「ブルガリ」の不朽のアイコンである『セルペンティ』 ── 「永遠の再生」というその本質を捉え、よりモダンでアヴァンギャルドな雰囲気を携え2025年に誕生した『セルペンティ エテルナ』。発表から1年を経てこの春、色彩豊かなカラージェムを纏ったピンクゴールド、そしてフォルムの美しさがより強調されたイエローゴールド、ふたつの新作が登場しました!
カラージェムの色彩と輝きに溢れた比類なきクリエイション
その流麗な肢体に、溢れるばかりの豊かな色彩を纏った世にも美しい蛇! 昨年の発表時のホワイトゴールド、そしてピンクゴールドとダイヤモンドの組み合わせから一転、まずご紹介するのは、「色石の魔術師」の面目躍如たるピンクゴールドモデルです。
『セルペンティ エテルナ』の特徴であるケースと一体化したブレスレットに、まるで宝石のモザイクのように、大きさやカットの異なるジェムストーンを敷き詰め、この上なく華やかな輝きに満ち溢れています。
私はこのクリエイションを目にし、「ブルガリ」の、ウォッチメイキングへの気迫のようなものを感じました。想像してみてください。大きさやカットの異なる15種類もの色石をまず揃えること、そしてこうしてセッティングするのはどれだけ大変なことか!
やはり、色石の選定だけでも約185時間、さらにセッティングに約60時間もの時間が費やれているそう。
ダイヤモンドがパヴェセッティングされた文字盤を抱くケースは、蛇の頭の部分を大胆にデザイン化し、『セルペンティ エテルナ』の特徴であるグラフィカルな側面を強調しています。また、ブレスレットの内側に施された6角形のうろこ型のオープンワークによって光が透過。豊潤なクリエイティビティと軽やかなストラクチャーが生まれ、カラージェムの輝きをさらに増幅させます。
イエローゴールドの輝きとフォルムが際立つ極上のモダニティ
ふたつ目はまたガラリと雰囲気が異なる、太陽のような強い輝きを放つイエローゴールドモデルです。
これまでも「ブルガリ」のウォッチメイキングのテーマとしてクリエイションの核であり続けてきた「ゴールド」。このモデルでは、バングルブレスレットの両端 ── 蛇のグラフィカルな頭部から尾までのラインに沿って配されたダイヤモンドのラインが、イエローゴールドの色彩と輝きを際立たせ、文字盤のマザー・オブ・パールとノーブルなコントラストを描きます。
今回の新たな『セルペンティ エテルナ』の発表にあたり、ブルガリ ウォッチのプロダクト クリエイション エグゼクティブ ディレクターであるファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニはこう語っています。
「豊かな色石が描かれるキャンバスとなった『セルペンティ エテルナ』には、蛇が 象徴する変容や再生などが芸術的表現として昇華され、あらゆる要素に反映されています。蛇は究極的に本質的な部分で表現され、時代を超越したシンボル、比類なきシグネチャーとしての変貌をとげています。『セルペンティ エテルナ 』は クリエイションを超えた、もはやコンセプトと呼ぶべきものなのです」
タイムピースであると同時に、アヴァンギャルドなエレガンスを湛えた「デザインオブジェ」といえる『セルペンティ エテルナ』。『セルペンティ』というアイコンの「永遠の再生」がまた、美しく気高く具現化されました。
今回は「ブルガリ」から発表された、2モデルの『セルペンティ エテルナ』をご紹介しました。次回も引き続き「ブルガリ」から、同時に誕生した『オクト フィニッシモ』をお届けします。お楽しみに!
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- TEXT :
- 岡村佳代さん 時計&ジュエリージャーナリスト

















