一点効かせるだけでも、装いの印象を大きく変えてくれる「赤」。今回ご紹介する3人のセレブは、赤の分量をそれぞれ異なるバランスで取り入れながら、印象的な着映えを叶えていました。

■1:エルザ・ホスクは…【赤30%】小物をアクセントにしてモノトーンをクリスマス仕様に!

首にあしらった赤と緑のスカーフがクリスマスにぴったり。
首にあしらった赤と緑のスカーフがクリスマスにぴったり。
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2025年12月5日、LAで開催された「ラルフ ローレン」のホリデーイベントに姿を見せたエルザ・ホスク。ミニマルシックを得意とする彼女は、白のタートルニットとパンツに、黒のレザーブルゾンとブーツを合わせたモノトーンスタイルで登場しました。シーズンレスな無彩色コーディネートも、赤のベレー帽やスカーフ、バッグを添えることで、一気にクリスマスムードへとシフト。凛としたフォルムのレザーハンドバッグを選べば、ポップには転ばず大人ならではの品格をしっかりとキープできます。

■2:ケルシー・メリットは…【赤60%】チェック柄ポンチョが運ぶ、ホリデーシーズンの高揚感

ポンチョがほっこりしないよう、ツヤのあるクラッチバッグを抱えてこなれ感をアピール。
ポンチョがほっこりしないよう、ツヤのあるクラッチバッグを抱えてこなれ感をアピール。

2025年12月5日、エルザ・ホスクと同じイベントに姿を見せたケルシー・メリット。トップスからシューズまで黒で繋いだコーディネートは、端正なジョッキーブーツがトラッドなムードを添えています。そこへ鮮やかな赤のチェック柄ポンチョをふわりと重ね、ぬくもりとともにホリデーシーズンの特別感を表現。華やかさを備えながらも、ベースと同じ黒を含んだチェック柄だからこそ、トゥーマッチにならず洗練された印象にまとまっています。

■3:シドニー・スウィーニーは…【赤100%】祝福感をまといながら深い色で大人顔に

濃い色を前面に持ってきて、奥行きを作りながらシックに。
濃い色を前面に持ってきて、奥行きを作りながらシックに。
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2025年12月3日、NYの街中でキャッチされたシドニー・スウィーニー。最新主演映画『The Housemaid(原題)』のプロモーションで各地を巡るなか、赤を主役にした印象的なスタイルを見せてきました。この日は、渋い赤の濃淡を効かせたワンカラーコーディネートを披露。赤のなかでも深みのあるトーンをセレクトすれば、大人にふさわしいマチュアな魅力が発揮されます。クラシカルなコートと直線的なフォルムのバッグが作用して、スタイリッシュな印象に着地。


海外セレブたちの「赤」を効かせたクリスマスルックを3選ご紹介しました。一年の終わりに向かうこの季節、装いに赤を効かせて特別感のあるムードを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香