エレガンスとは何か? 常に理想の女性像を追い求めてきたPreciousは、22年という歴史のなかで、さまざまな女性たちから多くのことを学んできました。凛とした姿勢、品格ある立ち居振舞、矜持に満ちた生き方…。

『Precious』4月号では〈創刊22周年企画〉として【「美しい佇まい」こそ、真のエレガンス】と題して、創刊以来語り継いできたPreciousの美意識、そこに漂う「美しい佇まい」について、改めて考えてみました。

今回はそのなかから、Preciousが注目してきた、世界のトップキャリアが魅せる「新しいリーダー像」をお届けします。

女性たちの社会的活躍に勇気づけられて。世界のトップキャリアが魅せる「新しいリーダー像」

働く女性に寄り添う雑誌として、Preciousは女性リーダーたちの活躍にも目を向けてきました。特に働き方が大きく変わったコロナ禍以降、その存在感は増すばかり。現代のリアルリーダーたちの佇まいに迫ります。

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上から/注目すべき世界の女性リーダーを、厳選して紹介。(2020年11月号)
現代のリアルリーダーたちの、着こなしと心意気を分析。(2021年4月号)
世界で活躍するBOSSを参考に、今どきの仕事服を考察。(2024年5月号)

22年の間に働く女性とそれを取り巻く環境は大きく変化しました。そして、時代を象徴する新しいリーダーたちも次々に誕生。特に世界が一変したコロナ禍以降、魅力的な女性リーダーの活躍が顕著になっています。 

首相を務めていたジャシンダ・アーダーンやサンナ・マリンは、コロナ禍で手腕を発揮。未曽有のパンデミックで人々が不安に苛まれるなか、冷静かつ的確な判断と、国民に寄り添う姿勢や思いやりのある言葉で勇気づけ、称賛を集めました。彼女たちは、キャリアと育児を両立させたという共通点もあり、これからのリーダーのあり方を世間に示したのです。 

ダークスーツ姿の男性中心の社会のなか、ときに鮮やかなジャケットで、ときにスニーカーの足元で、アクティブに行動する女性たちの佇まいは、私たちの目には「美しいエレガンス」として焼き付きました。しなやかに、自分らしさも貫く彼女たちが、これからも時代を担っていくのでしょう。

【Christine Lagarde(クリスティーヌ・ラガルド)】自分らしさ溢れる自由なキャリアスタイルの先駆者

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クリスティーヌ・ラガルド

弁護士として活躍したのち、政界に転じる。女性初のIMF(国際通貨基金)専務理事などを経て、2019年女性初の欧州中央銀行総裁に就任。知性溢れるふるまいやリーダーシップに加え、抜群のファッションセンスも注目の的。ツイードジャケットや使い込まれたブランドバッグ、プリントスカーフを華麗に取り入れるスタイルは格別。

【Jacinda Ardern(ジャシンダ・アーダーン)】リーダー業と母親業どちらも諦めない強さに共感

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ジャシンダ・アーダーン

コロナ禍で優れたリーダーシップを発揮し、注目を集めたニュージーランド元首相のアーダーン。2017年当時、史上最年少の37歳で首相に就任。現職首相として世界で初めて産休・育休を取得し、母親業とキャリアを両立させるなど、世界中の働く女性たちに勇気を与えた。政治家らしからぬリラクシングな装いも革新的だった。

【Sanna Marin(サンナ・マリン)】古い価値観にとらわれないミレニアム世代の代表格

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サンナ・マリン

フィンランド前首相のマリンは、世界最年少の34歳にして、2019年首相就任。国内でも国際的にも注目を集める存在であり続け、発足当時19人のうち12人が女性閣僚という、女性が率いる内閣をつくり上げたことでも話題に。政策では、社会的格差の是正やジェンダー平等を強く訴え躍進。ジャケットの着こなしにも圧倒的センスが光る。

【Kamala Harris(カマラ・ハリス)】笑顔輝く溌剌とした佇まいで新時代のリーダー像を確立

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カマラ・ハリス

2024年に女性初の米国大統領を目指したハリスは、ジャマイカ系黒人の父とインド系の母をもつ移民2世。検察官として活躍したのち、カリフォルニア州上院議員に。2021年には、女性・アフリカ系・インド系アメリカ人初の副大統領に就任。大統領選挙演説時の定番であった、“コンバース”のスニーカー×ジャケットスタイルも注目された。

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PHOTO :
小池紀行(CASK)、Getty Images
EDIT&WRITING :
奥山碧子・喜多容子(Precious)
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