「間怠い」ってなんと読む?「あいだおこたい」ではありません!
明日、10月9日は『トランクルームの日』です。「ト(10)ランク(9)ルーム」の語呂合わせで日付が選ばれました。トランクルームは、収納スペース不足に悩んでいる個人や企業を大正に、スペースを間借りできるサービスですので、本日は「間」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「鈍間」ってなんと読む?
「鈍間」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「動作や頭の動きが鈍いこと。また、そのさま」などを意味する言葉です。
<使用例>
「私って腰が重いというか、新しいことを始めるときは、尻込みしてつい鈍間になってしまうの」

…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は… 鈍間(のろま) です。

「鈍」は音読みの「ドン」、訓読みの「にぶ(い)」が常用漢字の範疇ですが、「のろ(い)」という読み方もございます。言葉自体はポピュラーですし、字の意味合い的にもわかりやすい読み方ですので、大人の教養として読めるようにしておきたいところです。
では、二問目にまいりましょう。
【問題2】「間怠い」ってなんと読む?
「間怠い」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「てまどって遅い。また、動作や反応が鈍く感じられて、じれったい。手ぬるい。はがゆい」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「分厚い資料を渡されても、間怠っこしいだけ。要点を簡潔にプレゼンして欲しいわ」

さて、正解は?
※画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は… 間怠い(まだる-い) です。

「間(ま)が入って、だるい」という構成で「間怠(まだる)い)」です。口語でまま耳にする「まだるっこしい」や「まどろっこしい」は、この言葉の音変化なのです。
***
本日は10月9日、『トランクルームの日』にちなんで、「間」という字の入った日本語から、
・鈍間(のろま)
・間怠い(まだる-い)
の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱