2025年2月2日(日)、アメリカの音楽業界で最高の栄誉とされるグラミー賞が、ロサンゼルスのクリプト・コム・アリーナで開催されました。アルバム『カウボーイ・カーター』にて最多11部門でのノミネートが話題になったビヨンセや、最優秀カントリー・アルバム賞を受賞したテイラー・スウィフト、そして『トリヴェニ』で最優秀ニューエイジ・アンビエント・チャント・アルバム賞を受賞した日本人チェリストのエル・マツモトなど、セレモニーを盛り上げた豪華絢爛なファッションをチェックしていきましょう。
■1:ビヨンセは…ゴールドに輝くトロフィーのようなカーヴィシルエット

白のペイズリー柄が刺繍された煌めくゴールドのドレスで登場したビヨンセ。「スキャパレリ」のカスタムメイドの一着です。お揃いのオペラグローブとゴールドの「ロレーヌ・シュワルツ」のジュエリーをスタイリングし、ヘアカラーはプラチナブロンドに。全身から黄金の迫力ある輝きを放っています。
■2:テイラー・スウィフトは…美ボディを際立てる最愛レッド&ミニ

「ヴィヴィアン・ウエストウッド」による特注のコルセット付きミニドレスで現れたテイラー・スウィフト。煌めくレッドのルビークリスタルの装飾で覆われた、ワンショルダーのシルエットが特徴のデザインです。柔らかなドレープがフェミニンなムードを演出。
■3:ジェニファー・ロペスは…今どきなムードを放つ黒ニット&シアースカートの装い

グローブのついた長袖の黒タートルに、スパンコールが全体にあしらわれたシアーなスカートのスタイリングを披露したジェニファー・ロペス。「ステファン・ロラン」のオートクチュールは、クロップド丈のニットからのぞくウエストや、ヒップ部分に立体的あしらわれた彫刻的な装飾がドラマティックなスカートの組み合わせです。
■4:エル・マツモトは…着物を思わせるディテールが目を引くドットドレス

南アフリカのフルート奏者ワウター・ケラーマンとインド系アメリカ人のボーカリスト、チャンドリカ・タンドンと共演した『トリヴェニ』で最優秀ニューエイジ・アンビエント・チャント・アルバム賞を受賞した日本人チェリストのエル・マツモト。着物を連想させるショルダーストラップやデコルテ、フロントのディテールと、シアー素材のコントラストが大胆なドレスを着用しています。
■5:レディー・ガガは…ゴシックな世界観を披露!ヴィクトリア朝ドレス

「サミュエル・ルイス」による構築的なドレスを着用したレディー・ガガ。ブルーノ・マーズとのデュエット曲『ダイ・ウィズ・ア・スマイル』で最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞を受賞しました。トレーンをひくドレスは、ボリュームのあるシャーリングスカートが特徴。レザーのような生地で全体に施された複雑なレースアップのディテールがダークなムードを演出しています。
■6:ビリー・アイリッシュは…セイラーハットがアクセント!モノトーンなマリンルック

最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞にノミネートされた『Birds of a Feather』を含め、7つの賞にノミネートされたビリー・アイリッシュ。「プラダ」のセーラーハットに、胸元にレースアップのディテールがあしらわれた黒いナイロンのプルオーバー、その下には白シャツを合わせ、ボトムはネイビーのワイドパンツをスタイリング。ビリーのお気に入りであるオーバーサイズなシルエットで自分らしいレッドカーペットルックを披露しました。
■7:サブリナ・カーペンターは…パウダーブルーとフェザーでフェアリーなムードのバックレスドレス

『エスプレッソ』で最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞を獲得したサブリナ・カーペンター。背中の開いたデザインと羽のアクセントが特徴的な「JWアンダーソン」によるドレスでレッドカーペットに登場しました。サテンの艶めきとパウダーブルーの柔らかなトーンがサブリナの可憐さを際立てています。
第67回グラミー賞でのスターたちの華麗な装いをピックアップしてご覧いただきました。作品の世界観を反映したようなドラマを感じるドレスルックは、賞の行方とともに大きな見どころのひとつですね!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子