「塗炭」ってなんと読む?「ぬりすみ」ではないですよ!
明日、8月29日は8(やき)29(にく)の語呂合わせで『焼肉の日』です。この記念日にちなんだキャンペーンなどを行う焼肉店も多いようですよ。おいしいお肉を頂いて、猛暑で疲れた体に精をつけてはいかがでしょうか?
焼肉と言えば、炭火がつきもの…ということで、本日は「炭」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「塗炭」ってなんと読む?
「塗炭」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「泥にまみれ火に焼かれること。転じて、ひどい苦痛。極めてつらい境遇」を言います。
<ヒント>
「塗炭の苦を乗り越えて這い上がった、あの人の精神力は相当なものよ」

さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は… 塗炭(とたん) です。

「塗炭」を使った言葉には、どうにも逃れられないような苦しい状況を言う「塗炭(とたん)の苦(く)」また「塗炭の苦しみ」という定番の言い回しもございます。知らないと読めない言葉ですので、おさらいしておきました。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「炭斗」ってなんと読む?
「炭斗」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「炭を小出しにしておく容器。炭入れ」を言う言葉で、現代では茶道具として見かける機会もあると思います。
<使用例>
「ずいぶん大きなおわんだと思ったら、陶器製の炭斗だったのよ」

さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は… 炭斗(すみとり) です。

ポピュラーな形の「炭斗(すみとり)」は、以下の画像のようなものです。

茶会で、亭主が客の前で炉や風炉に炭を入れる 炭点前(すみてまえ)では、「炭斗」に炭を組み入れ、香合、羽箒などの他の炭道具を添えた一式にして席中に持ち出します。「炭斗」には籠型のもののほか、陶器製のものや蓋つきのものなど、さまざまな形で、道具としての美しさをこらしたものもございます。
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本日は、8月29日『焼肉の日』にちなんで、「炭」という字の入った日本語から、
・塗炭(とたん)
・炭斗(すみとり)
の読み方、言葉の背景などをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/全国食肉事業協同組合連合会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱