今回ご紹介するのは、爽やかなブルーのワイドデニムパンツ。時折春らしい暖かさを感じるようになった今、軽快さをアピールするのにぴったりな色を改めて活用したいです。ライトブルー、インディゴブルーそれぞれの着こなしをピックアップしました。

■1:アンドレッサ・スイタは…優雅なAラインコートに馴染ませるようにワイドフレアデニムを採用

コートとデニムパンツのシンプルな装いなので、ステートメントなイヤリングをアクセントとしてプラス。
コートとデニムパンツのシンプルな装いなので、ステートメントなイヤリングをアクセントとしてプラス。

2025年2月8日、NYファッションウィークでスナップされたインフルエンサーのアンドレッサ・スイタ。春を先取りできる、ニュアンスカラーのコーディネートです。きゅっとベルトマークすることで優雅なシルエットに導いた淡いベージュのロングコートは、ケープのデザインが上品さを高めてくれます

。Aラインコートの形とマッチするよう、ボトムはワイドデニムパンツをセレクト。清潔感のあるライトブルーならぐっと爽やか。ともするとぼんやりしがちなワントーンですが、黒小物をプラスしたことでメリハリをクリア。ビッグスタッズ付きバッグやポインテッドトゥパンプスのように、辛口ディテールで都会的に味付け。

■2:グレース・ガネムは…スポーティブルゾンとワイドデニムを共鳴させて鮮度よく

バッグを抱えて持つテクニックは引き続き取り入れたい!
バッグを抱えて持つテクニックは引き続き取り入れたい!

2025年2月7日、おなじくNYファッションウィークでキャッチされたエイジレスインフルエンサーのグレース・ガネム。グレーとライトブルーの寒色がスタイリッシュな装いを披露しました。トップス代わりに、赤ロゴがキャッチーなバイカラーのスポーツブルゾンを取り入れ、ワイドデニムパンツのアクティブさを強調。そうすることで品の良いコートとの変化が付き、ミックススタイルを楽しむことができます。テイストミックスをうまくまとめ上げるために、小物はすべて黒で統一。抜け感のあるブルゾンはインしつつ、黒ベルトでマークするとかりっと引き締まり、クラスアップも実現します。

■3:ヴェラ・ヴァン・エルプは…難しそうなロングファーコートにはやっぱりデニムパンツがマッチ

ボリューミィなコートを着用するとき、ヘアはまとめておくと好バランス。

2025年1月30日、コペンハーゲン ファッションウィーク開催中のストリートに現れたモデルのヴェラ・ヴァン・エルプ。ダークブラウンとブラウンのバイカラーロングファーコートを取り入れ、残りの冬の装いを楽しんで。迫力があるだけに難しいイメージのファーコートも、慣れ親しんだデニムパンツとなら身近な存在に。さらにローライズ×ワイドのリラックスシルエットが抜け感に繋がっています。黒、インディゴブルーのダークカラーまとめなら、上品さをキープすることに成功。


最新のファッションウィークから「ワイドデニムパンツ」の着こなしをご紹介しました。旬の形にアップデートすることで、定番デニムスタイルに鮮度を宿して。レッグラインもカバーでき、軽やかさもアピールできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香