圧倒的な非日常を提供する「星のや」の始まりの地、長野県・軽井沢。「軽井沢野⿃の森」に⾯した谷あいに位置する「星のや軽井沢」では、2025年12月3日(水)から2026年2月28日(土)までの期間限定で、新たな食のプログラム「冬山の饗宴」が開催されています。
豊かな自然に恵まれた信州では、古くからジビエが食文化として根付いてきました。本プログラムは、滞在中にメインダイニング「日本料理 嘉助」と、一軒家レストラン「ブレストンコート ユカワタン」のふたつのダイニングを巡り、鹿肉や穴熊などのジビエを和洋異なる仕立てで味わい尽くすという贅沢な内容です。
また、害獣駆除を“山の恵み”として味わうために、ジビエの新たな可能性を異なるアプローチで探求するという側面もあるのだとか。
趣の異なるふたつの美食空間で体験する、冬ならではのジビエ料理をご紹介します。
「星のや軽井沢」日本料理とフレンチで味わう冬のジビエ
今回のプログラムの最大の特徴は、2日間にわたり和と洋、それぞれのシェフが趣向を凝らしたジビエ料理を楽しめる点にあります。
■1:メインダイニング「日本料理 嘉助」の「山のジビエ懐石」
「日本料理 嘉助」で提供されているのは、全4品のジビエ料理を含む「山のジビエ懐石」です。
メインディッシュとなるのは「鹿肉の酒粕窯焼き」。麹やりんごを使った秘伝のタレに漬け込み、低温調理で柔らかく仕上げた鹿肉を、吟醸酒粕の窯で焼き上げた一品です。
使用されている鹿肉は、11月から2月の狩猟期間に獲れたもので、熟練のハンターが処理を行うため臭みがなく、滋味深い味わいが特徴。酒粕は、信州・佐久を代表する蔵元「橘倉酒造」のもの。酒粕の上品な香りと深いコクが加わり、鹿肉との意外な組み合わせから生まれる風味豊かな味わいを堪能できます。
このほかにも、蕪の中に鹿肉の真丈を射込んだ椀盛や、穴熊を甘辛く煮込んだ「穴熊のみぞれ小鍋仕立て」などが登場し、日本料理ならではの繊細な技術でジビエの魅力を引き出しています。
■2:フレンチの伝統技法で食す「ブレストンコート ユカワタン」の「王様のジビエ」
「ブレストンコート ユカワタン」では、かつて王侯貴族のために振る舞われた特別料理をイメージした「王様のジビエ」をコースで提供しています。 注目は、鹿や猪、山鳩など数種類のジビエをパイで包んだ「パテ・ド・ロワ」と、穴熊や雷鳥などを使用した「ジビエ・ア・ラ・ロワイヤル」です。
味の決め手となるのは、ジビエのフォン(出汁)と赤ワインをベースに、スパイスやチョコレートを加えて作られる特製ソース。完成までに1週間もの時間を要するというこのソースが、ジビエの持つ力強い旨味を一層引き立てます。 最新の技術と伝統的なフランス料理の技法を駆使し、鹿肉などの繊細な味わいを最大限に表現した一皿をぜひ楽んで。
■3:夕暮れの絶景と共に楽しむ「食前の一席」
食事の前には、星のや軽井沢を象徴する棚田の景色を一望できる「棚田ラウンジ」にて、特別な「食前の一席」が用意されています。
こちらで振る舞われるのは、猪肉を使った一口サイズのおやき。火鉢に乗せて温かい状態で提供されます。夕日に染まりゆく美しい棚田の冬景色を眺めながら、熱々のジビエ料理を一口。静寂に包まれた空間で、ディナーへの期待を高める優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
「冬山の饗宴」は、公式サイトにて10日前24:00までに要予約。1日1組(2〜4名)限定の貴重なプランのため、早めのチェックがおすすめです。 冬の軽井沢で、命の恵みに感謝しながら味わう極上のジビエ体験。大切な方と、心に残る美食の旅に出かけてみませんか。
問い合わせ先
- 星のや軽井沢
- 「冬山の饗宴」
- 期間/2025年12月3日(水)〜2026年2月28日(土)※除外日あり
- 料金/1名 ¥60,500(税・サービス料込み)※宿泊料別
- 場所/星のや軽井沢(日本料理 嘉助、ブレストンコート ユカワタン、棚田ラウンジ)
- TEL:050-3134-8091(星のや総合予約)
- 住所/⻑野県軽井沢町星野
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- TEXT :
- Precious.jp編集部

















