【目次】
- 『マレフィセント』のあらすじ、概要
- 『マレフィセント』主要キャストは?登場人物まとめ
- アンジェリーナ・ジョリー(マレフィセント役)
- エル・ファニング(オーロラ役)
- シャールト・コプリー(ステファン役)
- サム・ライリー(ディアヴァル役)
- イメルダ・スタウントン(ノットグラス役)
- レスリー・マンヴィル(フリットル役)
- ジュノー・テンプル(シスルウィット役)
- ブレントン・スウェイツ(フィリップ役)
- 『マレフィセント』のトリビア、知識
『マレフィセント』のあらすじ、概要

『マレフィセント』の公開時期
『マレフィセント』は、2014年5月30日にアメリカで公開されました。当初は同年3月7日公開予定だったものの、4か月後の同年7月2日に延期となりました。ところが、『アーロと少年』(2015年公開)の製作遅れの影響で、『マレフィセント』の公開日を再度変更。約1か月前倒しされました。
日本では公開スケジュールの変更はなく、約1か月後の同年7月5日に公開。多くの観客が劇場に足を運びました。
『マレフィセント』のあらすじ
人間の国と妖精の国が対立していた時代、「真実の愛のキス」によって結ばれたはずの妖精・マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)と人間・ステファン(シャールト・コプリー)。しかし、「人間の兵士」としての名誉に目がくらんだステファンはマレフィセントを裏切り、人間の国の王となった。ほどなくして、ステファン王夫妻の間に王女が誕生。王女の洗礼式典が挙行されるが、招待されていないマレフィセントが乱入し…。
『マレフィセント』主要キャストは?登場人物まとめ
『マレフィセント』は、1959年公開のディズニー・アニメーション映画『眠れる森の美女』のヴィラン(悪役)で、「ディズニーヴィランズ」のひとりに数えられるマレフィセントの半生を中心に描いた大ヒット実写映画。その成功を支えたのは、主要キャストを務めた俳優たちによる迫真の演技です。公開から11年が経過した2025年9月現在、主要キャストはどのように変化しているのでしょうか。
それでは、『マレフィセント』で主要キャラクターを演じた俳優の当時と現在の写真を見ていきましょう。
アンジェリーナ・ジョリー(マレフィセント役)
最初に、主演を務めたアンジェリーナ・ジョリーの公開当時の姿を見てみましょう。

アンジェリーナ・ジョリーは、本作の主人公でステファン王が治める人間の国と対峙する妖精、マレフィセントを演じました。“悪役”として知られながら、恋人に裏切られ心の傷を負うという繊細さ、そしてオーロラを守り続けるという優しさを見せるマレフィセント。演技力のみならず外見まで完璧に演じきったアンジェリーナ・ジョリーは、世界中の観客や批評家から大絶賛されました。
ここからは、アンジェリーナ・ジョリーの2025年現在の姿を見てみましょう。




『マレフィセント』公開当時は38歳、2025年9月時点では50歳のアンジェリーナ・ジョリー。公開当時の写真では、マレフィセントを連想させるシンプルな黒のドレスを、美しく着こなしています。普段から黒を中心としたコーディネートでまとめる多いアンジェリーナ・ジョリーの魅力が全開。
50代に突入した現在は、ますます洗練されていく美貌に惹き付けられそう。圧倒的な演技力も兼ね備え、ハリウッド映画界を代表する名女優のひとりとして活躍しています。
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エル・ファニング(オーロラ役)
次は、「ディズニープリンセス」のひとりに数えられるヒロインの王女を演じたエル・ファニングの公開当時の姿を見てみましょう。

エル・ファニングは、本作のヒロインで人間の国に生まれた王女、オーロラを演じました。かつてのマレフィセントのような“純粋な心”の持ち主で、すべての真実を知らぬまま「フェアリーゴッドマザー」ことマレフィセントを慕うオーロラ。子役時代から絶賛されていた演技力を発揮したエル・ファニングは、まるでオーロラ姫のように多くの観客から愛される存在となりました。
ここからは、2025年に撮影されたばかりのエル・ファニングの姿を見てみましょう。




『マレフィセント』公開当時のエル・ファニングは、誕生日を迎えたオーロラと同じ16歳。「オーロラ」の名にふさわしい幻想的なカラーのドレスに身を包んだ姿からは、プリンセスのような上品さと可憐さ、そしてティーンの少女らしいあどけなさが伝わってきます。
2025年9月現在は27歳になっており、すっかりレディの姿に。一方で、公開当時を思い出させるキュートな面影が残っています。
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シャールト・コプリー(ステファン役)
続いて、“真の悪役”とも言える人間の王を演じたシャールト・コプリーの公開当時の姿を見てみましょう。

シャールト・コプリーは、平民から国王へと成り上がった人間、ステファンを演じました。かつてマレフィセントと恋に落ちながら、最終的には彼女を裏切り敵対する存在となったステファン。ごく普通の少年が横暴で冷酷な王へと変貌していくさまは、多彩な役を的確に演じ分けるシャールト・コプリーの本領を象徴しているよう。
ここからは、シャールト・コプリーの現在の姿を見てみましょう。




『マレフィセント』公開当時は40歳、2025年9月時点では51歳のシャールト・コプリー。公開当時の姿は、愛する人を大切にする上品な大人の男性。横暴かつ冷酷な人間へと変貌したステファンとは、似ても似つかぬ雰囲気です。
50代に突入した現在は、従来の雰囲気に年齢を重ねて渋さを増したおじ様の姿に。明るく優しげな笑顔に瞳を奪われます。
サム・ライリー(ディアヴァル役)
続いて、マレフィセントに使役されるカラスを演じたサム・ライリーの公開当時の姿を見てみましょう。

サム・ライリーは、マレフィセントによって命を救われたカラス、ディアヴァルを演じました。マレフィセントの魔法で人間や動物に変身しつつ、彼女をサポートするディアヴァル。マレフィセントにとって、また本作において重要なポジションを演じたサム・ライリーの演技力とイケメンぶりは、多くの観客のハートをがっちり掴みました。
ここからは、サム・ライリーの現在の姿を見てみましょう。




『マレフィセント』公開当時は34歳、2025年9月時点では45歳のサム・ライリー。公開当時の姿は、多くの女性ファンが魅了されたのも納得のイケメンぶり。世界的なハイブランド『バーバリー』のモデルに抜擢されるほど洗練されたスタイルも、人気の理由となりました。
ミドルエイジ世代の現在は、ラフなカジュアルスタイルもスーツ姿もよく似合う“イケオジ”に進化しています。相変わらず洗練された大人の男性の魅力にうっとり。
イメルダ・スタウントン(ノットグラス役)
次は、オーロラを育てる妖精3人のうち、「赤い妖精」を演じたイメルダ・スタウントンの公開当時の姿を見てみましょう。

イメルダ・スタウントンは、ステファンの命令でオーロラを育てる妖精のひとり、ノットグラスを演じました。マレフィセントが呆れてしまうほど育児に向いていない妖精3人の中心的存在で、ヒステリックな言動が災いして“失言”をしてしまうノットグラス。イギリスを代表するベテラン女優のひとりであるイメルダ・スタウントンの実力で、見事に役になりきっていました。
ここからは、イメルダ・スタウントンの現在の姿を見てみましょう。




『マレフィセント』公開当時は58歳、2025年9月時点では69歳のイメルダ・スタウントン。公開時点で、すでにベテラン女優のオーラが感じられます。当時10歳の娘・ベシーの育児真っ最中だったイメルダ・スタウントンは、演技・育児どちらもベテランでした。
シニア世代に突入した現在も、舞台を中心に現役で活動中。年齢を感じさせないエネルギッシュさは、ノットグラスと通じるものがあります。
レスリー・マンヴィル(フリットル役)
続いて、オーロラを育てる「青い妖精」を演じたレスリー・マンヴィルの公開当時の姿を見てみましょう。

レスリー・マンヴィルは、オーロラを育てる青い妖精、フリットルを演じました。やはり育児の知識が皆無で、ノットグラスに負けないほど強気な性格のフリットル。すでにベテラン女優としての地位を不動のものとしていたレスリー・マンヴィルは、ほかの妖精ふたりと“阿吽の呼吸”とも言える名演技を披露しました。
ここからは、レスリー・マンヴィルの2025年現在の姿を見てみましょう。




イメルダ・スタウントンと同じ1956年生まれのレスリー・マンヴィル。58歳だった『マレフィセント』公開当時は、ベテラン女優としての風格の持ち主であり、美貌溢れるマダムのいでたち。シンプルだけど華やかさも感じられるビスチェドレスを美しく着こなしています。
69歳になった2025年9月現在は、シニア世代のセレブらしい上品な雰囲気に。ポジティブな意味で、年齢が感じられます。
ジュノー・テンプル(シスルウィット役)
続いて、オーロラを育てる「緑の妖精」を演じたジュノー・テンプルの公開当時の姿を見てみましょう。

ジュノー・テンプルは、オーロラを育てる緑の若き妖精、シスルウィットを演じました。ヒステリックな言動が多いノットグラスやフリットルに比べると、ややおっとり気味のシスルウィット。そして、彼女も育児や家事が苦手な様子。当時はまだ若手女優だったジュノー・テンプルですが、ベテラン女優であるイメルダ・スタウントンとレスリー・マンヴィルに負けないほどの、独特の存在感で話題となりました。
ここからは、ジュノー・テンプルの現在の姿を見てみましょう。




『マレフィセント』公開当時は24歳、2025年9月時点では36歳のジュノー・テンプル。公開当時の姿は、20代ならではのフレッシュさが感じられるキュートな笑顔に癒されます。
アラフォー世代に突入した現在は、スリットやミニ丈などの大胆なドレスからアクティブ感のあるカジュアルスタイルまで、幅のあるコーディネートを着こなすおしゃれなレディに進化しています。
ブレントン・スウェイツ(フィリップ役)
最後は、オーロラと出会う人間の王子を演じたブレントン・スウェイツの公開当時の姿を見てみましょう。

ブレントン・スウェイツは、隣接する国の王子、フィリップを演じました。「真実の愛のキス」によってオーロラを目覚めさせる……と思われたフィリップですが、思わぬ展開が待ち受けていました。出番は控えめだったブレントン・スウェイツですが、『マレフィセント』への出演がきっかけで世界的な知名度を獲得しました。
ここからは、ブレントン・スウェイツの現在の姿を見てみましょう。




ジュノー・テンプルと同じ1989年生まれのブレントン・スウェイツ。24歳だった『マレフィセント』公開当時は、“白馬の王子様”としてブレイクしたのもうなずける、端正な顔立ちの青年。
2025年9月現在は36歳、アラフォー世代になっています。フレッシュな王子さまの姿から、髭がよく似合う大人の男性に大変身。髭とロングヘアの影響か、当時と比較すると雰囲気が大きく変わっています。
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『マレフィセント』のトリビア、知識
ここからは、『マレフィセント』にまつわるトリビアをご紹介します。
『マレフィセント』は何が話題になった?
『マレフィセント』では、アンジェリーナ・ジョリーと当時交際中だったブラッド・ピットの間に生まれたヴィヴィアン(公開当時5歳)が幼児期のオーロラを演じたことも大きな話題となりました。
当初は別の子役が演じる予定だったものの、マレフィセントの風貌を怖がる子役が続出。そこで、全く怖がらなかったヴィヴィアンが急遽キャスティングされたのだそう。「恐ろしい風貌」を具現化したマレフィセントのメイクや衣装も、ヴィヴィアンにとっては「大好きなママ」に変わりなかったのかも…という、メディアや映画ファンの声が上がりました。
『マレフィセント』はどれくらいヒットした?
『マレフィセント』は、世界中の映画ファンやファミリー層、特に女性から絶大な支持を受けました。世界全体の興行収入は7億5800万ドルを突破したといわれています。北米地域では2億2600万ドルを突破、公開初週だけで6940万ドルに上りました。
日本でも、65億4000万円を稼ぎ出す大ヒットを記録。興行通信社の統計によると、公開初週だけで6億9100万円を突破。同じディズニー映画で、同年3月に公開され社会現象となっていた『アナと雪の女王』の週末興行成績ランキング連続1位の記録を10週でストップさせました。
『マレフィセント』が起こしたブームは?
それまで“悪役”として描かれていたキャラクターを主人公に据えた『マレフィセント』の大ヒットによって、「主人公は正義の味方」という風潮を見直す動きが広まりました。悪役が「悪役」たる理由を掘り下げる作品が増加する要因になったとも言われています。
さらに、『マレフィセント』の公開以降、ディズニー・アニメーション映画の実写リメイクが急増しました。そのうち、2017年公開の『美女と野獣』、2019年公開の『アラジン』と『ライオン・キング』、2025年公開の『リロ&スティッチ』は興行収入が10億ドルを突破する歴史的大ヒット作となりました。
『マレフィセント』の現状は?
『マレフィセント』公開から約5年5か月後の2019年10月18日、続編となる『マレフィセント2』が日米同時公開されました。『マレフィセント』のストーリーから数年後の世界を描いており、平和になったはずの人間の国と妖精の国で、再び争いが勃発するという内容です。
2023年には、さらなる続編として『マレフィセント3(仮題)』の製作が決定し、アンジェリーナ・ジョリーがマレフィセント役を続投するという報道がありました。その後は続報がないものの、2025年9月19日に『金曜ロドショー』(日本テレビ)でノーカット放送され、SNSでも話題が再燃。今後の動向に期待です。
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- Precious.jp編集部
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