【目次】


『アベンジャーズ』のあらすじ、概要

2012年4月28日、トライベッカ映画祭クロージングナイトの一環で行われたプレミア上映。
2012年4月28日、トライベッカ映画祭クロージングナイトの一環で行われたプレミア上映。

『アベンジャーズ』の公開時期

『アベンジャーズ』は、2012年5月4日にアメリカで公開されました。これに先駆けて、同年4月11日にハリウッドのエル・キャピタン劇場でプレミア上映が行われました。さらに4月28日、トライベッカ映画祭のクロージング・ナイトでも公開されています。

日本では、3か月遅れの同年8月14日に公開。当初は8月17日公開予定だったところ、「待ちきれない!」という日本の映画ファンの声が殺到。3日前倒しでの公開となりました。

『アベンジャーズ』のあらすじ

“四次元キューブ”が暴走を始めた研究施設にワームホールが出現し、地球侵略を目論む邪神・ロキ(トム・ヒドルストン)が降臨。世界滅亡の危機を打破すべく、国際平和維持組織「S.H.I.E.L.D.」のフューリー長官(サミュエル・L・ジャクソン)は“最強”のヒーローチーム「アベンジャーズ」を結成。さっそく任務を開始したと思いきや、論争に発展。「アベンジャーズ」は決定的な仲違いを起こしてしまい…。

『アベンジャーズ』主要キャストは?登場人物まとめ

『アベンジャーズ』はストーリーの内容や演出、視覚効果やBGM、そして豪華俳優陣によるダイナミックな演技が高く評価されました。公開から13年が経過した2025年9月現在、メインキャストを務めた俳優たちはどのような変化を遂げているのでしょうか。

それでは、『アベンジャーズ』で主要キャラクターを演じた俳優の当時と現在の写真を見ていきましょう。

ロバート・ダウニー・Jr(トニー・スターク/アイアンマン役)

まずは、主演を務めたロバート・ダウニー・Jrの公開当時の姿を見てみましょう。

2012年4月28日、トライベッカ映画祭クロージングナイトでのプレミア上映。
2012年4月28日、トライベッカ映画祭クロージングナイトでのプレミア上映。

ロバート・ダウニー・Jrは、本作最大のメインキャラクターである「アイアンマン」ことトニー・スタークを演じました。2008年公開の『アイアンマン』オーディションで役を勝ち取って以降、徹底的に“ヒーロー”になりきる彼の姿は、原作ファンや辛口の批評家たちを納得させました。

ここからは、ロバート・ダウニー・Jrの現在の姿を見てみましょう。

2024年9月15日、第76回プライムタイム・エミー賞の授賞式。
2024年9月15日、第76回プライムタイム・エミー賞の授賞式。
2024年12月6日、第38回アメリカン・シネマテーク・アワードの授賞式。
2024年12月6日、第38回アメリカン・シネマテーク・アワードの授賞式。
2025年3月2日、第97回アカデミー賞の授賞式。
2025年3月2日、第97回アカデミー賞の授賞式。
2025年8月25日、ノンフィクション書籍『大統領の陰謀 ニクソンを追いつめた300日』朗読会。ニューヨーク州イーストハンプトンのギルドホールにて。
2025年8月25日、ノンフィクション書籍『大統領の陰謀 ニクソンを追いつめた300日』朗読会。ニューヨーク州イーストハンプトンのギルドホールにて。

『アベンジャーズ』公開当時は47歳、2025年9月時点では60歳のロバート・ダウニー・Jr。公開当時の姿は、大富豪にして天才発明家のトニー・スタークらしい、大人の男性の風格。さらに、スーパーヒーローであるアイアンマンらしい貫禄も感じられます。

60代に突入した現在は、ポジティブな意味で年齢を感じさせる風貌に。その深さと渋さは、長年積み重ねてきたキャリアを象徴するかのよう。

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クリス・エヴァンス(スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ役)

次は、「アベンジャーズ」のリーダー的存在を演じたクリス・エヴァンスの公開当時の姿を見てみましょう。

2012年4月11日、ハリウッドのエル・キャピタン劇場でのプレミア。
2012年4月11日、ハリウッドのエル・キャピタン劇場でのプレミア。

クリス・エヴァンスは、かつて祖国を救った伝説の持ち主である「キャプテン・アメリカ」ことスティーブ・ロジャースを演じました。身長160cmという小柄な体格から、超人的な肉体へと生まれ変わったキャプテン・アメリカ。身長183cmのクリス・エヴァンスが同役を演じるにあたり、体を小さく見せる特殊効果が使用されたのだそう。

ここからは、2025年に撮影されたばかりのクリス・エヴァンスの姿を見てみましょう。

2025年6月7日、『Materialists』プレミア。DGAニューヨーク劇場にて。
2025年6月7日、『Materialists』プレミア。DGAニューヨーク劇場にて。
2025年9月6日、トロント国際映画祭での『Sacrifice』プレミア。トロントのプリンセス・オブ・ウェールズ・シアターにて。
2025年9月6日、トロント国際映画祭での『Sacrifice』プレミア。トロントのプリンセス・オブ・ウェールズ・シアターにて。
2025年9月7日、エンターテインメント雑誌『ハリウッド・リポーター』のインタビュー。トロント国際映画祭の期間中、1 Hotel Torontoにて。
2025年9月7日、エンターテインメント雑誌『ハリウッド・リポーター』のインタビュー。トロント国際映画祭の期間中、1 Hotel Torontoにて。

『アベンジャーズ』公開当時は30歳、2025年9月時点では44歳のクリス・エヴァンス。公開当時の姿は、スーツ姿がばっちり決まっている爽やかなイケメン。加えて、キャプテン・アメリカのような逞しさ・貫禄もありありと表れています。

40代半ばに差し掛かった現在は、イケメンぶりと貫禄に磨きがかかったミドルエイジの姿に。体格のよさも相変わらずで、思わずみとれてしまいそう。

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マーク・ラファロ(ブルース・バナー/ハルク役)

続いて、緑色の肌をもつ大男を演じたマーク・ラファロの公開当時の姿を見てみましょう。

2012年4月28日、トライベッカ映画祭クロージングナイトでのプレミア上映。
2012年4月28日、トライベッカ映画祭クロージングナイトでのプレミア上映。

マーク・ラファロは、緑色の肌をもつ大男「ハルク」こと天才学者ブルース・バナーを演じました。かつての“実験”によって大男の姿に変身する体質となったブルース。ハルクの動きはCGによる再現ではなく、マーク・ラファロ本人によるモーションキャプチャやストップアクションが使用されたそう。この徹底した演技により、世界中の観客や批評家から絶賛されました。

ここからは、2025年に撮影されたマーク・ラファロの現在の姿を見てみましょう。

2025年6月8日、テレビシリーズ『Hal&Harper』アフターパーティ。トライベッカ映画祭の期間中、ニューヨークにて。
2025年6月8日、テレビシリーズ『Hal&Harper』アフターパーティ。トライベッカ映画祭の期間中、ニューヨークにて。
2025年6月16日、『キング・ライク・ミー:ズールーという名の誇り』ニューヨークプレミア。ニューヨークのIFCセンターにて。
2025年6月16日、『キング・ライク・ミー:ズールーという名の誇り』ニューヨークプレミア。ニューヨークのIFCセンターにて。
2025年8月12日、2027年公開予定の『Good Sex』撮影現場。ニューヨークにて。
2025年8月12日、2027年公開予定の『Good Sex』撮影現場。ニューヨークにて。
2025年8月25日、ノンフィクション書籍『大統領の陰謀 ニクソンを追いつめた300日』朗読会。ニューヨーク州イーストハンプトンのギルドホールにて。
2025年8月25日、ノンフィクション書籍『大統領の陰謀 ニクソンを追いつめた300日』朗読会。ニューヨーク州イーストハンプトンのギルドホールにて。

『アベンジャーズ』公開当時は44歳、2025年9月時点では57歳のマーク・ラファロ。公開当時の姿は、「強靭な肉体で見境なく暴れまわる」というハルクとは真逆とも言える、凛々しい男性の姿。

50代後半に差し掛かった現在は、当時の雰囲気を残しつつベテラン俳優としての風格をまとっています。2026年公開予定の『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』でもハルクを演じることが決まっており、今後の活躍ぶりにも期待です。

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クリス・ヘムズワース(ソー役)

次は、“最強の雷神”を演じたクリス・ヘムズワースの公開当時の姿を見てみましょう。

2012年4月11日、ハリウッドのエル・キャピタン劇場でのプレミア。
2012年4月11日、ハリウッドのエル・キャピタン劇場でのプレミア。

クリス・ヘムズワースは、“最強の雷神”たるスーパーヒーロー、ソーを演じました。『マイティ・ソー』で因縁がある弟・ロキと、本作でも対峙するソー。筋骨隆々なソー役を演じるにあたり、クリス・ヘムズワースは動物性たんぱく質を大量に摂取し、演技のみならず肉体もつくり込んだと語りました。

ここからは、クリス・ヘムズワースの現在の姿を見てみましょう。

2025年4月2日、2026年公開予定の『Crime 101』のプロモーションイベント。ラスベガスのコロシアム・アット・シーザーズ・パレスにて。
2025年4月2日、2026年公開予定の『Crime 101』のプロモーションイベント。ラスベガスのコロシアム・アット・シーザーズ・パレスにて。
2025年7月13日、2025年ウィンブルドン選手権期間中、ミネラルウォーターメーカー・evianによる「Mountain Of Youth」VIPスイート。
2025年7月13日、2025年ウィンブルドン選手権期間中、ミネラルウォーターメーカー・evianによる「Mountain Of Youth」VIPスイート。
2025年7月17日、ドキュメンタリーテレビシリーズ『リミットレス:クリス・ヘムズワースのフォーエバー・ヤング』イギリスプレミア。ロンドンのオデオン・レスター・スクエアにて。
2025年7月17日、ドキュメンタリーテレビシリーズ『リミットレス:クリス・ヘムズワースのフォーエバー・ヤング』イギリスプレミア。ロンドンのオデオン・レスター・スクエアにて。

『アベンジャーズ』公開当時は28歳、2025年9月時点では42歳のクリス・ヘムズワース。公開当時の姿は、筋骨隆々なソーとは似ても似つかぬような爽やか系イケメンの青年。しかしお高く留まっているような雰囲気はなく、むしろ親しみやすさを覚えるほど。

40代に突入した現在も、うっとりしてしまいそうなイケメンぶり。年齢相応の上品さもプラスされ、洗練された大人の魅力が全開です。

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スカーレット・ヨハンソン(ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ役)

続いて、妖艶な女スパイを演じたスカーレット・ヨハンソンの公開当時の姿を見てみましょう。

2012年4月11日、ハリウッドのエル・キャピタン劇場でのプレミア。
2012年4月11日、ハリウッドのエル・キャピタン劇場でのプレミア。

スカーレット・ヨハンソンは、“世界最強”の女スパイにしてヒーローでもある、「ブラック・ウィドウ」ことナターシャ・ロマノフを演じました。妖艶な風貌のスパイにして、“暗黒時代”とも言える過去を背負うナターシャ。高い演技力と洗練された美貌の持ち主であるスカーレット・ヨハンソンにとっては、まさに“はまり役”でした。

ここからは、スカーレット・ヨハンソンの現在の姿を見てみましょう。

2025年6月29日、『ジュラシック・ワールド/復活の大地』プレミア。上海にて撮影。
2025年6月29日、『ジュラシック・ワールド/復活の大地』プレミア。上海にて撮影。
2025年7月1日、『ジュラシック・ワールド/復活の大地』ソウルプレミア。ソウルのタイムズスクエアにて。
2025年7月1日、『ジュラシック・ワールド/復活の大地』ソウルプレミア。ソウルのタイムズスクエアにて。
2025年9月7日、インターコンチネンタル トロント センターで撮影されたポートレート。
2025年9月7日、インターコンチネンタル トロント センターで撮影されたポートレート。
2025年9月8日、監督を務める『Eleanor the Great』プレミア。トロント国際映画祭の期間中、トロントのロイ・トムソンホールにて。
2025年9月8日、監督を務める『Eleanor the Great』プレミア。トロント国際映画祭の期間中、トロントのロイ・トムソンホールにて。

『アベンジャーズ』公開当時は27歳、2025年9月時点では40歳のスカーレット・ヨハンソン。公開当時の姿は、“妖艶な女スパイ”という役柄がよく似合う美貌ぶり。まだ20代だったこともあり、フレッシュな若さも感じられます。

40代に突入した現在、ますます洗練された美貌を惜しみなく披露。上品なバックレスドレスと、大胆なタトゥーの対比に瞳を奪われます。

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ジェレミー・レナー(クリント・バートン/ホークアイ役)

次は、類まれな戦闘能力をもつエリートを演じたジェレミー・レナーの公開当時の姿を見てみましょう。

2012年4月11日、ハリウッドのエル・キャピタン劇場でのプレミア。
2012年4月11日、ハリウッドのエル・キャピタン劇場でのプレミア。

ジェレミー・レナーは、高い戦闘能力を誇るエリート、「ホークアイ」ことクリント・バートンを演じました。コードネームからも伝わるほど優れた射撃能力と身体能力を活かし、「アベンジャーズ」の一員に加わったクリント。この難役を完璧に演じきるため、ジェレミー・レナーは肉体づくりのトレーニングに加え、アーチェリーの練習も重ねたのだそう。

ここからは、2025年に撮影されたばかりのジェレミー・レナーの姿を見てみましょう。

2023年1月に遭遇した事故について記した自叙伝『My Next Breath』宣伝ツアー。2025年4月29日、ニューヨークにて。
2023年1月に遭遇した事故について記した自叙伝『My Next Breath』宣伝ツアー。2025年4月29日、ニューヨークにて。
2025年5月31日、Netflixによるライブ配信イベント「Netflix TUDUM 2025」に出演。カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムにて。
2025年5月31日、Netflixによるライブ配信イベント「Netflix TUDUM 2025」に出演。カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムにて。
2025年7月16日、ロサンゼルスにて撮影。
2025年7月16日、ロサンゼルスにて撮影。
2025年9月6日、『Wake Up Dead Man:A Knives Out Mystery』ワールドプレミア。トロント国際映画祭の期間中に撮影。
2025年9月6日、『Wake Up Dead Man:A Knives Out Mystery』ワールドプレミア。トロント国際映画祭の期間中に撮影。

『アベンジャーズ』公開当時は41歳、2025年9月時点では54歳のジェレミー・レナー。公開当時の姿は、思わず「見つめられたい!」と思ってしまいそうな美しい瞳の持ち主。エリートエージェントらしい凛々しさも感じられます。

50代半ばの現在は、明るく親しみやすそうな笑顔に癒されます。2023年には不慮の事故で重傷を負ったものの、不屈の精神でカムバック。その姿は、「アベンジャーズ」の一員として奮闘するホークアイと重なります。

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トム・ヒドルストン(ロキ役)

続いて、『アベンジャーズ』最大の悪役を演じたトム・ヒドルストンの公開当時の姿を見てみましょう。

2012年4月11日、ハリウッドのエル・キャピタン劇場でのプレミア。
2012年4月11日、ハリウッドのエル・キャピタン劇場でのプレミア。

トム・ヒドルストンは、『アベンジャーズ』最大の悪役たる邪神、ロキを演じました。自身の野望を打ち砕いたソーへの復讐と、地球侵略を目論むロキ。日本では“ロキ様”という愛称でシリーズファンから親しまれており、演じたトム・ヒドルストン自身も世界規模の知名度とファンを獲得しました。

ここからは、トム・ヒドルストンの2025年現在の姿を見てみましょう。

2025年4月6日、ローレンス・オリヴィエ賞の授賞式。ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにて。
2025年4月6日、ローレンス・オリヴィエ賞の授賞式。ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにて。
2025年6月2日、『The Life of Chuck』ロサンゼルスプレミア。ハリウッド・レギオン・シアターにて。
2025年6月2日、『The Life of Chuck』ロサンゼルスプレミア。ハリウッド・レギオン・シアターにて。
2025年6月7日、『The Life of Chuck』ワールドプレミア、「SXSW London」クロージングナイト・ガラ。ロンドンのバービカン・センターにて。
2025年6月7日、『The Life of Chuck』ワールドプレミア、「SXSW London」クロージングナイト・ガラ。ロンドンのバービカン・センターにて。
2025年6月15日、「Soccer Aid for UNICEF 2025」でのスピーチ。イングランドのグレーター・マンチェスター、オールド・トラッフォードにて。
2025年6月15日、「Soccer Aid for UNICEF 2025」でのスピーチ。イングランドのグレーター・マンチェスター、オールド・トラッフォードにて。

『アベンジャーズ』公開当時は31歳、2025年9月時点では44歳のトム・ヒドルストン。公開当時の姿は、187cmという高身長に上品なスーツ姿がマッチするイケメンぶりで、多くの女性ファンを魅了しました。ミステリアスな雰囲気をまとうロキのイメージも相まって、「セクシーなイケメン悪役」というイメージが定着していました。

40代半ばになった現在は、大人の気品をまとった「イケメン紳士」に進化。2026年公開予定の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』でもロキ役での出演が決定しており、ファンの期待が高まっています。

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サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー役)

続いて、「アベンジャーズ」結成の立役者を演じたサミュエル・L・ジャクソンの公開当時の姿を見てみましょう。

2012年4月11日、ハリウッドのエル・キャピタン劇場でのプレミア。
2012年4月11日、ハリウッドのエル・キャピタン劇場でのプレミア。

サミュエル・L・ジャクソンは、国際平和維持組織「S.H.I.E.L.D.」の長官で「アベンジャーズ」結成のきっかけとなったニック・フューリーを演じました。ヒーローたちを支えるフューリー長官の姿は、ベテラン俳優として映画界を支えるサミュエル・L・ジャクソンと重なります。

ここからは、サミュエル・L・ジャクソンの現在の姿を見てみましょう。

2025年3月2日、第97回アカデミー賞の授賞式。
2025年3月2日、第97回アカデミー賞の授賞式。
2025年3月23日、ブロードウェイ『OTHELLO』初日公演。ニューヨークのバリモア劇場にて。
2025年3月23日、ブロードウェイ『OTHELLO』初日公演。ニューヨークのバリモア劇場にて。
2025年5月1日、「Women's Guild Cedars-Sinai」の昼食会。ビバリーヒルズホテルにて。
2025年5月1日、「Women's Guild Cedars-Sinai」の昼食会。ビバリーヒルズホテルにて。
2025年6月8日、第78回トニー賞の授賞式。
2025年6月8日、第78回トニー賞の授賞式。

『アベンジャーズ』公開当時は63歳、2025年9月時点では76歳のサミュエル・L・ジャクソン。公開時点で、すでにベテラン俳優のひとりとしてハリウッド映画界をけん引してきた貫禄を漂わせています。

70代後半に突入した現在も、現役の俳優として精力的に活動中。年齢を感じさせないエネルギッシュさは、精神面も肉体面もタフだというフューリー長官を連想させます。

クラーク・グレッグ(フィル・コールソン役)

最後に、「S.H.I.E.L.D.」のエージェントを演じたクラーク・グレッグの公開当時の姿を見てみましょう。

2012年4月11日、ハリウッドのエル・キャピタン劇場でのプレミア。
2012年4月11日、ハリウッドのエル・キャピタン劇場でのプレミア。

クラーク・グレッグは、「S.H.I.E.L.D.」のエージェントで「アベンジャーズ」の消滅回避に貢献したフィル・コールソンを演じました。研究所を襲撃し、世界征服を目論むロキに立ち向かう果敢な性格のフィル。ブラジリアン柔術で“黒帯”の腕前だというクラーク・グレッグにふさわしい役柄です。

ここからは、クラーク・グレッグの現在の姿を見てみましょう。

2025年2月18日、『ゼロデイ』ワールドプレミア。ニューヨークのプラザホテルにて。
2025年2月18日、『ゼロデイ』ワールドプレミア。ニューヨークのプラザホテルにて。
2025年4月28日、Apple TV+『マーダーボット』ニューヨークプレミア。ニューヨークのリーガル・ユニオン・スクエアにて。
2025年4月28日、Apple TV+『マーダーボット』ニューヨークプレミア。ニューヨークのリーガル・ユニオン・スクエアにて。
2025年6月8日、ブロードウェイ『Good Night, and Good Luck』最終公演。ニューヨークのウィンターガーデン劇場にて。
2025年6月8日、ブロードウェイ『Good Night, and Good Luck』最終公演。ニューヨークのウィンターガーデン劇場にて。
2025年7月23日、『Together』ロサンゼルスプレミア。ロサンゼルスのビスタ・シアターにて。

『アベンジャーズ』公開当時は50歳、2025年9月時点では63歳のクラーク・グレッグ。公開当時の姿は、優しそうな笑顔に凛々しさが見え隠れする、紳士的なミドルエイジの男性。

60代に突入した現在は、ワイルドな魅力が光るおしゃれな“おじ様俳優”へと変化しています。反面、優しそうな笑顔は健在。そのギャップに惹かれます。

『アベンジャーズ』のトリビア、知識

ここからは、『アベンジャーズ』にまつわるトリビアをご紹介します。

『アベンジャーズ』は何が話題になった?

『アベンジャーズ』は、他作品のキャラクターが登場するという、いわゆる「クロスオーバー作品」のひとつ。『アイアンマン』シリーズ、『キャプテン・アメリカ』シリーズ、『インクレディブル・ハルク』、『マイティ・ソー』シリーズといった、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)によるスーパーヒーロー映画のキャラクターたちが登場しています。

これらの人気スーパーヒーロー映画シリーズのキャラクターたちが協力したり、または敵対したりと非常に豪華な設定であることも、『アベンジャーズ』への注目度を高める要因となりました。

『アベンジャーズ』はどれくらいヒットした?

公開前から世界中で大きな話題となっていた『アベンジャーズ』は、製作関係者や批評家らの予想を大きく上回る興行収入を獲得しました。2025年9月時点での興行収入は世界全体で15億2000万ドルを超えており、映画世界歴代興行収入ランキングで12位となっています。

北米地域での興行収入は6億2300万ドルを突破、公開が前倒しされるほど注目を集めた日本でも36億円を超える興行収入を獲得。批評面だけではなく、興行面でも映画史にその名を刻みました。

『アベンジャーズ』が起こしたブームは?

世界中の映画ファンを魅了した『アベンジャーズ』は、各国で社会現象を巻き起こしました。MCU作品の地位を確立したのはもちろん、『アベンジャーズ』自体がポップカルチャーのひとつとして受け入れられています。

多くのファンアートがインターネットに投稿されたり、登場キャラクターのコスプレを披露したりと、熱心なファンも続出。公開から13年が経過しても、『アベンジャーズ』は根強い人気を誇っています。

『アベンジャーズ』の現状は?

『アベンジャーズ』は、2025年10月時点で4本の続編映画が公開されています。2026年12月18日に5作目の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』、2027年に6作目の『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』が公開予定です。

4作目の『アベンジャーズ/エンドゲーム』は現時点でシリーズ最大のヒット作となっており、世界全体での興行収入は27億9900万ドルを突破。そのヒットぶりは、当時の映画世界歴代興行収入ランキングで1位だった『アバター』(2009年公開)を上回り、「世界一売れた映画」の座を獲得するほどでした。2021年、『アバター』に世界一の座を奪還されたものの、依然として歴代2位の記録を保持しています。

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