ブロンドストレートの“ブラントボブ”がすっかりトレードマークになったギリシャの「マリア=オリンピア王女」。抜け感漂う今どきなムードが魅力のZ世代のロイヤルです。元ギリシャおよびデンマーク王室のプリンセスは、モードなスタイルが得意ですが、ロイヤルファッションの王道であるワントーンに統一したコーディネートもお気に入り。シンプルな着こなしで服を引き立てた、28歳の最新スタイルを紐解いていきましょう。

■1:注目カラーのカーキで微糖なミニコーデに

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ミュートメイクで辛口さを強調。

2025年2月24日、イギリスで開催されたロンドンファッションウィークに出席。2024-2025年秋冬のトレンドカラー「カーキ」を纏い、辛口な脚見せスタイルを披露しています。存在感ある太ベルトがウエストを細く上半身を小さく見せ、ピンストライプが縦のラインを強調。合わせる小物はチェーンバッグやポインテッドトゥのフェミニンなアイテムを選び、マスキュリンなカラーとテイストミックスで仕上げています。

■2:シアータイツで美脚見せ!フェミニンに着こなすブラック

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バーガンディのネイルでバッグとリンクさせています。

2024年11月15日、ジャックムス・ロンドン店のオープニングに出席。ミニ丈のワンピースはボートネックやウエストでカーブを描くシルエットがフェミニンなムード。同じくカーヴィなラウンドシェイプのミニバッグで差し色して遊び心をプラス。足元はシアーなタイツとパテントのサンダルで軽やかにまとめています。

■3:シンプルさが洗練を際立たせる!マスキュリンなオールブラック

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カラーレス、ジュエリーレスな顔まわりでボーイッシュに。

2024年12月2日、ニューヨークのホテル・チェルシーで開催された「ザ・ラスト・ショーガール」のイベントに出席。オーバーサイズなニットに微かな光沢に上質感漂うセンタープリーツ入りワイドパンツを合わせています。足元はパテント素材のローファーをチョイス。艶めく足元が装いにエレガンス漂わせます。


今回は、ギリシャの「マリア=オリンピア王女」の最新スタイルをご覧いただきました。インパクトのあるボブヘアと抜け感あるメイク、そしてミニマルなワントーンコーデにロイヤルなムードが引き立ちます。ノージュエリーでも華があり洗練された雰囲気、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子