緑豊かな東京・目黒に位置する唯一無二のミュージアムホテル「ホテル雅叙園東京」。90年以上の歴史を受け継ぎ、ホテル館内は2,500点もの日本画や美術工芸品に彩られています。

1Fには和の魅力あふれるスイーツや、ホテルオリジナルのデリカテッセン商品などが販売されているPATISSERIE「栞杏1928」があります。

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PATISSERIE「栞杏1928」

店名の「栞杏」は、フランス語で「つなぐ」や「絆」を意味する“Lien(リアン)”に由来。ギフトを通じて、大切な人に気持ちを伝えてほしい、そんな願いが込められています。

PATISSERIE「栞杏1928」の「バレンタインコレクション2025」

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「百花繚乱」¥5,000

PATISSERIE「栞杏1928」では、2025年2月14日(金)までの期間、「バレンタインコレクション2025」として2種の華やかなチョコレートギフトが発売されます。

あでやかな「百花繚乱」は、扇をメインに、菊や桜、手毬など、和のモチーフのチョコレートを詰め合わせた逸品。味わいもきなこやほうじ茶、日本酒&黒豆など、和の素材がふんだんに使われています。

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「雷様」¥3,300

香り高いほうじ茶のタブレットチョコレートに躍動感ある雷神を施した「雷様」。雷神は、自然をつかさどる神様として、厄を払う、豊穣をもたらす、悪を払い成功を掴むなどのご利益があると言われています。願いを込めて贈るチョコレートとしてもおすすめです。

今回は実際に、Precious.jpライターが「百花繚乱」を試食させていただきました。それぞれのお味を詳しくご紹介します。

バレンタイン限定商品「百花繚乱」を試食レポート

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輝く金色の「百花繚乱」パッケージ

まずはパッケージから。輝く金色が美しい外装に、水引のように紐がかけられた美しいデザインです。開ける前から心が躍ります。

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「百花繚乱」の蓋を開けるとショコラがお目見え

蓋を開けると5つの美しいショコラがお目見え。一番大きな扇型のチョコレートは、和の工芸品のように艶やかで、細部までとっても細かい文様が描かれています。

まるで和菓子のような花の形のチョコレートや、華やかな手毬も気になります。

■きなこ(扇)

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きなこ(扇)

細部までとても繊細に文様が施された「扇」。ホテル雅叙園東京の館内を彩る日本画や、美術工芸品に数多く取り入れられているモチーフのひとつです。

ヴァローナ社のミルクチョコレートで、バニラの香り高い「ヴァローナ ジヴァラ・ラクテ」をベースに、きなこの香ばしさを合わせたタブレットチョコレート「扇」。中央の丸いタブレットの文様は、「流水紋」「犬張子」「富士山」の3種類のうちひとつがランダムで。筆者のチョコレートは「富士山」でした。

どこから食べようか悩んでしまうほど大きな扇型のチョコレート。ひとかけ口に入れれば、きなこのやさしい甘みが口いっぱいに広がります。チョコレートときなこのバランスがちょうどよく、和洋どちらのおいしさも味わえます。

■ほうじ茶(組子)、ホワイトチョコレート(扇)

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ほうじ茶(組子)、ホワイトチョコレート(扇)

組子細工のようなタブレットと、ホワイトチョコレートでできた扇を合わせた逸品です。開封時に筆者は組子細工の一端が溶けて汚れてしまったのですが、手が汚れて初めて「これはやっぱりチョコレートなんだな……!」と思い出すほどには、本当に繊細で、芸術品のようなショコラでした。

カリブ島のカカオの風味と香ばしさが楽しめる「ヴァローナ カライブ」を使用した組子のタブレットチョコレートには、パウダー状にしたほうじ茶の茶葉が練り込まれています。

お茶の風味が強すぎることはなく、ビターなチョコレートと渋みのある茶葉が好相性です。ホワイトチョコレートが甘いので、一緒にいただくとバランスよく食べられます。

■柚子&ヘーゼルナッツ(手毬)

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柚子&ヘーゼルナッツ(手毬)

精巧なデザインの手毬のチョコレート。色とりどりの手毬をあらわすように、デザインの異なる薄いチョコレートが半球状に組まれています。パーツひとつひとつが、パティシエにより手作業で組み合わせられているそう。

手毬には「良縁を結ぶ」「まるく収まる」という縁起の意味があるそうです。良縁を願い、大切な人に贈るのも素敵ですね。

味わいは日本の食材である柚子とヘーゼルナッツを組み合わせたもの。パリッとした外側のチョコレートの内側には、濃厚なヘーゼルナッツのヌガーと、柚子のピールを混ぜ込んだガナッシュクリームが隠れています。柚子の風味がしっかりと効いていて、味わいもとっても華やかでした。

■日本酒&黒豆(桜)

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日本酒&黒豆(桜)

上生菓子や落雁を思わせる桜の形のチョコレート。日本酒を入れたカカオ分の高いガナッシュに、黒豆の甘露煮をひと粒忍ばせています。

心地よい苦みのあるチョコレートにほんのりお酒が香り、黒豆の味わいはとても上品。まだ見ぬ春の花見を想わせてくれるような、趣あるひと粒でした。

■蜜柑&ヨーグルト(菊)

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蜜柑&ヨーグルト(菊)

こちらも上生菓子を想わせる、菊の形のボンボンショコラです。ヨーグルトのガナッシュと、とろりとした蜜柑のピューレを合わせた逸品。さっぱりとした、爽やかな味わいが◎。

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見た目も味わいも多彩な「百花繚乱」

まさに花々が咲き乱れるかのように、多彩な味わいが楽しめる「百花繚乱」。見た目も味わいもお見事でした。縁起のよいモチーフでそろえられたひと箱は、バレンタインの贈り物だけでなく、特別なお祝いでの贈り物にもよさそうです。

PATISSERIE「栞杏1928」の定番商品にも注目!

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天井画ショコラ「八景」¥3,200

PATISSERIE「栞杏1928」には、バレンタイン限定商品のほか、定番商品としてさまざまな美しいショコラを販売しています。

天井画ショコラ「八景」は、天井や壁を彩る花鳥画や美人画、江戸時代の参勤交代をモチーフにした彫刻など、8つの景色をショコラに描いたひと箱です。ホテルの装飾の美しさを、ご自宅での楽しめるひと箱としてお土産にも人気です。

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「夫婦折り鶴チョコ」¥4,200

3日前までの完全予約制で、店舗限定で販売されているのが、精巧な仕上がりに惹かれる「夫婦折り鶴チョコ」。まさに細部に至るまで折り鶴そのもののような美しいチョコレートは、結婚記念日のお祝いなど、夫婦にまつわる記念日での利用もおすすめです。


ビジュアルにも味わいにもこだわりつくしたPATISSERIE「栞杏1928」のチョコレートギフトは、和心と日本の美味を詰め込んだ唯一無二の贈り物です。2025年は和のモチーフに願いを込めて、大切な人に気持ちを伝えてみませんか。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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この記事の執筆者
フリーランスの編集者・ライター。グルメやスイーツ、ライフスタイル系の記事執筆・編集を中心として活動中。元システムエンジニア、プログラマの経験を持つ。二児の母。趣味は料理、SNS、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買うご褒美スイーツが特に好き。
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EDIT :
小林麻美