精度や機能、実用性といった、時計に求められるスペックを追求する「質実剛健」さを、極上のエレガンスで包み込む「IWC シャフハウゼン」のウォッチメイキング ── それを体現するブランドのアイコンのひとつ、『インヂュニア・オートマティック 35』から、「プール・カラー」と名づけられた新色ダイヤルが登場しました!
世界のファッショニスタも一目置く、洗練の本格機械式ウォッチ
近年では日本でも女性ユーザーが増えつつある「IWC シャフハウゼン」ですが、このシリーズでご紹介するのは初めてなので、ブランドについて少しお話しさせてください。
「IWC シャフハウゼン」の創立は1868年。アメリカ・ボストン出身の時計師、フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズが、スイス北東部、ドイツとの国境に近いシャフハウゼンで、「インターナショナル・ウォッチ・カンパニー(IWC)」としてマニュファクチュールを創設し、その歴史をスタートさせました。
スイスの、いわゆる「名門」と謳われるウォッチメゾンの多くが、フランス語圏のジュネーブやジュラ山脈にマニュファクチュールを構えるなか、シャフハウゼンはドイツ語圏。その地理的背景が、「IWC シャフハウゼン」のウォッチメイキングに比類なき個性を与えているといっていいでしょう。
ひとことでいえば、スイスの伝統的な時計製造技術と、ドイツ的な、質実剛健たるエンジニア精神の完璧な融合。それこそがメゾンのアイデンティティであり、現在はそのフィロソフィを継承しながら、モダンで洗練されたデザインの本格機械式時計の数々を展開しています。
この『インヂュニア』は、メゾンを代表するコレクションのひとつ。
オリジナルモデルとなる『インヂュニアSL』が誕生したのは1976年のこと。デザインは、「パテック フィリップ」の『ノーチラス』や「オーデマ ピゲ」の『ロイヤル オーク』など数多くの名品を遺した伝説的時計デザイナー、ジェラルド・ジェンタが手掛け、現在隆盛を誇るラグジュアリースポーツウォッチの祖のひとつとして時計史に刻まれています。
そのデザインコードと独特の美学を受け継ぎ、2023年、『インヂュニア・オートマティック 40』として復刻。以来、徐々にコレクションを拡充し、2025年、女性の手首にもしなやかにマッチするサイズの『インヂュニア・オートマティック 35』が誕生しました。
手元に個性と程よいフェミニニティを添える「プール・カラー」
ベゼルにリズミカルに配された5つのビスや、ケースと一体化したブレスレットといったオリジナルモデルのデザインコードを受け継ぎながら、35mmというサイズ感によってよりモダニティが漂う『インヂュニア・オートマティック 35』。文字盤は、『インヂュニア』の特徴的なディテールのひとつである格子状のパターンによって、単色では生み出せない奥行き感と洗練されたムードをもたらします。
今回は、「IWC シャフハウゼン」のラグジュアリースポーツウォッチ『インヂュニア・オートマティック 35』の新作をご紹介しました。次回は「オーデマ ピゲ」の『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック』から登場した天然石文字盤の素敵な新作をお届けする予定です。お楽しみに!
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- TEXT :
- 岡村佳代さん 時計&ジュエリージャーナリスト

















