粋にいなせに、夏を乗り切る! いざ、本当に美味しい逸品を巡る旅へ【あの名店で、絶品「うなぎ」を召し上がれ!】
夏です、うなぎの季節です! 季節の節目ともいうべき土用の丑の日ですが、今年の夏はなんと、7月19日が「一の丑」、7月31日が「二の丑」と2回やってきます。夏バテ防止や健康維持にうなぎを食す、古くから伝わるこの慣わしをこの夏は、あの名店のあの絶品の味で、ぜひ。うなぎパワーで暑い夏を乗り切りましょう。
うなぎ割烹 大江戸『極上』
寛政12(1800)年、浅草蔵前で創業。日本橋へ移ってからも老舗の味を守り続けています。
こちらのうなぎは、蒸し時間が長めで、焼きはしっかり。余分な脂を落としつつ臭みをとってから、タレを3回ほどつけてしっかりと焼くことで、外はパリッと中ふっくら。甘すぎず辛すぎず、キリリと記憶に残るタレと、モチッと固めに炊いた熱々のご飯との相性も抜群です。
「長年付き合いのある、静岡県・大井川(おおいがわ)の伏流水(ふくりゅうすい)で育てた “共水(きょうすい)うなぎ” ほか、宮崎や鹿児島など、その時期にいちばん美味しいうなぎを厳選しています。米は山形『夢ごこち』を使用。創業からの味を守りつつ、時代に応じてタレなどの味を変えながら、食べ飽きないうなぎを提供しています」と十代目当主。
のれんで仕切られたテーブル席ほか、船に見立てた船底天井の風情ある個室など、数寄屋建築でいただくうなぎも老舗ならではの楽しさがあります。

香ばしく柔らかくキリリと記憶に残る老舗の味
土曜日限定の「いかだ」は、開いたうなぎを半分に切らずに焼き上げ、いかだのように並べた贅沢メニュー。写真の『極上』(漬物付¥13,200)は “共水うなぎ” を使用したいかだ仕立てで、蒲焼を3枚並べた特注品。3枚とあって通常よりも大きいサイズのお重に、はみ出んばかりに並ぶ蒲焼は圧巻! 要予約。
【店舗詳細】うなぎ割烹 大江戸

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住所/東京都中央区日本橋本町4-7-10
TEL/03-3241-3838
時間/平日11:00~22:00、土曜11:00~21:00 - 休日/日曜、祝日
※掲載価格は、2025年6月16日現在のものです。すべて税込みです。
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- PHOTO :
- 長谷川 潤
- EDIT&WRITING :
- 田中美保、佐藤友貴絵(Precious)