【目次】
- 『アバター』のあらすじ、概要
- 『アバター』主要キャストは?登場人物まとめ
- サム・ワーシントン(ジェイク・サリー役)
- ゾーイ・サルダナ(ネイティリ役)
- シガニー・ウィーバー(グレイス・オーガスティン役)
- スティーヴン・ラング(マイルズ・クオリッチ役)
- ミシェル・ロドリゲス(トゥルーディ・チャコン役)
- ジョヴァンニ・リビシ(パーカー・セルフリッジ役)
- 『アバター』のトリビア、知識
『アバター』のあらすじ、概要

『アバター』の公開時期
『アバター』は2009年12月18日にアメリカで公開されました。5日後の同年12月23日、日本でも待望の公開となりました。これに先駆けて、同年12月10日にロンドンでプレミア上映会が行われています。
当初は同年5月22日の公開を目指していたものの、全世界の映画館で3Dプロジェクターを設置するため、公開時期が延期されました。この計画が大成功を収め、3D上映による動員・興行収入がアップしたといわれています。
『アバター』のあらすじ
「アバター・プロジェクト」の一環で、地球系外惑星の衛星「パンドラ」に降り立った元兵士・ジェイク(サム・ワーシントン)。彼はパンドラの原住民「ナヴィ」と人間のDNAからなるアバターとなっていた。アクシデントに見舞われたところをナヴィの娘ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)に救われたジェイクだったが、村で囚われの身となってしまう。しかし、村を訪れたことでジェイクの運命は大きく変わっていく…。
『アバター』主要キャストは?登場人物まとめ
映画史上最大のヒット作となった『アバター』は、3D上映されることを前提とした視覚効果もさることながら、豪華な俳優陣による迫真の演技もみどころのひとつ。メインキャストに名を連ねた俳優たちの現在の様子も気になるところです。
それでは、『アバター』で主要キャラクターを演じた俳優の当時と現在の写真を見ていきましょう。
サム・ワーシントン(ジェイク・サリー役)
まずは、主演を務めたサム・ワーシントンの公開当時の姿を見てみましょう。

サム・ワーシントンは、主人公である元兵士ジェイク・サリーを演じました。アバター・プロジェクトへの参加を決めたことで、彼の生活は大きく変化していきます。普段から飾らない性格だというサム・ワーシントンとジェイクの生きざまが重なり、多くの観客に共感を与えました。
ここからは、サム・ワーシントンの現在の姿を見てみましょう。




『アバター』公開当時は33歳、2025年8月2日に49歳の誕生日を迎えたサム・ワーシントン。公開当時の2009年ごろは「やんちゃだけど着飾らない、自然体なイメージ」という評価が多くみられました。
一方、40代後半になった現在は「大人の男性の魅力が全開!」という評価が多く、ベテラン俳優としての貫禄と大人の男性の渋さと色気が強くなっているのがわかります。
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ゾーイ・サルダナ(ネイティリ役)
次は、ヒロイン役を演じたゾーイ・サルダナの公開当時の姿を見てみましょう。

ゾーイ・サルダナは、ヒロインであるナヴィの若き娘ネイティリを演じました。オマティカヤ族長の娘であり、戦士としても高い実力を誇るネイティリ。そんな彼女の戦いぶりは、“スタントマンなしの演技”にこだわり、クールかつ逞しく生きるゾーイ・サルダナと重なります。
ここからは、ゾーイ・サルダナの現在の姿を見てみましょう。




『アバター』公開当時は31歳、2025年8月時点では47歳のゾーイ・サルダナ。当時からゴージャスな雰囲気と抜群のプロポーション、うっとりするほどの美貌の持ち主です。その美貌ぶりは40代後半に突入しても衰えないばかりか、むしろグレードアップ。『アバター』でのブレイクを機に、ハリウッドを代表するカリスマ女優のひとりとして着実にキャリアを重ねています。
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シガニー・ウィーバー(グレイス・オーガスティン役)
続いて、主人公やナヴィに協力する植物学者を演じたシガニー・ウィーバーの公開当時の姿を見てみましょう。

シガニー・ウィーバーは、アバター・プロジェクトに従事する植物学者、グレイス・オーガスティンを演じました。優秀かつ研究熱心な学者であり、ジェイクやナヴィたちと協力関係を築くオーガスティン博士。非常に重要であり難しい役を、ベテラン女優ならではの高い実力で演じきりました。
ここからは、2024年に撮影されたシガニー・ウィーバーの姿を見てみましょう。




『アバター』公開当時は60歳、2025年8月時点では75歳のシガニー・ウィーバー。公開当時から現在に至るまで、ベテラン女優の名にふさわしい洗練された美貌ぶり。
高身長を活かしたコーディネートも美しく着こなす姿は、まさしく上品なセレブ。70代後半になった現在も衰えることなく、見ているだけで元気をもらえそうな、エネルギッシュなオーラが伝わってきます。
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スティーヴン・ラング(マイルズ・クオリッチ役)
続いて、ジェイクやナヴィたちと敵対する傭兵部隊長を演じたスティーヴン・ラングの公開当時の姿を見てみましょう。

スティーヴン・ラングは、パンドラで資源採掘を進めるRDA社の傭兵部隊を率いる元・海兵隊大佐、マイルズ・クオリッチを演じました。筋金入りの“軍人”であり、ナヴィたちを徹底的に敵視するクオリッチ大佐。本作最大の悪役を見事に演じきったスティーヴン・ラングにとって、“当たり役”のひとつとなりました。
ここからは、スティーヴン・ラングの現在の姿を見てみましょう。




『アバター』公開当時は57歳、2025年8月時点では73歳のスティーヴン・ラング。公開当時の写真を見ると、生粋の軍人であるクオリッチ大佐とは正反対とも言える、穏やかな笑顔に癒されます。
70代に突入した現在の姿は、相変わらず穏やかな笑顔を見せるシニア俳優。自身に似合うコーディネートを着こなしていて、「かっこいいシニア」としても人気です。
ミシェル・ロドリゲス(トゥルーディ・チャコン役)
次に、アバター・プロジェクトに従事するパイロットを演じたミシェル・ロドリゲスの公開当時の姿を見てみましょう。

ミシェル・ロドリゲスは、元海兵隊大尉でアバター・プロジェクトに従事するパイロット、トゥルーディ・チャコンを演じました。ジェイクやオーガスティン博士と仲がよく、実直な軍人として描かれたトゥルーディ大尉。たくましい軍人という役柄は、戦闘に長けたタフな女性を演じる機会が多いミシェル・ロドリゲスのイメージにぴったり。
ここからは、ミシェル・ロドリゲスの現在の姿を見てみましょう。




『アバター』公開当時は31歳、2025年8月時点では47歳のミシェル・ロドリゲス。公開当時の姿からあふれ出る、エネルギッシュで力強い女性のオーラ。
40代後半になった現在もその魅力は変わらず、自信に満ちていて堂々としたベテラン女優の貫禄が伝わってきます。自分を偽らず自然体であり続ける彼女の芯の強さが、そのまま美貌に表れているよう。
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ジョヴァンニ・リビシ(パーカー・セルフリッジ役)
最後に、RDA社の開発責任者を演じたジョヴァンニ・リビシの公開当時の姿を見てみましょう。

ジョヴァンニ・リビシは、パンドラの資源開発を進めるRDA社の開発責任者、パーカー・セルフリッジを演じました。非常にずる賢い性格で、クオリッチ大佐と組んでナヴィたちへ攻撃を仕掛けます。典型的な“小物の悪役”ですが、子役時代から培った高い演技力を活かし、観客をイラッとさせるほど役になりきっていました。
ここからは、2024年に撮影されたジョヴァンニ・リビシの姿を見てみましょう。




『アバター』アメリカ公開前日に35歳の誕生日を迎え、2025年8月時点では50歳のジョヴァンニ・リビシ。公開当時の写真を見ると、髭をたくわえた凛々しい男性である一方、子役時代を連想させるかわいらしさも感じられます。
公開当時と現在の姿を比較すると、俳優としての風格と大人の男性としての貫禄が増しているのがはっきり伝わってきます。俳優としてのキャリアが長いこともあり、幅広い役を演じ分ける実力の持ち主として高く評価されています。
『アバター』のトリビア、知識
ここからは、『アバター』にまつわるトリビアをご紹介します。
『アバター』は何が話題になった?
『アバター』は、3Dによる演出に力を入れたことも話題のひとつとなりました。当初の公開予定時期を遅らせてまで、上映する映画館に3Dプロジェクターを設置し、臨場感と迫力のあるシーンを強調しました。
この演出が見事に大当たりし、第67回ゴールデングローブ賞で作品賞と監督賞を受賞。さらに第63回英国アカデミー賞や第36回サターン賞など、複数の権威的な映画賞を受賞しています。
『アバター』はどれくらいヒットした?
『アバター』は、2025年8月時点で「映画の世界歴代興行収入1位」の記録を保持しています。2019年公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』に記録を抜かれた時期もありましたが、2021年に中国で再上映されたことで世界一の座を奪還しました。
世界全体での興行収入は29億ドルを突破、北米地域だけでも約7億6000万ドルを売り上げました。日本では、再上映を含めて約159億円もの興行収入を記録しました。
『アバター』が起こしたブームは?
『アバター』の歴史的ヒットにより、映画における3D技術に世界中から注目が集まりました。『アバター』は製作の段階で3D上映することを想定しており、ジェームズ・キャメロン監督が開発した独自の3Dカメラなど、特殊な技術が使用されました。
ところが、“3Dブーム”に便乗した各映画製作会社が過去の2D映画を無理やり3Dに変換したことで、逆に低評価を受けてしまう映画が続出。この現象に、キャメロン監督やプロデューサーのジョン・ランドーは否定的な意見を述べました。
『アバター』の現状は?
『アバター』の公開から約13年後の2022年12月16日、待望の続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が日米同時公開。こちらも、全世界で興行収入23億ドルを超える大ヒット作となりました。
さらに、シリーズ第3弾となる『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が2025年12月19日に日米同時公開予定となっており、シリーズファンの期待が高まっています。2029年12月には、シリーズ第4弾が公開予定です。
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- Precious.jp編集部
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