エルメスの2025年のテーマは、「ドローイング–描く–」。英語では、「Dawn to craft」とされ、エルメスのすべては描くことから始まるという、シンプルで力強いメッセージが込められています。オブジェから夢まで、描くことで何かが始まるからこそ、「ドローイング–描く–」には無限の可能性が秘められているのです。

今季、新しく登場したツイリー『さあ色鉛筆を出して!/カレ・リブレ』は、表と裏で絵柄が異なるデザイン。色鉛筆のモチーフとさまざまなモチーフがファンタジックに描かれた絵柄を組み合わせることで、描くことの楽しさや創造の魅力を物語る一枚に仕上がっています。さらに、日常を彩るユニークなオブジェが揃う『イン・ザ・ポケット』シリーズから、色鉛筆ケースがお目見え!
今回は、エルメスの豊かな創造性と、その原点ともいえるスピリットが刻まれたツイリー『さあ色鉛筆を出して!/カレ・リブレ』と色鉛筆ケース『イン・ザ・ポケット』の魅力を紐解きます。
■1:ツイリー『さあ色鉛筆を出して!/カレ・リブレ』は、色鉛筆と独創的なモチーフ柄のコンビネーション!

表と裏で異なるツイリーは、巻き方次第で表情の変化が楽しめるのも魅力です。色鉛筆が描かれた『さあ色鉛筆を出して!』は、リー・クック氏によるデザイン。繊細な動物が連なる『カレ・リブレ』は、バティスト・ヴィロ氏によるもの。
白やグレーのシックな色調に、爽やかなブルー・ジーンがアクセントになったツイリーは、首元に添えたり、ヘアアクセサリーとして髪に巻くだけで、涼しげな印象をもたらします。

『カレ・リブレ』の面は、本を読んでいる鳥や、かくれんぼを楽しんでいる猫、駆け抜ける馬など、ストーリー性のある絵柄が連なります。
■2:色鉛筆ケース『イン・ザ・ポケット』は、上質なレザー素材にこだわりが!

14色の水彩カラーペンシルがセットになったケースは、エルメスならではの遊び心が光る逸品。レザーケースは、なめらかな「ヴォー・スウィフト」レザーを採用し、マチの部分には、パリュール技法と呼ばれる、レザーを漉(す)く技術が施されています。また、色鉛筆を引き立てるような、ニュアンスが美しい「プシエール」色にも心惹かれます。

ケースの背面にはボタンが配されており、折りたたむことでコンパクトなフォルムに。
エルメスが掲げる2025年のテーマ「ドローイング–描く–」を象徴するようなツイリーや色鉛筆。ポジティブなメッセージが宿るオブジェとともに、ぜひ、自分だけの物語を描いてください。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 大原敏政(aosora)
- WRITING :
- 川口夏希(NTK CREATIONS)