「半纏」ってなんと読む?あなたも愛用しているかも!

明日、8月24日は『ドレッシングの日』です。ドレッシングは野菜にかけて使うことが多いので、831(やさい)にかけた8×3×1=24日、そして、『野菜の日』である8月31日の一週間前で、カレンダーで野菜の真上にくる日に、という理由でこの日付が選ばれました。

夏の食欲不振の時期、ドレッシングをかけたサラダを食べて多くの人に健康になってほしい、という願いも込められた記念日です。…これを踏まえて、本日の1問目にまいりましょう。

【問題1】「纏う」ってなんと読む?

「纏う」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「身に着ける。着る」「からまる。巻きつく。また、からみつかせる」という意味です。

<使用例>

「このドレッシングを纏わせると、温野菜が苦手だった夫が、もりもり食べてくれるの」

「○○う」。
「○○う」。

さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 纏う(まと-う) です。

「着る」ことに特別感を出したい時に、よく使う表現ですね。
「着る」ことに特別感を出したいときに、よく使う表現ですね。

「ドレッシング」は、もともと、英語の「dress(着る)」の進行形で、食材を「着飾る」、食材に「纏う(まと-う)」という意味なのです。

というところで、2問目にまいりましょう。

【問題2】「半纏」ってなんと読む?

「半纏」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:和装の上着の一種です。

<使用例>

「自治会から、お祭りの期間に着るための半纏を貸し出します」

かな4文字です。
かな4文字です。

さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 半纏(はんてん) です。

「半天」とも書き、お祭り用のものは「法被(はっぴ)」とも言います。

「半纏(はんてん)」、みなさまにおなじみのアイテムですが、漢字表記、読めたでしょうか? 着物が「長着」と言うのに対し、「半纏」は「丈の短い上着」ですから、「体の半分程度に纏う上着」という構成で「半纏(はんてん)」ですね。和服の「羽織(はおり)」よりも気軽な上着で、主に仕事着や防寒具として使われます。

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本日は、8月24日『ドレッシングの日』にちなんで、「纏」という字の入った日本語から、

・纏う(まと-う)

・半纏(はんてん)

の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。

この記事の執筆者
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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱