東京・銀座のアルマーニ / 銀座タワー10Fと11Fに位置するレストラン「アルマーニ / リストランテ」。2024年12月にエグゼクティブシェフとしてブルノ・昼間シェフが就任しました。⽇本の豊かな四季と⾷材を育む⽣産者への深いリスペクトを込めた料理を提供しています。

自らが生産者のもとへと足を運び、その情熱や想いを肌で感じ取るのだという昼間シェフ。彼の作る洗練されたお料理は、まさにほかでは味わえない唯一無二のひと皿となっています。

そんなブルノ・昼間シェフが手がける夏のシーズナルメニューが、2025年6月10日(火)より登場。ランチやディナーのコース料理でいただくことができます。

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「OMAKASE」¥19,000、¥29,000、ランチ限定コース「TRADIZIONE LUNCH」¥12,000、「CLASSICO」¥7,500(いずれも税込み・サービス料別)

今年の夏のシーズナルメニューは「福岡」にフォーカス。山海の自然の恵みを生かした、目でも舌でも楽しめる美麗なお料理が並びます。夏ならではの爽やかなお味などにも注目です。

その時々の最高の食材を使って作る「OMAKASE」コースに加え、ランチ限定コースの「TRADIZIONE LUNCH」と「CLASSICO」がラインナップ。本記事では、一部Precious.jpのライターが実際に体験した内容を交えながら、それぞれのコースで提供されるお料理をご紹介します。

アルマーニ / リストランテ「夏のシーズナルメニュー」を紹介

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「タリオリーニ」提供コース:OMAKASE

⽇本の季節感あふれる⾷材とイタリアの夏の味わいの調和が楽しめる、アルマーニ / リストランテのコース料理。それぞれのコースでは、少しずつ提供内容が異なります。

「OMAKASE」コースのパスタは「タリオリーニ」。自家製の平打ちパスタであるタリオリーニに、繊細な⿂介のブロードを合わせたひと品です。うま味を逃がさぬように火入れしたムール貝と夏を感じるチェリートマトを合わせています。

実際にこちらを試食させていただいたのですが、魚介のうま味がたっぷりで絶品。フレッシュで甘い福岡県産トマトの風味と濃厚なソースの相性が抜群で、深みのある味わいに。口の中でとろけるようなムール貝の食感も素晴らしかったです。

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「カッペリーニ」提供コース:TRADIZIONE LUNCH

7品のコース「TRADIZIONE LUNCH」では「カッペリーニ」を提供。昔からイタリアで愛されている料理を⽇本の夏に合わせて冷製仕⽴てに再解釈したひと皿です。まさにイタリアの夏を連想させるトマトのさっぱりとした味わいに、バジルオイルの香りが上品なアクセントを添えています。

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「スパゲッティ」提供コース:CLASSICO

4品のコース「CLASSICO」では、アマルフィ海岸沿いのネラーノ村に伝わる伝統的なパスタ料理を提供。パルミジャーノ・レッジャーノを使ったクリーミーなソースに、素揚げのズッキーニ、フレッシュバジルを添え、ほんのり黒こしょうを効かせたひと皿です。

日本の食材を生かした「OMAKASE」コース

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「カプレーゼ」提供コース:OMAKASE

その⽇に仕⼊れた最⾼の⾷材を使って作られるシグネチャーコースが「OMAKASE」です。

冷製仕立ての「カプレーゼ」は、ふわっと軽やかなブッラータのエスプーマが印象的なひと皿。ブッラータチーズの下には、マリネしたチェリートマトやイタリア産セミドライトマトなど、さまざまなトマトが使われています。

トマトはまるでスイーツのように甘く、チーズとの相性も抜群。バジルの爽やかな風味が夏らしさを感じます。クルトンのサクッとした食感が全体のアクセントに。

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「うなぎ」提供コース:OMAKASE

お魚料理には「うなぎ」を提供。丁寧に捌かれたうなぎは、数⽇間のドライエイジングを施すこと で、旨味を凝縮させながら⾷感を洗練。蒸し焼きでふっくらと仕上げた後、炭⽕で⾹ばしく焼き上げています。

美しい緑色のソースはズッキーニがベース。揚げた魚介類や野菜を酢でマリネしたイタリア料理「スカペーチェ」に着想を得たソースです。フレッシュミント、エクストラバージンオリーブオイル、シャルドネビネガーを合わせた爽やかな⾹りと酸味が特徴。香ばしいうなぎにもよく合います。

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「ハラミ」提供コース:OMAKASE

お肉料理には「ハラミ」を提供。⾹ばしくグリルしたうま味たっぷりのハラミに、北イタリアの伝統的なバルサミコ酢「アチェート・バルサミコ・ディ・モデナ」を煮詰めたソースをかけていただきます。⾃家製の⾚パプリカのピクルスが味わいに華やかさを加えます。

お肉が大変やわらかく、ナイフがスッと通ります。ほんのり甘みがあり、コクたっぷりのソースとも好相性でした。ワインなどをペアリングしてもよさそうです。

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「桃 酒粕」提供コース:OMAKASE

デザートにいただくのは福岡県産の桃をたっぷりと使った「桃 酒粕」。パッションフルーツとグランマルニエのシロップでしっとりと漬け込んだナポリの伝統菓子「ババ」と、やさしい香りのカモミールゼリー、酒粕のミルクジェラート、フレッシュな桃と福岡の日本酒を使ったソースを合わせていただきます。

特徴的なのはやはり酒粕で、ミルクのジェラートの中にしっかりと風味が香ります。桃の甘みやゼリーの風味がほどよくマッチし、絶妙なコントラストを醸し出す大人のデザートに仕上げられています。

トップに飾られているのはアルマーニのロゴをかたどった桃のチップと、生姜を使ったサクサクとしたクッキーです。さまざまな味わいや食感が楽しめる、クリエイティビティあふれるひと皿です。


日本の食材とイタリアの伝統が融合した独⾃のシーズナルコースメニューでは、「⽇本の季節や⽣産者への敬意」という料理哲学を表現した素晴らしいお食事をいただけます。

今年の夏は、銀座の街並みを見下ろす「アルマーニ / リストランテ」で、大切な方との涼やかな夏のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

問い合わせ先

  • アルマーニ / リストランテ
  • 営業時間/ランチ 11:30-15:00(L.O.14:00)、ディナー 18:00-23:00(L.O.20:00)
  • 定休日/⽇曜(8⽉31⽇まで)、⽉曜
  • TEL:03-6274-7005
  • 住所/東京都中央区銀座5-5-4 アルマーニ / 銀座タワー 10F・11F

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この記事の執筆者
フリーランスの編集者・ライター。グルメやスイーツ、ライフスタイル系の記事執筆・編集を中心として活動中。元システムエンジニア、プログラマの経験を持つ。二児の母。趣味は料理、SNS、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買うご褒美スイーツが特に好き。
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EDIT :
小林麻美