年齢とともに多くの方が悩まされることのひとつに、体が太りやすくなることが挙げられます。これは、更年期とともに女性ホルモンのエストロゲンが減少することが原因といわれています。新井ミホさんも、40代に入って太りやすくなったり、体のたるみが気になったりしたそうですが、現在は、しなやかで健康的なボディをキープ中。どのようなことを実践しているか教えていただきました。

縄跳び+ビタミンDで骨を整えるとすっきりとしたボディに!
「40代を迎えたときに、周りの方々が口を揃えて、“40を過ぎると空気を吸うだけで太る気がする”とおっしゃっていたのですが、まさに私も太ってきて体のたるみに気づきました。体はパーツが大きいので、たるむと目立つんですよね。そこで、40代は、筋トレと巡りを良くする漢方で体調を整えることに注力しました。両方を続けたおかげで、溜め込みにくい体になったと感じました。
更年期を迎えた50代は、さらなる強化が必要だと思い、“骨活”をスタートしました。ホルモンバランスによって骨がもろくなるので、筋肉を鍛えるなら、土台である骨を整えないといけないと思ったからです。そこで始めたのが、縄跳び。ジャンプの衝撃が骨密度を高めますし、飛ぶことで体のゆがみや不調な部分に気づきやすいので、とてもおすすめです。最初はちょっと飛んだだけで足首が痛くなったり、スムーズに飛べなかったりしたのですが、毎日コツコツと2~3分だけ飛ぶようにしていたら、いまでは200~300回くらい飛べるようになりました。おかげでたるみはもちろん、姿勢も良くなったと感じています。
縄跳びにプラスして、ビタミンDのサプリメントも摂っています。骨にはカルシウムと思いがちですが、ビタミンDが不足しているとカルシウムが足りていても骨が形成されないからです。
こうやって骨を強化して、いつまでも動ける体作りを行うことで、“更年期だから…”というネガティブな気持ちも軽くなるので、ぜひみなさんも試していただきたいです!」(新井さん)
そこで、新井さんおすすめのビタミンD配合のサプリメントを教えていただきました。

「左は、ビタミンDのほか、短鎖脂肪酸や必須アミノ酸など、526種の成分が含有されている乳酸菌のパウダー。胃酸で壊れず直接腸で吸収されます。さまざまな栄養素をひとつで取れ、腸活もできるので一石二鳥以上の役割があります。ほんのり大豆を感じるパウダーですが、クセも少なく、飲み物に混ぜて飲んでいます。
右は、多くの美容賢者の方も愛飲されているリポソーム化したビタミンCにビタミンDをプラスしたもの。吸収率にこだわっていて、液体になっています。そのままはもちろん、オレンジジュースなど冷たい飲み物に入れるのもおすすめ。混ぜてビタミンCはカルシウムを運ぶ作用もあると言われているので、私の日々の習慣に欠かせません」(新井さん)
信頼できるドクターによる更年期ケアも安心材料に
これまで更年期のインナーケアは漢方で行ってきた新井さんが、クリニックでのケアを始められたそう。その理由を伺うと、「クリニックのケアは、ケミカルなイメージを持っていたんです。ナチュラルなものが好きなので、漢方がいいなと。でも、定期的にクリニックに通い、血液検査をして自分に必要な栄養素を調べたりはしているので、その際にドクターに相談したところ、ナチュラルホルモン補充療法というアプローチを知りました。これなら副作用の心配がないとわかり、スタートしたところです。何より、知識の豊富なドクターが寄り添ってくれるという点が心強く、これも更年期を怖くないと思える理由のひとつです」(新井さん)
新井さんが通っているクリニックは…松倉クリニック代官山

「ナチュラルホルモン補充療法は私たちが持っているホルモンと同じ形のホルモンを補充するから、副作用の心配がないそう。ドクターと二人三脚で行っていく療法なので、機能面や体力面だけでなく、精神的にも若々しくいられると感じています」(新井さん)
新井さんのように、更年期をネガティブに捉えず、いろいろなアプローチをして前向きに向き合うことで、しなやかな美しさが手に入ります。モヤモヤと悩んでしまうときは、美容賢者の方がおすすめしてくださる方法でピンッときたものから初めてみてはいかがでしょうか。
※掲載している商品の価格は、すべて税込です。また商品はすべて本人の私物です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 越後有希子