イベントで輝くスタイルも、静かに自分軸に戻りたい日も… ブラックはその懐の深さで、忙(せわ)しない12月のムードをしなやかに支えてくれます。選択肢の広がる色だからこそ、質感やテイストを自由にミックスし、お洒落心も同時に満たして。
■1:オリヴィア・ホルトは…ピンと背筋を伸ばしたいに日は、潔いミニマルシックに任せて
2025年11月、NYでキャッチされた俳優、歌手のオリヴィア・ホルト。背筋を伸ばしたい日には、シンプルにまとめた潔い黒の上下に、緊張感のあるレザーコートをレイヤード。モダンな印象がきわ立つから、ちょっとしたお呼ばれのシーンでも凛とした存在感をアピールできます。スターラップレギンスを採用すれば、少しの抜け感が生まれ余白を生み出すことに成功。ニュアンスを残したまとめ髪とゴールドのビッグフープイヤリングで華やかさをひとさじ。
■2:ミルヤ・クラインは…ゆるっとシルエットでひと呼吸。お洒落心は忘れずに
2025年11月下旬、ミュンヘンでスナップされたインフルエンサーのミルヤ・クライン。残りの12月を乗り切るために、ひと呼吸置く日も大切。そんな日は、ゆるりとした形のブラックコーディネートに身を委ねて。リラックス気分を後押しするボーダーカットソーは、細めのピッチをセレクトすれば大人らしさをキープできます。そこにパイピングが効いたダウンジャケットを重ね、小気味よく。締め付けのないローライズのワイドパンツが、エフォートレスなムードを加速させます。オールブラックだからこそけっしてラフに傾かず、都会的に着地。
■3:デミ・ムーアは…オフィスでもイベントでも映える洗練ブラックを活用
2025年11月、愛犬ピラフと一緒にNYの街中に現れたデミ・ムーア。オフィスでも浮かず、イベントシーンでもしっかり華やげる。そんな二軸を実現するなら、頼れるのはやっぱり安心感のあるブラック。ストライプシャツにメランジのジップアップニット、さらにレザーブルゾンを重ねて表情豊かに。仕上げに選んだのは、レザーとレースという相反するふたつが組み合わさった、感性を刺激するようなプリーツスカート。黒でまとめていること、レザーで統一していることが作用して、調和の取れた辛口エレガントが完成しました。
慌ただしい年末に向く「ブラック」の装いを3選ご紹介しました。シーンだけでなく、心にも寄り添ってくれるような万能カラーを使って、残りの12月をしなやかに乗り切りましょう。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香

















