下町風情漂う、大阪の空堀商店街からほど近くというロケーションに、2017年秋【TABLETOP】がオープンしました。こちらは、隣にある工房兼ショップの「バーズワーズ」が手掛けたカフェ&ダイニングになります。
「バーズワーズ」は、作家・伊藤利江さんによる鳥や花がモチーフのブローチや布製品が並び、4年ほど前からは食器類の制作も手掛けています。そんななか隣の物件が空くことに。
工房の隣にオープンした【テーブルトップ】
「ショップまで足を運んでくれた人に休める場所も提供できれば、そして器も楽しんでもらえたら」という思いもあったため、伊藤さんの夫でありディレクターの富岡正直さんがカフェオープンに向けて歩を進めました。
男性1人でも過ごしやすいように、壁はグレー、天井は打ちっぱなしに。その一方で、キッズ用メニューを用意するなど、その懐の深さが器からも感じとれる温かみにつながっているようです。
カフェのオープンに向けてバリエーションを増やしたトップ画像の器ももちろん「バーズワーズ」のもの。3色×7種類が揃い、柔らかな曲線や使いやすそうなサイズ感で、実際に使うことによって自宅での食事シーンを想像できるのが魅力です。
野菜や自家製調味料を使った定食に体が喜ぶ
日常使いしたくなるメニューのなかでもおすすめは、食材からこだわって選び、丁寧につくる定食です。主菜は日替わりで、写真の唐揚げのほかハンバーグ、タンドリーチキンなどが登場。数種揃うのが嬉しい小鉢には、この日なら菊芋と九条ネギの塩レモン炒め、生姜を効かせた里芋の唐揚げ、ブロッコリーとパプリカのチリソース炒めなどが並びます。自家製のシラチャ―ソースやふき味噌などの調味料を合わせた滋味深い味わいに、ほっこりさせられるはず。
手づくりの温かみあふれるデザートやドリンクも
カフェタイムもゆったりと満喫を。生地と仕上げに自家製の金柑とオレンジのコンフィチュールをたっぷりとかけた『金柑とオレンジのレアチーズケーキ』をはじめ、季節感を感じるデザートを常時約4種類用意しています。また、自家製ドリンクには、季節のジントニックなどアルコール類も。この空間なら、普段一人飲みは躊躇してしまうという人でも気軽にオーダーができそうです。
器と空間、食材を生かしたメニューが楽しめるカフェへ、春のお散歩をしてみてはいかがでしょうか。
【TABLETOP】(テーブルトップ)
電話:06-6773-9927
住所:大阪府大阪市中央区谷町8-12-13 光昌会館1F
アクセス:地下鉄谷町線「谷町九丁目」駅より徒歩6分
営業時間:[月~土]11:30~19:00(L.O.18:00)、
[日・祝]11:30~17:00(L.O.)
定休日:火曜
記事元:ヒトサラ https://magazine.hitosara.com/article/1171/
- TEXT :
- ヒトサラ編集部
公式サイト:ヒトサラ
- EDIT&WRITING :
- シキタリエ(Pavlolva)
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- MEN'S Precious編集部