「彼岸会」ってなんと読む?「ひがんかい」ではないですよ!

明日、9月23日は、本日は令和7年の『秋分の日』で、秋分と春分を中心とした前後7日間は「お彼岸」の期間です。一般に、先祖供養をして自分を見つめ直す期間、とされております。ということで本日は「お彼岸」に関連する言葉のクイズをお送りします。

【問題1】「彼岸会」ってなんと読む?

「彼岸会」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:春秋の彼岸の7日間に行われる法会」のことで、「法会」とは一般に「法事」を指したり、広くお墓まいりや読経など、死者の追善供養を営むことを指したりします。

<使用例>

「うちは彼岸会には、お墓まいりしながらおはぎをいただくのよ」

かな4文字です。
かな4文字です。

さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 彼岸会(ひがんえ) です。

「会釈(えしゃく)」など、「会」は「エ」とも読みますね。
「会釈(えしゃく)」など、「会」は「エ」とも読みますね。

夏の「お盆」も、正式には「盂蘭盆(うらぼん)」と呼ぶなど、仏教関連の法会(ほうえ)は、「○○(~~)」と読みます。大人の教養として覚えておきたい読み方です。

さて、2問目にまいりましょう。

【問題2】「彼岸の中日」ってなんと読む?

「彼岸の中日」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「彼岸七日のうちの中の日。春分あるいは秋分の日」という意味です。

<使用例>

「彼岸の中日は、お寺の駐車場が混雑するんじゃないかしら?」

「○○○の○○○○○」。
「○○○の○○○○○」。

さて、正解は?

※画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 彼岸の駐日(ひがん-の-ちゅうにち) です。

定番の読み方・言い回しです。

「中日」を「なかび」と読んでも間違いではありませんが、「彼岸の中日」は慣用的に定着した言い回しで、「ひがん-の-ちゅうにち」と読んでおいたほうが無難です。

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本日は、9月23日、令和7年の『秋分の日=彼岸の中日』にちなんで、

・彼岸会(ひがんえ)

・彼岸の中日(ひがん-の-ちゅうにち)

の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱