理想のお仕事スタイル研究、エレガントな「華やぎジャケット」編
みなさんは第一印象に自信がありますか? 世界のビジネスシーンでは、「見た目」を整えることはマナーであり、立派な仕事の一部。頂点を目指すのであれば、なおのこと重要なポイントとなります。そこで、大人の女性にふさわしい「理想のお仕事スタイル」を、人気海外ドラマ『SUITS(スーツ)』からピックアップ! まずは、登場人物のひとりジェシカ・ピアソンのジャケットスタイルを、「知・品・華」がそろった着こなし例ととともにご紹介していきます。
女性エグゼクティブの理想像、「ジェシカ・ピアソン」って?
『SUITS』の主人公であるハーヴィー・スペクターをはじめ、何人もの敏腕弁護士を束ねる、マンハッタンの大手法律事務所の所長。だれもが羨む成功した女性エグゼクティブの代表格で、ときに冷徹に数億ドルものビジネスを操るクールな面と、部下思いの優しい面を併せもっています。ジェシカを演じるジーナ・トーレスは、ジョルジオ・アルマーニ、アントニオ・ベラルディなどのブランドも難なく着こなす、長身かつ抜群のスタイルのもち主。ジャケットから大胆なドレスまで、一貫してエレガントな王道スタイルは圧巻です。
【参照記事:海外ドラマ「SUITS/スーツ」の登場人物が超エレガント!通勤服の参考になる着こなし方】
品格が漂う圧倒的な女性オーラを放つ、ジェシカ流「ジャケットスタイル」
堅くてまじめなテーラードジャケットや、キリッと男前なパンツスーツはもはや過去のスタイル。これまでの印象を覆す華のある着こなしが、ジェシカの最大の特徴です! 彼女の装いは、ベーシックカラーが中心だけれど、ジャケットもほぼウエストを絞ったフォルムのものばかり。そして、スカートもタイトで、セクシーかつゴージャスなスタイルを実現しています。今、女性エグゼクティブに求められているのは、ジェシカのようにエレガントで知的な女性らしさを携えたジャケットスタイルなのです。
■1:定番のモノトーンスタイルも、透け感やフリルを効かせ旬の空気感を漂わせて
顔映りを優しく魅せるラッフルと、コンパクトなフォルムが女性らしい白いジャケット。ボトムスには、チュールを重ねた黒いタイトスカートを合わせ、旬の透け感をプラスしましょう。定番のモノトーンコーディネートにもトレンドをさりげなく取り入れ、今どき感を演出するのがジェシカ流の着こなしです。
■2:ここいちばんの勝負服はピンクのスーツ。甘くなりがちなパステルカラーもモダンな煌きで女性らしく
光沢のあるピンクゴールドの糸を織り込んだ、ツイードのセットアップ。契約を控えた会食日は、場を華やかに演出するために、いつもより女性らしさを意識したスタイルがおすすめです。合わせるジュエリーも、服に合わせてピンクゴールドを選択。ビジネスの場では、あくまでも目立ちすぎず、上品に身につけるのが正解となります。
■3:大型案件に挑む日には、メンズライクながらも女性らしいジャケットで自分を奮い立たせて
きゅっと絞ったウエストから裾に向かって広がるフレアにうっとり! 白いラインを配したことで、体のラインを立体的に演出し、美シルエットを構築する頼もしいジャケットが主役です。軽やかさをプラスする白いパンツを合わせ、デスクワークの日も華やかさを忘れないのが女性エグゼクティブスタイルの必須条件。
■4:部下とのコミュニケーションにも余裕を感じさせる、揺れ動くフリンジがポイントのジャケットをまとって
インパクトのあるミックスツイードのノーカラージャケットは、たっぷりとあしらったフリンジがコンサバになりすぎず、遊び心をプラスしてくれます。旬の7分丈パンツを合わせるなら、素材選びが重要なポイントに。しなやかに揺れるやわらかな素材なら、エレガントさも損なわれません。
■5:隙のない「ジャケットスタイル」は、着るだけで華のある一枚で完成させて
裾に太めのプリーツを配したエレガントなデザインのジャケットは、乳白色が顔映りを柔和に見せる効果も。イエローゴールドブレスのウォッチや品のよいインパクトを与えるネックレスを合わせ、テラコッタ色のスカートできりりと着こなしましょう。
■6:クライアントへの第一印象がキモとなる会食スタイルは、旬のパンツと短めジャケットでバランスよく着こなして
着こなしの参考としたのは、シーズン3の第12話、法廷での証言シーン。女性らしいノーカラーのコンパクトジャケットは、スカートを合わせると意外とコンサバになりがちなので、ここはあえて旬の太めパンツを投入。しなやか素材のゆったりフォルムが、歩く姿を優雅に演出してくれます。
■7:プレゼンや契約更新といった勝負シーンこそ、地味色ジャケットにワンピースを合わせて女性らしくも控えめに
シーズン6の第1話で、 マイクが弁護士になれるかどうかの審査委員会に現れたジェシカの着こなしを参考に。プレゼンなどの勝負に挑む際は、洋服の印象よりも内容で印象を残したいから、地味色のアイテムを選ぶというのが女性エグゼクティブの流儀です。清潔感のあるネイビーのジャケットは、黒いブレードのトリミングをあしらった控えめな装飾も好感度大。足元のみ艷のあるパンプスを投入し、品のよい華やかさを表現しましょう。
ジェシカの着こなしには、女性らしい華やかさが求められる会食スタイルや、好感度大な控えめプレゼンスタイルなど、実際の仕事シーンにも取り入れやすいヒントが満載。存在感がありつつも女性らしさをかなえてくれるジャケットが、普段の仕事スタイルにも自信を与えてくれます。
※掲載された商品はすべて税抜です。
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- PHOTO :
- 水田 学(NOSTY/人物)、唐澤光也(パイルドライバー/静物)
- STYLIST :
- 戸野塚かおる(女性)、大西陽一(男性)
- MODEL :
- 立野リカ(Precious専属)、Sebastien P.
- COOPERATION :
- ディップ株式会社、コンラッド東京
- EDIT&WRITING :
- 土橋育子、小林 綾、竹市莉子(HATSU)、喜多容子(Precious)
- RECONSTRUCT :
- 難波寛彦