゅくしゅとさせた白のタートルネックトップスを仕込むと、パーカのフードと相まって顔周りの立体感がぐんとアップ。レイヤードスタイルなので、ボトムはショートパンツを選ぶとすっきり見えて良バランスです。そこに透け感のあるタイツを加え、黒の中に陰影をつけて立体的に。仕上げに白のリブソックスと黒ビットローファーのコンビで清楚に整えました。

■3:ユジーン・トロシュは…防寒力の上がるオーバーニーソックスならお洒落心も満たせる

ニットキャップやミニスカートといったアクティブアイテムがチアフルムードに貢献。
ニットキャップやミニスカートといったアクティブアイテムがチアフルムードに貢献。

エディターのユジーン・トロシュの、パリ ファッションウィークでの着こなしをピックアップ。シャカシャカ素材とキルティング加工がアクティブなブルゾンとミニスカートのセットアップなら、黒をメインにしていても重くなりません。やや薄めのデニールタイツの上に、チャコールグレーのオーバーニーソックスをプラスすると、防寒力だけでなく洒落感もアップ。上下に小さく効かせた白がダークカラーの装いをキレよく見せてくれます。すっきりとしたシルエットの着こなしなので、ニットキャップを加えて顔周りもきゅっとさせるとスタイルアップ効果が倍増。


冬のモノトーンスタイルを小気味よく見せてくれる「タイツ×靴下」の組み合わせ方法をお届けしました。足元をアクセントにすれば、冬スタイルのマンネリ解消にも繋がります。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香