千葉・舞浜のリゾートホテル「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」の1F、ブッフェ・ダイニング「グランカフェ」では、ランチ・ディナーともに楽しめるブッフェが好評を博しています。

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スペインの代表料理「魚介のパエリア」

現在は2025年4月30日(水)までの期間限定で「スペインブッフェ」を開催中。実は「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」での「スペインブッフェ」は3回目で、今回のブッフェでは、過去に人気の高かったお料理を中心にラインナップされています。

今回はPrecious.jpライターが実際に「スペインブッフェ」を体験。気になるお味やラインナップをチェックしてきました。実食レポートを交えて詳しくご紹介します。

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル「スペインブッフェ」実食レポート

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「スペインブッフェ」ランチ 平日 大人 ¥5,400、4~12歳 ¥2,700、65歳以上 ¥4,900、土日祝 大人 ¥6,500、4~12歳 ¥3,250、65歳以上 ¥6,000、ディナー 大人 ¥8,000、4~12歳 ¥4,000、65歳以上 ¥7,000(いずれも税・サービス料込み)

ランチタイムでもディナータイムでも楽しめる「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」のブッフェ。ランチタイムにお伺いすると、開放感あふれる大きな窓から明るい陽射しが差し込みます。

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タコのガリシア風

海に面した土地が多い一方で、山岳地帯も有するスペインは、山海の恵みを生かした料理が特徴です。ブッフェでは、日本でもおなじみのスペイン料理「タコのガリシア風」をはじめとした魚介類を使ったお料理や、オリーブを使った料理、お肉の煮込み料理など、バラエティ豊かなメニューが揃います。

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魚介のパエリア

やはり人気は「魚介のパエリア」。この日も多くのお客さんがパエリアの前に列を作っていました。海老やムール貝、イカなど、たっぷりの魚介類がのったパエリアは、魚介のうま味がご飯に染み込んでいて絶品です。ご飯も長粒米が使われており、パラパラに仕上がっていました。

彩りが華やかなスペイン料理を堪能

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スパニッシュオムレツなど彩りが華やかな料理が並びます

スペイン料理のお料理の特徴として、彩りがとっても華やか、というものがあります。トマトをはじめとする農産物にも恵まれたスペイン。特にサラダ系のお料理が並ぶブッフェ台は、写真を撮る手が止まらなくなるほど華やかでした。

ハムの塩気がしっかり効いた「スパニッシュオムレツ」や、緑と黒の2種類のオリーブを使った生ハムのサラダ、鮮やかな「人参マリネとオレンジのサラダ」など、味わいもバラエティ豊かです。

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日本ではなかなか聞き慣れないお料理も

また、日本ではなかなか聞き慣れないお料理もたくさん。細かく刻んだ魚介や野菜を和えた、スペイン風のシーフードマリネ「魚介のサルピコン」や、何種類かの豆と豚バラ、チョリソーをトマトベースのソースで煮込んだバル料理「カルカムサ」、スペイン・バルセロナの名物料理「パタタス・ブラバス」風のポテトサラダなど。

全体的にスペイン料理の味付けはシンプルで、トマトや塩気、魚介のうま味を生かしたものが多いため、日本人の口にも合うものが多いなと感じました。初めて食べる料理もすべておいしく、満足感抜群です。

メイン料理もスペインの名物が勢ぞろい

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サルスエラ

メイン料理にも、スペインならではの料理がたくさん揃います。

例えば「サルスエラ」は、スペイン・カタルーニャ地方の郷土料理で、サフランが香る魚介のスープです。ごろごろと入った魚介が美味。海老もぷりぷりです。

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コシード・マドリレーニョ

スペイン・マドリードの郷土料理として人気なのが「コシード・マドリレーニョ」。スペイン風のシチューで、大きな豚肉やにんじん、キャベツ、玉ねぎなどが煮込まれています。フランスの「ポトフ」に近い料理で、野菜のうま味がたっぷり。お肉がしっかりと煮込まれていて、ホロホロとやわらかいのも◎。

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カジョス・マドリレーニョ

「カジョス・マドリレーニョ」という料理は、マドリードの秋冬の定番料理のひとつなのだそう。牛の胃袋(ハチノス)を、豆などと一緒にトマトベースのソースで煮込んだ料理で、これが実に絶品! しっかりめの味付けなので、お酒もすすみそうです。

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クレマ・デ・セタス

「クレマ・デ・セタス」というお料理は、たくさんのキノコをクリームスープに仕立てたポピュラーなお料理で、ブッフェではたっぷりのペンネとベーコンを入れたものをいただきます。優しい味わいのあたたかなメニューにお腹もほっこり。

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イカ墨のピッツァ

焼きたてのピッツァも! イカ墨を使ったピッツァを熱々でいただきます。ピッツァ台の奥では、実際にシェフがピザを窯で焼くところが見られます。料理のライブ感を楽しめるのもグランカフェのブッフェの魅力のひとつです。

スペインならではのスイーツも魅力的

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バスクチーズケーキ

スイーツも見逃せません。スイーツのエリアにもスペインならではのスイーツがたくさん並びます。日本でも人気の「バスクチーズケーキ」はスペイン・バスク地方を代表するチーズケーキ。黒く焦がした香ばしい天面と、とろける濃厚なチーズケーキの味のコントラストが最高です。

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マドリード風トリハス

真似して作ってみたい、と思ったのが「マドリード風トリハス」。揚げたパンで作ったフレンチトーストで、スペインではイースターの期間によく食べられるスイーツなのだとか。

固めのバゲットにじゅわっと染み込んだシロップがたまらないおいしさ。揚げていてもふわっと軽いので食べやすく、いくつでも食べられそうでした。

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アロスコンレチェ

日本ではまったく馴染みがなかったのが「アロスコンレチェ」というこちらのスイーツ。ブッフェ台では「ライスプリン」と説明書きがありました。

スペインのアンダルシア地方に伝わる、お米と牛乳を使ったデザートで、華やかなラズベリーとレモンが添えてあります。牛乳で煮たお米に、甘みやレモンの爽やかさをプラスしたもので、お食事のようなスイーツのような不思議なおいしさでした。

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お酒メニューも充実

ブッフェではお酒メニューも充実。「サングリア」や、スペイン・アンダルシア地方で人気のシェリー酒を使ったカクテル「レブヒート」、スペイン・カタルーニャ地方のスパークリングワイン「ジョセップ・マサックス・カバ・ブリュット」などが、お食事とは別料金で注文が可能です。ぜひお料理と一緒にお楽しみくださいね。

スペイン気分を盛り上げるフラメンコパフォーマンスを開催

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ダンサーはAYAKO HAYASHI氏

期間中の土曜日・日曜日・祝日には、レストラン内で、スペイン気分をより盛り上げるフラメンコパフォーマンスを開催しています。華麗な衣装に身を包んだダンサーが、ギター奏者の力強い旋律に合わせ、情熱的なパフォーマンスを行います。

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美しいフラメンコパフォーマンスは必見!

目の前で行われるフラメンコパフォーマンスは、思わず見入ってしまう美しさ。各日12:00~、13:45~の開催で、1公演10~15分程度。ぜひお食事とともにお楽しみください。


ブッフェでは、今回のフェアのお料理のほかにも、定番メニューとして中華やエスニック、麺料理などさまざまなお料理が並ぶのですが、スペイン料理だけでお腹がいっぱいになるほどのメニュー量でした。鮮やかな色合い、魚介のうま味、各地の名物料理が楽しめるスペインブッフェに大満足です。

暖かな日差しが差し込むグランカフェで、ぜひ、心もお腹も満たす、楽しい春のひとときをお過ごしください。

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この記事の執筆者
フリーランスの編集者・ライター。グルメやスイーツ、ライフスタイル系の記事執筆・編集を中心として活動中。元システムエンジニア、プログラマの経験を持つ。二児の母。趣味は料理、SNS、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買うご褒美スイーツが特に好き。
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EDIT :
小林麻美