物価高による節約マインドが続く中、贈って喜ばれるギフトとして、自宅でプチ贅沢グルメを楽しめる商品が注目されています。老舗百貨店の高島屋から、そんなトレンドにぴったりな2025年夏の贈りものが登場しました。
今年のテーマは、「自宅でプチ贅沢を楽しむ、夏のごちそう」。国内外の有名ブランドやシェフが手がける特別な商品が勢揃いしています。
販売に先立って、プレス向けの試食会が実施され、Precious.jpライターが参加。お食事からスイーツまで、多彩なラインナップを堪能することができました。
高島屋「2025年夏の贈りもの」おすすめ5選
■1:本格的広東料理をギフトに!「ヘイフンテラス(起鳳臺) 夏の点心」/ザ・ペニンシュラ東京

中国・蘇州の古典庭園をイメージした美しく洗練された空間で、日本の食材を使って作られる伝統的な広東料理を楽しめる、ザ・ペニンシュラ東京2階の中国料理「ヘイフンテラス(起鳳臺)」。小室雄亮料理長の手によって夏のギフトとして完成した点心セットは、本格的な広東料理の味わいを自宅で楽しめる一品です。
試食では、「ヘイフンテラス特製XO醤入り肉焼売」、「海老と筍入り蒸し焼売」という2種類の点心を堪能しました。
特に印象的だったのがヘイフンテラス特製XO醤入り肉焼売で、1980年代にザ・ペニンシュラの中国料理レストランの料理長たちで開発し世に広めたと言われているXO醤の歴史を感じられる一品。日本のお客様に食べやすくアレンジしたヘイフンテラス特製XO醤は、高級食材である干し海老、厳選した金華ハムなどをふんだんに使用しており、豚肉の餡と絶妙に調和した上品で華やかな味わいです。
海老と筍入り蒸し焼売は、プリプリとした食感。この食感を出すための徹底した温度管理が施されているそうで、レストランで提供している料理により近い仕上がりを実現しています。素材の味を生かすという広東料理のモットーが、冷凍商品でも見事に表現されていました。
■2:冷凍とは思えない、老舗のお寿司「ちらしずしと玉子すし」/東京日本橋・吉野鮨本店

明治12年創業、140余年の歴史を持つ「吉野鮨本店」は、「トロ」と名付けて最初に握ったといわれる江戸前寿司の名店です。今回のギフトでは、人気の玉子すしと、海老、穴子、コハダ、サーモン、イカなどを美しく盛り付けたちらしずしがセットになっています。
玉子すしは、同店が先代からずっと引き継いでいる人気商品で、少し甘めに味を付けた薄い玉子を赤酢と塩のみで味付けした酢飯の上にのせて、握りの形に仕上げています。その優しい甘みと、ふんわりとした食感が印象的。冷凍商品でありながら、電子レンジで約4分半温めたあと、およそ15分ほど蒸らすことで、ちょうどよい塩梅の仕上がりになるそうです。
ちらしずしは、140余年の伝統を感じさせる丁寧な仕事が光る一品。それぞれのネタが持つ個性を活かしながら、全体としての調和も見事に表現されていました。
■3:和洋中、贅沢なシェフコラボが実現「3シェフコラボ 夏の冷製デリ」/shojin 宗胡×フレンチレストラン ラペ×赤坂璃宮

精進料理「shojin 宗胡」の野村大輔氏、フランス料理「フレンチレストラン ラペ」の松本一平氏、広東料理「赤坂璃宮」の譚澤明氏という、和洋中3人のシェフの創意工夫が詰まった「冷製デリ」は、今回最も革新的な商品のひとつです。
ジュレ仕立ての具材と麺、特製ソースを混ぜて完成させる新感覚のデリで、それぞれ異なる料理ジャンルの特色が見事に表現されています。
精進料理の白味噌仕立て冷製デリは、インゲン、パプリカ、とうもろこし、蓮根、椎茸の5色の野菜に胡麻生麩を加え、昆布出汁と白味噌ソースで優しい味付けに仕上げられています。5つの色を使うという精進料理のこだわりが感じられ、最初のひと口に最適な上品な味わいでした。
フランス料理のバジリコソース香る冷製デリは、バジルとトマトの香り、モッツァレラチーズと生ハムのコクが調和したプロヴァンス風の仕上がりです。担担風冷製デリは、チンゲン菜、クコの実、椎茸、ネギ、豚肉などの具材が絶妙に融合し、スパイシーな旨みが凝縮されています。
3つの異なる味わいを一度に楽しめる贅沢さが、まさに夏にふさわしい特別感を演出していました。それぞれ異なる味わいで楽しめるこちらのデリは、ホームパーティーなどでも活躍しそうな一品です。
■4:すっきりとした喉越しで夏にぴったり「北海道発酵ジンジャー」/HAKKO GINGER(ハッコウジンジャー)

約300年の歴史を持つとされる生姜栽培の製造技術を活かした「発酵ジンジャー」は、北海道の生姜が持つ香りと辛さと甘みを堪能できる発酵飲料です。
一般的なジンジャーエールとは異なり、生姜などの原材料に酵母を加え発酵させているのが最大の特徴。試飲では、生姜本来の力強い風味と、発酵による深みのある味わいが印象的でした。夏の暑い季節にぴったりの爽やかさがありながら、しっかりとした生姜の味わいを感じることができます。
さまざまなシチュエーションで楽しめ、飲み方のアレンジもできるという点も魅力的。この暑い夏を乗り越えるための、自然な恵みを活かした飲み物として、贈り物にも最適な商品です。
■5:濃厚なバター風味をひんやりアイスで「特撰バターアイス 12個アソートセット」/カルピス(株)特撰バター

プロの料理人からも絶賛されるカルピス株式会社の特選バターを使用したアイスは、深いコクと口どけのよさ、上質でクリーミーな味わいが自慢の逸品。塩バター、あんバター、キャラメルバター、レーズンバターの4種類で、それぞれのフレーバーが特撰バターのおいしさを引き立てています。
試食では、特撰バターの豊かな風味が感じられながらも、決して重くならない絶妙なバランスに驚かされました。一般的なバターアイスと聞くと濃厚で重いイメージがありますが、この商品はあくまでバターの上質さを活かしながら、爽やかな後味を実現。これは、カルピス社の乳酸菌発酵技術による特徴とのことで、コクがありながらも爽やかです。
高島屋では、単なる商品の詰め合わせではなく、作り手の想いやストーリーが込められた特別な贈り物がそろっています。物価高の時代だからこそ、本当に価値のある贈り物を選びたいという気持ちに応える、高島屋らしい厳選されたラインナップです。大切な人へのおいしいギフトとして、高島屋の夏のギフトをぜひ選んでみては。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- ミノシマタカコ
- EDIT :
- 小林麻美